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SUBARUのAWD車誕生50周年を祝う特別仕様車「XT-EDITION」が登場

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SUBARUのAWD車誕生50周年を祝う特別仕様車「XT-EDITION」が登場

 SUBARUは2022年12月22日、フォレスターの特別仕様車「XT-EDITION(XT-エディション)」を発表した。車両価格は335万5000円(パワーリアゲート装着車341万円)に設定する。

 今回の特別仕様車は、SUBARUのAWD(4WD)車誕生50周年を記念したアニバーサリーモデルに位置する。時は1971年3月。SUBARUの旧称である富士重工業に、ディーラーの宮城スバルから「これを量産できないか」といって、ff-1ベースの4WD車が持ち込まれる。FRの日産ブルーバードのデフおよびドライブシャフトを使ったこの改造車は、宮城スバルの大口顧客の東北電力から依頼を受け、共同で開発していった製品だった。富士重工業の社内では4WD車の量産に反対意見もあったが、市場調査である程度の需要が見込めることがわかり、本格的な開発にGoサインが出る。そして1971年10月開催の東京モーターショーで、ff-1・1300Gエステートバン4WDを披露。このときに20台あまりが製作され、東北電力などに限定販売された。そして、この10カ月後の1972年8月、本格量産車のレオーネ4WDエステートバンが市場に放たれたのである。

SUBARUクロストレックの日本仕様の価格が発表。グレードはツーリングとリミテッドを設定

 特別仕様車のXT-EDITIONは通常モデルのSPORTグレードをベースに、アウトドアでの使い勝手を高める装備群やアウトドアシーンを想起させる内外装デザインを採用したことが特徴である。

 まずエクステリアでは、無塗装ブラック(幾何学テクスチャー)のウイングとブラック塗装の枠で構成した専用フロントグリルやダークメッキのフロント6連星エンブレム、ブラック塗装加飾付フロントフォグランプカバー、無塗装ブラック(幾何学テクスチャー)ドアミラー、ブラック塗装加飾付リアバンパーガード、ブラック塗装リアガーニッシュ、ブラック塗装ルーフスポイラー、ブラック塗装ルーフレールを特別装備。足もとにはダークメタリック塗装18インチアルミホイール+225/55R18オールシーズンタイヤを装着する。ボディカラーは北米向けモデルで採用し、日本向けでは初設定となるガイザーブルーのほか、クリスタルホワイトパール、マグネタイトグレーメタリック、クリスタブラックシリカという計4色をラインアップした。

 インテリアに関しては、ブレイズガンメタリック塗装インパネ加飾パネルやアルミ調&表皮巻センタートレイ加飾(シルバーステッチ)、ブレイズガンメタリック塗装ベンチレーショングリル加飾(前席&後席)、ブレイズガンメタリックリングのメッキインナードアハンドルなどを採用して特別感を強調。また、撥水ファブリック/合成皮革シート[ブラック/ブラック](シルバーステッチ)にラゲッジスムーザー機能付の撥水カーゴフロアボード、LEDカーゴルームランプ/LEDリアゲートランプを配して、アウトドアでの利便性を向上させる。さらに、先進安全運転機能としてアイサイトセイフティプラス(視界拡張)[フロントビューモニター/スマートリアビューミラー]を標準で組み込んだ。

 パワーユニットはベース車のSPORTグレードと基本的に共通で、CB18型1795cc水平対向4気筒DOHC16VデュアルAVCS直噴ターボ“DIT”エンジン(最高出力177ps/5200~5600rpm、最大トルク30.6kg・m/1600~3600rpm)+リニアトロニック(8速マニュアルモード付)を搭載。駆動機構にはアクティブトルクスプリットAWD[電子制御AWD]を採用し、WLTCモード燃費は13.6km/リットルを実現した。

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みんなのコメント

7件
  • ガンダム臭キツ過ぎ
  • スバルは本当に良い車を作るけれど、正直日本では時代に乗り遅れている感が強く、ガワをリフレッシュさせた車しか出せないからキツいね。デザインさえ良ければもう少し売れると思うけれど、このクオリティだと。。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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