現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > スズキが新型モデルを世界初公開! ミドルクラス・クロスオーバーの新たな提案! 「SV-7GX」登場【EICMA2025】

ここから本文です

スズキが新型モデルを世界初公開! ミドルクラス・クロスオーバーの新たな提案! 「SV-7GX」登場【EICMA2025】

掲載 17
スズキが新型モデルを世界初公開! ミドルクラス・クロスオーバーの新たな提案! 「SV-7GX」登場【EICMA2025】

スズキの新たな「GX」が登場!

 スズキは、2025年11月4日から9日にかけてイタリア・ミラノで開催されているバイクの見本市「EICMA2025」で新型モデル「SV-7GX」を世界初公開しました。

【画像】世界初公開! スズキの新型モデル「SV-7GX」を画像で見aる

 SV-7GXは、「SV650」などに搭載された実績ある排気量645ccの Vツインエンジンを搭載したミドルウェイトスポーツクロスオーバーです。

 モデル名に付された「GX」の接尾辞が示す通り、スズキのラインナップにおいて最上位モデルの「GSX-S1000GX」に並ぶ、新たな選択肢として位置づけられています。

 搭載されるエンジンは、定評のある645cc Vツインの改良版で、最新のEuro5+排出ガス規制に対応し、最高出力は73PS、最大トルクは64Nmを発揮。効率と性能をさらに向上させるため、新設計のマグネトー、トランスミッションギア、エアボックス、ライド・バイ・ワイヤスロットル、排気システムが採用されています。

 車体にはスチールトレリスフレームを採用し、サスペンションにはKYB製を装備。長距離走行を快適かつ容易にするための上質な乗り心地を実現しています。

 また、795mmとアドベンチャーモデルとしては低めのシート高により優れた足つき性も実現されています。

 足回りには新開発の前後17インチ鋳造アルミホイールが装着され、タイヤにはピレリ・エンジェルGT2が組み合わされます。これらの装備がシャーシと連動することで、スポーティな要素をもたらしています。

 ライディングポジションは、高くて幅広のテーパー形状アルミ製ハンドルバーにより、ゆったりした快適な姿勢に設定。同時に、このハンドルバーはフロントタイヤに十分な重量を乗せることで路面感覚を生み出し、高速道路や幹線道路を離れたワインディングロードなどでもスポーティな側面を楽しめるよう設計されています。また、ハンドガードも標準で装備されます。

 電子制御面も充実しており、スマートフォン接続機能を標準装備。左ハンドルバーの直感的なスイッチギアから地図、連絡先、メッセージといった機能にアクセス可能です。これらの情報はすべてカラーTFTスクリーンに表示され、選択可能な3種類のスロットルマップや、オフ設定を含む3段階から選べるトラクションコントロール設定も確認できます。

左側にはUSB-C充電ポートも備えられており、電子制御パッケージにはシームレスなアップ/ダウンシフトを実現する双方向クイックシフターも標準で装備されています。

 風洞試験を経て開発されたボディワークは、悪天候からライダーを保護するとともに、空力効率を向上。スタイリングは上位モデルであるGSX-S1000GXのデザインを継承しています。

 燃料タンクの容量は17.4リットルで、灯火類はフルLED化、フロントには新設計のエアリアルが採用されており、コーナリング時の照明性能と視認性が向上しています。

 また、45リットルのトップボックス、ソフトパニア、タンクバッグ、ヒーターグリップがラインナップされ、ツーリング性能をさらに高めることが可能なアクセサリーも用意されています。

 なお、SV-7GXの価格は追って発表され、2026年夏以降に発売が予定されています。(バイクのニュース編集部)

文:バイクのニュース バイクのニュース編集部
【キャンペーン】第2・4金土日は7円/L引き!ガソリン・軽油をお得に給油!(要マイカー登録&特定情報の入力)

