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レクサスNX、新グレード追加&改良!新機種「オーバートレイル」とは

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レクサスNX、新グレード追加&改良!新機種「オーバートレイル」とは

レクサスは2月29日、ミドルクラスSUV「NX」の一部改良を発表、同時に発売を開始した。トピックは新グレード「OVERTRAIL(オーバートレイル)」の追加だ。

追加設定されたオーバートレイルは、カーボンニュートラル社会や「人と自然とモビリティの共生」の実現を目指し、ユーザーの幅広いアウトドアライフスタイルに寄り添う「OVERTRAIL PROJECT」の一環として開発されたモデル。オフロード走行時の安定性・快適性を両立し、アウトドアライフスタイルをイメージしたエクステリアと上質なインテリアで心豊かな時間を演出するグレードだ。

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■オーバートレイルの具体的な機能・性能・デザイン

・走行モード「トレイル」の改良により、凹凸路などで発生しやすいタイヤの空転を自動制御。接地輪に駆動力を最適に配分することで、走破性を向上。※この改良は、NXの4WD全車に適用

・オーバートレイル用に専用チューニングを施した電子制御サスペンション(AVS)を搭載。「トレイル」モードと連動し、凹凸路走行時の乗員の頭の揺れを抑制、オフロード走行時の安定性・快適性を実現

・エクステリアは、グリル、ウインドーフレーム、ドアハンドル、アウターミラー。ルーフレールをブラック系統のアイテムでコーディネート。オフロードに適した18インチオールテレインタイヤと、標準仕様より15mm高い地上高により、悪路走破性を高めた。ボディカラーは、新色ムーンデザートのほか、合計7色を設定

・内装色には、オーバートレイル専用のモノリスを設定。ブラックを基調に低彩度のモノリスを組み合わせた新しいコーディネートにナチュラルカラーのオーナメントパネルを採用

■多岐に渡る改良内容

・リヤボディの変更を抑えるブレースなどを追加し、ボディ剛性を向上。ステアリング操作のダイレクト感を高めると同時に、走り込みをつうじてサスペンションのチューニングを熟成、乗り心地も高い次元で両立

・スムーズな発進やアクセル操作に対するリニアな車速コントロールを実現するため、走行制御の改良(NX450h+、NX350h、NX350)や、走り始めの前後トルク配分の見直し(NX350)を実施

・ボディ系、エンジン懸架系のNV諸元を見直し、室内の静粛性を高めた

・ユーザーのニーズに基づき、各パッケージの標準仕様の設定も見直し。要望が多かったNX450h+へのパノラマルーフ設定を行うなど、オプションも拡充

・インパネセンター部ボックス内に充電用USB(タイプC)を2個追加(全車)

・リヤアウトサイドハンドルへの照明追加(全車)

・盗難、不正売買防止策として、フロントガラス下の助手席側にVINナンバーを追加(全車)

・アドバンストパーク(リモート機能なし)+パーキングサポートブレーキ(周囲静止物)を追加(NX350 Fスポーツ)

・9.8インチディスプレイオーディオから14インチディスプレイオーディオプラスへ変更(NX350h、NX250)

・LEDヘッドランプ+オートマチックハイビームから、三眼フルLEDヘッドランプ+アダプティブハイビームシステムへ変更(NX350h Fスポーツ、NX350 Fスポーツ)

・フェンダーアーチモール(カラード)をディーラーオプションから標準設定に変更など(NX450h+ バージョンL、NX350h バージョンL、NX250 バージョンL)

・おくだけ充電のQi機能向上(充電検知範囲拡大、対応機種増)※オプション

・パノラマフールをオプション設定(NX450h+)など

■ラインアップ、価格一覧

〈NX450h+〉※全車4WD
バージョンL:749万5000円
Fスポーツ:758万5000円
オーバートレイル:772万5000円

〈NX350h〉
標準車:550万円(FF)/577万円(4WD)
バージョンL:637万6000円(FF)/664万6000円(4WD)
Fスポーツ:640万6000円(FF)/667万6000円(4WD)
オーバートレイル:687万6000円(4WD)

〈NX350〉※全車4WD
Fスポーツ:630万6000円
オーバートレイル:650万6000円

〈NX250〉
標準車:485万円(FF)/512万円(4WD)
バージョンL:568万6000円(FF)/595万6000円(4WD)

〈文=ドライバーWeb編集部〉

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みんなのコメント

2件
  • mon********
    牛歩のような歩みだが、日本車が少しずつでも欧州車の性能に追いつきつくことを本当に嬉しく思う。
    トヨタ/レクサス車はここ数年で本当によくなってきた。
    目標とする欧州車の壁はまだまだ高いが、この調子でいけば、あと10年もすれば欧州車の性能に追いつくのではないか?
    期待が高まる。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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