■ついに日産新型「サクラ」発表! リーフ、アリアに続く日産EV第三弾とは
2022年5月20日、日産は新型軽自動車「サクラ」を発表するとともに、2022年夏に発売することを明かしました。
同社として2010年の「リーフ」、2021年の「アリア」に続く電気自動車第三弾となるモデルです。
【画像】高級軽自動車、新型「サクラ」初公開! 豪華な内外装がスゴい! 軽を超えた実車を写真で見る!(40枚)
新型サクラは、100%電気で走るまったく新しい軽の電気自動車です。
軽自動車独自の小回り性能に加え、リーフの開発で培った技術をフル投入した電気自動車ならではの静粛性や力強くなめらかな加速を提供し、今後の日本のモビリティ社会を変革するモデルとして登場しました。
エクステリアは、次世代の日産らしさを感じさせるフロントフェイスと光るエンブレムを採用し、落ち着いた大人の雰囲気を感じさせるデザインに仕上げています。
軽自動車初となるプロジェクタータイプの3眼ヘッドランプや、バックドアには格子をヒントにしたワイドなLEDリアコンビネーションランプを搭載。
足元のホイールには、日本の伝統美を感じさせる「水引」からインスピレーションを受けたデザインを採用ししています。
インテリアは、7インチのアドバンスドドライブアシストディスプレイ採用のメーターと大画面9インチナビゲーションのふたつのディスプレイを水平方向にレイアウトを採用。
また、Nissan Connectナビゲーションシステムでは充電を考慮したルート設定機能や、緊急時のSOSコール、Apple CarPlayワイヤレス接続など、カーライフを快適にする多彩な機能を用意しました。
シートには、座り心地の良いソファーデザインの採用や、カッパー色のフィニッシャーを水平ラインに配置、室内をモダンで広がりのある空間へと仕立てることで、ワンランク上の品質感を提供します。
安全面では、高速道路単一車線での自動運転技術「プロパイロット」の採用に加え、駐車時にステアリング、アクセル、ブレーキ、シフトチェンジ、パーキングブレーキのすべてを自動で制御する「プロパイロット パーキング」を軽自動車において初搭載。これにより、街中から高速道路、駐車場に至るまで先進技術が運転をサポートします。
走行面では、最大195Nmのトルクを発揮するモーターと高度な制御技術により実現したすばやくなめらかな加速により、高速道路の合流も無理なくスムーズにおこなえるほか、モーターの構造を最適化することにより軽自動車として最高水準の静粛性を実現しました。
また、リーフe+にも搭載している最先端のリチウムイオンバッテリーを搭載。さらに搭載効率を高めるユニバーサルスタック構造により、広い室内空間を確保しながらも最大180km(WLTCモード)と、日常生活に十分な航続距離を確保するとともに高い信頼性を実現します。
さらに、バッテリーに蓄えた電気を自宅へ給電することで家庭の電力として使用することも可能なため、もしもの場合には「走る蓄電池」となり、非常時には約1日分の電力を賄うことが可能です。
新型サクラについて、日産の副社長・星野朝子氏は次のように述べています。
「サクラは、リーフ、アリアに続く、量販 3モデル目となる電気自動車です。軽自動車市場に初投入するこの電気自動車は、日本の自動車市場の常識を変えるゲームチェンジャーとなり、電気自動車の普及促進に弾みをつける存在になると確信しています」
なお、車名の「サクラ」は、「日本の電気自動車の時代を彩り、中心となる車になって欲しい」という願いから、日本を象徴する花である桜 に由来し、社員から募集して決まったと日産は説明しています。
※ ※ ※
新型サクラの価格は、「S」が233万3100円、「X」が239万9100円、「G」が294万300円となり、2022年夏頃の発売を予定しています。
なお、「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」を活用した場合、実質購入価格は約178万円(消費税込み)からとなる予定です。
●日産新型「サクラ」 主要諸元表
・バッテリータイプ:リチウムイオンバッテリー
・バッテリー総電力量:20kWh
・最高出力:47kW
・最大トルク:195Nm
・最高速度:130km/h
・航続距離 (WLTCモード):最大180km
・充電時間
普通充電8時間(バッテリー残量警告灯点灯位置から100%)
急速充電:約40分(バッテリー残量警告灯点灯位置から80%)
・ボディサイズ:全長3395mm×全幅1475mm×全高1655mm、ホイールベース2495mm
・車両重量:1070kg-1080kg
・荷室寸法107L
・乗車定員4名
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とかなら勝ち目あるな。