トヨタの斬新「黒いクラウン“クロスオーバー”」がスゴい!? 特別「専用カラー」×上質内装がカッコいい！極上の特別仕様車「リミテッド マットメタル」の魅力とは

■マットメタルの「クラウンクロスオーバー」

　トヨタは2025年1月7日、「クラウンセダン」の特別仕様車「THE LIMITED-MATTE METAL」（以下、マットメタル）を発表しました。
　
　専用カラーと上質内装が際立つ特別モデルですが、これは16代目クラウンのクロスオーバー、スポーツでも展開されてきたもので、今回のセダンが第3弾となります。
　
　極上の「マットメタル」仕様が初登場したクラウンクロスオーバーとは一体どのようなクルマだったのでしょうか。

　トヨタ「クラウン」は初代モデルが1955年に登場。初の量産型乗用車として「日本の道路を走っても、乗り心地のいいクルマを開発する」というコンセプトのもとに誕生しました。

　同社を代表するブランドとしてロングセラーとなり、2022年7月に16代目の現行型へフルモデルチェンジしました。

　その16代目では、従来からの「クラウンセダン」に加え「クラウンクロスオーバー」「クラウンスポーツ」の新たなタイプも登場しました。それだけなく、今後は「クラウンエステート」も登場予定となっています。

　さらに2023年10月には、初のクラウンのブランド旗艦店「THE CROWN」がオープン。

　そこでクラウン愛好家をはじめとする来店客と、スタッフとのあいだでさまざまな意見や要望を取り入れた結果、生まれたのがこの特別仕様車「マットメタル」シリーズだといいます。

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　マットメタルの第1弾となったクラウンクロスオーバーは、2.4リッターターボハイブリッドを搭載する最上級グレード「RS アドバンスド」がベースとなっています。

　最大の特徴は、その名のとおり特別なボディカラー「マットメタル」です。ツヤなし＋メタリックの塗装が、まさに高級感かつ圧倒的な存在感を醸しだします。

　マット表面には特別に開発されたマット用コーティングが施されているため、マット塗装に特有の手入れの難しさやホコリの付きやすさの心配はありません。

　さらに内装も特別な「ブラックルーミッシュ」というカラーで統一されています。これだけなく、さらなる高級感を与える専用レーザー加飾をインパネにあしらい、ドアハンドルやシフトノブ、ハンドルなどにもウォームスティール加飾、助手席側のインパネに施されています。

　ハンドルのグリップ部分とシフトノブには「ディンプル加工」によって細かい凹凸デザインが施されているほか、ハンドルのステッチは「かがり縫い」を採用。また運転席と助手席は本革のスポーツレザー仕様に、レッドステッチ加工でスポーティな雰囲気を高め、走る楽しさも演出しています。

　21インチホイールにもマットブラック塗装を採用。さらにサイドガーニッシュもオプションでピアノブラックから同じくマットブラックへ統一させることが可能です。

　安全機能や運転支援機能も充実しており、通常グレードではパッケージオプションとなっている、緊急時操舵支援＋フロントクロストラフィックアラート＋レーンチェンジアシストや「トヨタチームメイト」をはじめとした駐車・走行支援の機能、ドライブレコーダー（前後方）といったアイテムが、マットメタルでは標準装備となっています。

　クラウンクロスオーバー RS アドバンスド ザ リミテッド マットメタルの販売価格（消費税込）は750万円。ブランド旗艦店「THE CROWN」でのみ販売されています。

Comments

[ike********]

元自動車会社で設計部門に長年いましたが、安全考えればドイツ車です。
基本的に国産車よりも安全です。
トヨタといえども、ドアヒンジ見れば一目瞭然。
企業トップや医師がドイツ車を好むには高級車という以外にこのような理由があります。
アウトバーンでクラッシュしたことを考えて設計されているドイツ車と安全基準満たせば十分という国産車の設計思想の違いです。
安全は全てに優先するということですね。