ダイハツ工業は11月5日、新型コンパクトSUV「ロッキー」を発表、同日販売を開始した。ロッキーは、ダイハツの新世代商品の第二弾となるクルマ。クルマの基本性能に大きく影響するプラットフォームを刷新し、DNGA(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)に基づく新世代プラットフォームを採用することで、コンパクトでありながら、広々したパッケージングやアクティブなデザイン、高い安全性の実現を図っている。
ロッキーが採用する新世代アーキテクチャーは、新世代商品の第一弾として登場した軽自動車「タント」とベースを共用する。そのコンパクトモデル向けプラットフォームを活用し、全長3995mm×全幅1695mm×全高1620mmという乗用車としては小柄なボディサイズでありながら、前後席間の距離が900mm、最大荷室長755mm、荷室容量369リッターという広々した室内空間を実現したのがひとつの大きなポイント。
なお5ナンバーサイズのコンパクトSUVという点では「スズキ クロスビー」や「スズキ ジムニーシエラ」あたりが挙げられるが、それらに比べるとロッキーの全長は235-445mmほど長い。とはいうものの、競合する可能性はありそうだ。
デザインは、SUVらしいフォルムに、17インチの大径ホイールを組み合わせており、力強い印象。シート高は665mmと標準的な乗用車よりやや高めに設定され、見晴らしがよく、運転のしやすいポジションとしている。
またエクステリアは、ブラック塗装のエアロパーツやメッキ加飾で上質に仕上げた「エレガンススタイル」とサテンシルバーを基調にレッド加飾をあしらった「パワフルスタイル」、車体色に合わせたエアロパールでスポーティに演出した「スポーティスタイル」の3タイプを用意し、好みに応じて選択可能とした。
エンジンは、1リッターターボとCVTの組み合わせ。ターボ過給により、1.5リッタークラスの動力性能を実現している。駆動方式は2WD(FF)と4WDの2種類を揃える。スペックは最高出力98ps、最大トルク140Nmで、WLTCモード燃費は18.6km/L(2WD)となっている。なお4WD車の4WDシステムは、後輪の駆動力を状況に応じて変化させることで、燃費と走行安定性の向上を図った「ダイナミックトルクコントロール4WD」を採用する。
装備面では、ドライバーの状況を家族などの見守り者にメール送信する「見えるドライブ」や、駐車位置やガソリン残量等をスマホで確認できる「見えるカー」、点検時期などをディスプレイへの表示とメール送信で伝える「つないでケア」など、通信機能によりカーライフを充実させる「ダイハツコネクトサービス」を始めて採用。さらにミラーの死角の車両の存在を伝えるブラインドスポットモニターや、後方を横切る車両を検知するリアクロストラフィックアラートなど、安全装備も充実させた。
なおロッキーという車名は、ダイハツが1990年に登場させたコンパクトクロカン4WDにも使われていた。ニューモデルはトヨタ自動車へのOEM供給も行われ、トヨタブランドからは「ライズ」の名で販売される。
価格は170万5000円~242万2200円。詳細は下記のとおり。
【L】
2WD:170万5000円
4WD:194万4800円
【X】
2WD:184万8000円
4WD:208万6700円
【G】
2WD:202万2000円
4WD:222万4200円
【Premium】
2WD:220万円
4WD:242万2200円
【お詫びと訂正】
記事初出時、Lグレード(4WD)の価格表記に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。(19.11.6)
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