レクサスらしい走りと安全性
北米レクサスは2023年型UX 250hを発表した。都市部における利便性とドライビングダイナミクスに主眼を置いて改良が加えられたという。
【画像】レクサスUXとNXとRZ 小型SUVを比べる 全108枚
レクサスのチーフエンジニアである江本は、「新型UXhは、レクサスらしい走りと先進の安全装備をさらに進化させ、ハイブリッド車を中心とした電動車両の魅力を高めることを目的としています」と述べる。
世界中のユーザーに高級感と快適で安心安全な走りを楽しんてもらえるよう、徹底的なこだわりを持って開発したとのことだ。
米国市場においてはハイブリッドのパワートレインのみが用意され、カーボンニュートラルな社会に向けての取り組みを強化するとしている。
足回りをさらに洗練
レクサスは2023年モデルのUXhについて、ステアリングレスポンス、操縦安定性、乗り心地などのアップデートによりさらに洗練された走りを追求したという。
ボディのスポット溶接を20箇所追加したほか、電動パワーステアリングやショックアブソーバーのセッティングが変更されている。
また新開発された18インチのブリヂストン製ランフラットタイヤにより、騒音や振動が低減されたとのことだ。
さらにFスポーツを選択すれば、専用のホイールに加えてグリルやブラックアウトされた外装パーツにより外観のスポーティさが向上する。
ハンドリング重視のFスポーツ
Fスポーツハンドリングパッケージでは、パフォーマンスダンパーやアクティブ式可変サスペンションが標準装備される。
リアのパフォーマンスダンパーは車体のたわみや振動を吸収し、ハンドリングと乗り心地を向上させるという。
減衰力調整機能により大きなうねりと小さな凹凸が混在する路面でもフラットな姿勢を保つことができるようになったとのことだ。
さらに室内では専用スポーツシート、ステリング、シフトノブ、メーター、アルミ製ペダルなどが追加される。さらにオプションでシートヒーターやベンチレーション付きのシートが運転席と助手席に用意される。
マルチメディアや予防安全を強化
マルチメディアシステムも大きく進化している。より大画面かつ解像度が高められたタッチスクリーン式のシステムが搭載される。
インストルメントパネルやコンソール周りの形状やスイッチレイアウトが最適化され、キャビン全体の使い勝手が大きく向上したとのことだ。
多くのコネクテッドサービスも標準装備され、グーグルのPOIデータを用いたインテリジェント・アシスタント機能などが利用可能だ。
予防安全技術であるレクサス・セーフティ・システム2.5は単眼カメラとミリ波レーダーの性能が向上し、低照度化での自転車や歩行者の検知や交差点での右左折時の車両や歩行者検知などの対応範囲が広がっている。
車線の中央を走行するための操舵アシスト(LTA)もよりスムーズになったほか、ダイナミック・レーダー・クルーズコントロールの能力も大きく向上したとのことだ。
この新型レクサスUX250hは、2022年晩夏ごろの発売を予定している。
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上げたら?w