スズキがフランクフルトモーターショーで欧州向け「バレーノ」を発表

スズキが、2015年9月15日から開催されている第66回フランクフルト国際モーターショーで、新型コンパクトカー「Baleno（バレーノ）」を発表した。

「Baleno」は、スタイリッシュなデザインや広い室内空間、新技術を調和させた、スズキが考える理想のコンパクトカーだという。新開発1.0L直噴ターボガソリンエンジン「BOOSTERJET（ブースタージェット）」と、1.2L「デュアルジェット エンジン」、マイルドハイブリッドシステム「SHVS」を搭載した1.2L「デュアルジェット エンジン」の3種類のパワートレインをラインアップする。

エクステリアは、「Liquid Flow（リキッドフロー）」をテーマにデザイン。全長3995mm×全幅1745mm×全高1470mm（SHVS搭載車は1460mm）で、全高を抑えて全幅を広くとり、スポーティながらも優雅なスタイリングとした。

インテリアは、前席ショルダールームと後席レッグルームに十分なゆとりを確保し、多彩なアレンジが可能な荷室スペースは355Lの容量を確保。また、ミリ波レーダー方式による衝突被害軽減システム「レーダーブレーキサポート」や、レーダーで前方車両との距離を測り自動で加減速するアダプティブクルーズコントロールのほか、車とiPhoneを連携させるApple CarPlay対応のスマートフォン連携ディスプレイなどの先進技術を採用している。

スズキは2016年春より欧州で「Baleno」の販売を開始する。