VW、「ゴルフRヴァリアント」を世界初公開

フォルクスワーゲンは、開催中のロサンゼルスモーターショーで、「ゴルフRヴァリアント」を世界初公開した。

「ゴルフRヴァリアント」は、コンパクトな本格スポーツモデル「ゴルフR」初のステーションワゴン仕様。搭載されるエンジンは、「ゴルフR」と同じEA88シリーズの先進的な4気筒ガソリン直噴ターボエンジンで、221kw/300ps（5500～6200rpm）を誇る。また、フルタイム4WDシステムの4MOTIONを標準装備し、6速オートマチックデュアルクラッチトランスミッションと組み合わされている。

また、オプションで注目なのが、第2世代のDCCダイナミックシャシーコントロールシステム。このDCCには、“Comfort”、“Normal”、“Sport”の3種類の走行モードが設定され、センターコンソールにあるタッチスクリーンの“ドライビングプロファイルセレクター”メニューから選択し、表示させることができる。“Sport”モードでは、よりダイナミックなハンドリング特性が得られる。同じくオプション装備となるドライビングプロファイルセレクターでは、合計4種類のドライビングプログラム（“Eco”、“Normal”、“Individual”、“Race”）が設定されており、さらにDCCと組み合わせて選択した場合には“Comfort”モードがプラスされて、合計5種類のドライビングプログラムとなる。

ラゲッジ容量は605Lを確保し、さらにリヤシートを折り畳めば、容量は最大1620Lまで拡大。インテリアで目を引くのは、ファブリックとアルカンターラを組み合わせたスポーツシート。オプションで、専用開発のナッパカーボンレザーパッケージも用意されている。

「ゴルフRヴァリアント」は、ヨーロッパで2015年春から販売開始予定となっている。