これがホントに引退した車両!? 「短命の名車」が廃車前に美しい姿を披露 “粋なイベント”で最後の花道飾る

廃車前に美しく保たれた車内も公開

　小田急電鉄は2025年12月6日（土）と7日（日）の2日間、神奈川県相模原市の大野総合車両所で、白いロマンスカーとして親しまれた50000形「VSE」50001編成のお別れ見学会を開催しました。

「VSE」は建築家の岡部憲明氏がデザインを手がけ、2005年に就役。ロマンスカー伝統の前面展望や連接車構造を引継ぎ、連接車としては世界で初めて高位置空気ばねによる車体傾斜制御を実現させました。

　ただ、車両の経年劣化や連接台車を採用したことで主要機器の更新が困難となり、2023年12月の最終運行をもって引退しています。

Comments

[nwokazuma0423]

まだまだ現役で走れるとは思うけど今後発生する連結台車あたりのメンテナンス費用の方がかさむという判断なら仕方がないけどつくづくきれいな車体。

[DMP81Z_DW7]

大変残念です。
時代の流れでは仕方ないですね。
先頭車の保存と、50002編成の末永い動態保存を望みます。