角田裕毅を起用した方がよかったんじゃ……マクラーレンCEOの発言をローソン気にせず「彼と話したこともないよ」

レッドブルのリアム・ローソンは、マクラーレン・レーシングのザク・ブラウンCEOが「レッドブルは角田を起用するべきだった」と発言したことについて、特に気にしていないようだ。

今季からレッドブルに加わることになったローソンにとって、その初戦となったオーストラリアGPは散々なモノだった。予選ではまったく速さを見せられず、18番手でQ1落ち……後ろにはハース勢の2台しかいないという状況だった。決勝レースでも浮上のきっかけを掴めず、最終的にはクラッシュしてリタイア。チームメイトのマックス・フェルスタッペンに、圧倒的な差をつけられた。

ローソンは、昨年RBでチームメイトだった角田裕毅との椅子取り合戦に勝ち、今季のレッドブルのシートを掴んだ。そしてローソンが苦戦した一方、角田はRBから名称が変わったレーシングブルズで躍動し予選5番手、決勝でもチームの判断ミスで後退してしまうまでは、6番手や5番手と上位を走った。

これについて横槍を入れたのが、マクラーレンのブラウンCEOである。ブラウンCEOは角田の活躍を賞賛。「ユウキは素晴らしい仕事をした。そのパフォーマンスを見れば、彼がレッドブルにいるべき人物のように見える。彼らは時々、奇妙なドライバー選択をしているみたいだね」と、ローソンの苦戦を揶揄した。

ただ当のローソンは、このブラウンCEOの見解を気にしていない。第2戦中国GPのパドックで、ブラウンCEOの発言について尋ねられたローソンは、強気に次のように語った。

「正直に言って、ザクが何を言おうとも、どうでもいいんだ」

「僕は彼とは話をしていない。一度も話したことないと思う。そしてこの2週間は、SNSを見てもいない」

「良い週末を過ごすことは重要だ。そうすることが、僕らがここにいる目的だからね。1レースで悪循環に陥ることはないと思うけど、いずれにしても僕ら全員の期待は高い」

「メルボルンでは、個人的には期待を下回る走りしかできなかった。だから、良い週末を過ごせるように集中している」

Comments

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ザック「効いてる、効いてる」

[月光亀夫]

相方がフェルスタッペンということが問題だ。ローソンでは差がありすぎてワンツー不可能。ホーナーが角田嫌いならベッテルに復帰してもらったほうがマシだ