こんな記事も読まれています

全面刷新したホンダの原付二種スクーター!? 「ストリート」タイプも設定された「Vario 125」新型をインドネシアで発表!!
全面刷新したホンダの原付二種スクーター!? 「ストリート」タイプも設定された「Vario 125」新型をインドネシアで発表!!
バイクのニュース
希少な原付二種フルサイズネイキッドの2026年モデル登場!! “台形デザイン”のホンダ「CB125R」最新型を欧州で発表
希少な原付二種フルサイズネイキッドの2026年モデル登場!! “台形デザイン”のホンダ「CB125R」最新型を欧州で発表
バイクのニュース
ボバースタイルに現代の技術を凝縮!! 中国のバイクブランド「Voge」が新型クルーザー「CU625」発表
ボバースタイルに現代の技術を凝縮!! 中国のバイクブランド「Voge」が新型クルーザー「CU625」発表
バイクのニュース
30万円台で買えるホンダの「原付二種スクーター」!! ゆったり足元の「リード125」2026年モデル発売
30万円台で買えるホンダの「原付二種スクーター」!! ゆったり足元の「リード125」2026年モデル発売
バイクのニュース
充実装備の「3気筒」ツアラー登場!! トライアンフ「タイガースポーツ800ツアー」発売
充実装備の「3気筒」ツアラー登場!! トライアンフ「タイガースポーツ800ツアー」発売
バイクのニュース
「ジャックナイフしないIMU連動ABS」「元気なDOHCエンジン」ホンダ CB125Rの2026年モデルが欧州に登場
「ジャックナイフしないIMU連動ABS」「元気なDOHCエンジン」ホンダ CB125Rの2026年モデルが欧州に登場
WEBヤングマシン
どこでも速い!? 高速化するグラベルに挑む究極のレースバイク メリダ新型「ミッション」登場
どこでも速い!? 高速化するグラベルに挑む究極のレースバイク メリダ新型「ミッション」登場
バイクのニュース
「待ってろトレーサー9 GTとGSX-S1000GX」「SC77エンジンの最新作」ホンダが「CB1000GT」を本邦初公開
「待ってろトレーサー9 GTとGSX-S1000GX」「SC77エンジンの最新作」ホンダが「CB1000GT」を本邦初公開
WEBヤングマシン
ノートン「“新”スーパースポーツモデル」発表! 1200cc・V4エンジン搭載で206PS発揮! クリーンな外観の「Manx R」登場
ノートン「“新”スーパースポーツモデル」発表! 1200cc・V4エンジン搭載で206PS発揮! クリーンな外観の「Manx R」登場
くるまのニュース
国内導入前から注目高まる!? ドゥカティ新型「モンスター」に高評価 発売予定は2026年4月
国内導入前から注目高まる!? ドゥカティ新型「モンスター」に高評価 発売予定は2026年4月
バイクのニュース
新型GR GT、遂に登場! “トヨタ流スーパーカー”は高い快適性も魅力か
新型GR GT、遂に登場! “トヨタ流スーパーカー”は高い快適性も魅力か
GQ JAPAN
イギリス発祥の老舗ブランドが「“新型”アドベンチャーモデル」をイタリアで世界初公開! 「BSA」復活から第4弾となる「サンダーボルト」登場 その特徴とは?
イギリス発祥の老舗ブランドが「“新型”アドベンチャーモデル」をイタリアで世界初公開! 「BSA」復活から第4弾となる「サンダーボルト」登場 その特徴とは?
くるまのニュース
同じエンジンを搭載してるのに個性的! それぞれの魅力のタイプ際立つ ヤマハのミドルクラス「700ccシリーズ」3選
同じエンジンを搭載してるのに個性的! それぞれの魅力のタイプ際立つ ヤマハのミドルクラス「700ccシリーズ」3選
VAGUE
【欧州新車】ホンダ「X-ADV スペシャルエディション」次はトリコロールだ! アフリカツインみが高まるアドベンチャースクーター
【欧州新車】ホンダ「X-ADV スペシャルエディション」次はトリコロールだ! アフリカツインみが高まるアドベンチャースクーター
WEBヤングマシン
新「“5人乗り”オープンSUV」発表! カクカクボディ×斬新「ソフトトップ」採用! 800馬力「V8ターボ」エンジン搭載の“超高性能モデル”! 独国でブラバス「800カブリオ」登場
新「“5人乗り”オープンSUV」発表! カクカクボディ×斬新「ソフトトップ」採用! 800馬力「V8ターボ」エンジン搭載の“超高性能モデル”! 独国でブラバス「800カブリオ」登場
くるまのニュース
【トライアンフTIGER SPORT 800TOUR】登場。新型ミドルアドベンチャースポーツツアラー159万5000円で発売!
【トライアンフTIGER SPORT 800TOUR】登場。新型ミドルアドベンチャースポーツツアラー159万5000円で発売!
モーサイ
価格約100万円!? ホンダ「“新”原付二種ネイキッド」登場! “台形デザイン”と“本格的な足回り”で「バイク本来の乗る楽しさ」を提供 「CB125R」26年モデルを欧州で発表
価格約100万円!? ホンダ「“新”原付二種ネイキッド」登場! “台形デザイン”と“本格的な足回り”で「バイク本来の乗る楽しさ」を提供 「CB125R」26年モデルを欧州で発表
くるまのニュース
創業70周年を記念した赤白の特別カラーがカッコいい! ヤマハのスーパースポーツ「YZF-R1」2026年モデルが米国で発表 ネットでの反響とは
創業70周年を記念した赤白の特別カラーがカッコいい! ヤマハのスーパースポーツ「YZF-R1」2026年モデルが米国で発表 ネットでの反響とは
VAGUE

みんなのコメント

17件
  • 一献
    シート幅によって足着きは変わるけど、数値上だけでもこのシート高は魅力的。
    めっちゃ欲しい。
  • kjp********
    欲しすぎる!!
    ついにsr400を降りる時がきたか
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村