■スポーツモデルとはひと味違う「インプレッサ」の新たな1面
スバルといえば、水平対向エンジンや4輪駆動などの独自の技術力をベースにしたスポーツモデルやSUVが人気ですが、こうした魅力とはひと味違った、独特なレトロムードを放つワゴン車もラインナップされていました。
【画像】超クラシック! スバル「カサブランカ」を写真で見る(16枚)
スバルの小型車ラインナップの中核をなす「インプレッサ」シリーズは、1992年に誕生しました。
それまでの小型車「レオーネ」が1989年に「レガシィ」へと上級移行した後も、ベーシックモデルのみ継続販売していたものを受け継いだ格好です。
4ドアセダンに加え、5ドアハッチバック(スポーツワゴン)、そしてのちには2ドアクーペも用意され、ワイドバリエーションを誇っていました。
なかでも代表格となるのが、世界ラリー選手権(WRC)参戦マシンのベースとなった2リッターターボの高性能モデル「WRX」で、たび重なる世界チャンピオン受賞などの華々しい活躍を受け、4WDスポーツセダンの代表的存在へと成長を遂げました。
その一方で、ひと味違ったインプレッサの派生モデル「カサブランカ」が、1997年秋に開催された第32回東京モーターショーに出展されています。
インプレッサ スポーツワゴンをベースにし、「スポーツエレガンス」をテーマに開発されたスペシャルモデルでした。
来場者から好評を博したカサブランカは、翌1998年12月に5000台限定で市販化されています。
パワートレインは1.5リッター自然吸気エンジンで、4WDのほか2WD(FF)モデルも用意していました。
大型クロームメッキの専用フロントグリルや、クロームメッキモール付きカラードバンパーをはじめ、丸型ハロゲンヘッドライト、丸型ターンシグナルランプ、丸型リアコンビネーションランプ、ミニライト14インチアルミホイールなど、ベース車とは大きく異なる雰囲気にまとめられているのが大きな特徴です。
クラシカルなスタリングには高級感もあり、スポーティなイメージの強いベース車とはまた異なった新たな世界をみせていました。
外装のみならず、内装も2トーン本革巻きステアリングホイールやオフホワイトメーターなどで差別化が図られています。
その後インプレッサは2000年にフルモデルチェンジし、2代目へ移行するとともに、カサブランカはラインナップから消滅。
その後もカサブランカの高級かつレトロなイメージを継承するモデルは現れませんでした。
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みんなのコメント
多分失敗だったんだろうね