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スバル新型「ソルテラ」先行予約を米で開始! トヨタ新型「bZ4X」は英で600万円超スタート!両社で異なる販売展開とは

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スバル新型「ソルテラ」先行予約を米で開始! トヨタ新型「bZ4X」は英で600万円超スタート!両社で異なる販売展開とは

■期待高まる新型「ソルテラ」と新型「bZ4X」の販売はどう異なる?

 2022年2月8日(現地時間)にスバルの米国法人(米国スバル)は、新型「ソルテラ」の予約サイトをオープンしました。
 
 先行してトヨタの英国法人は、同市場向けの新型「bZ4X」の価格などを2021年12月15日に発表しています。

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 スバルの新型ソルテラとトヨタの新型bZ4Xは、基礎となるBEV専用のプラットフォームを両社が共同開発したモデルです。

 それぞれのコンセプトは異なるものの、「電動車は退屈という常識を覆す」ことを共に目指して開発されました。

 BEVならではの要件を盛り込み、低重心・高剛性化したプラットフォームにより、滑らかで意のままになる走行性能と、本格SUVとしての走破性を追求しています。

 さらに、スバルのAWD技術「X-MODE」を採用し、X-MODEの新たな機能として「Grip-Control」を搭載。

 これはモーター駆動の特性を活かすことで、日常からライトオフロード以上の走行まで対応するBEVの期待を超える高い走破性を実現するものだといいます。

 グローバル市場において、新型ソルテラと新型bZ4Xは2022年年央の発売をアナウンスしていましたが、スバルとトヨタでそれぞれの動きが見え始めました。

 スバルは前述の通り、2月8日から予約を受け付けています。

 米国のグレードは3グレード(プレミアム/リミテッド/ツーリング)をラインナップ。

 プレミアムは、運転支援システムやブラインドスポットモニターを標準装備。

 リミテッドはプレミアムをベースに、エクステリアにはフォグランプ、ルーフレール、デュアルスポイラー、20インチアルミホイール、パワーシートやシートヒーター(フロント/リア)、ステアリングヒーター、といった装備も備えています。

 ツーリングでは、リミテッドをベースにエクステリアは、2トーンのボディカラーを設定するほか、インテリアにガラスルーフ、ベンチレーションシート、イルミネーショントリムなどを採用しました。

 新型bZ4X(英国仕様)では、3グレード(ピュア/モーション/ヴィジョン)に加え、デビューを飾る特別仕様「プレミアエディション」をラインナップ。

 ピュアは、18インチアルミホイールや8インチディスプレイ付マルチメディアシステム、リモートコントロール機能付クライメートコントロールシステムなどを搭載し、2WDのみとなります。

 モーションは、リアスポイラーやリアプライバシーガラス、パワーバックドア、パーキングセンサー、フロントシートヒーターなどを標準装備となり、モーションは、2WDとAWD(X-MODE付き)を選べます。

 ヴィジョンは、20インチアルミホイール、自動ブレーキ機能付リアパーキングセンサー、リモートコントロールパーキングアシスト、合成皮革シート表皮、フロントシートヒーター&ベンチレーションなど豪華装備を搭載。駆動方式は、モーション同様に、2WDとAWD(X-MODE付き)が設定されます。

 さらに、プレミアエディションではヴィジョンをベースに、9スピーカーのJBLプレミアムサウンドシステム、パノラマルーフ(スカイビュー)を装備。AWD(X-MODE付き)が標準設定となり、トヨタのオンラインショップ限定で販売されます。

※ ※ ※

 米国における新型ソルテラの予約方法は、「希望の販売店」、「グレードとボディカラーの選択」、「予約料250ドル(約2万8000円)を支払う」となっています。

 なお、米国価格は2022年春ごろ発表され、4月から5月にかけて販売店と商談し、同年夏に納車される予定です。

 一方、英国での新型bZ4Xの予約方法は、「グレード選択」、「予約フォーム入力」、「予約料99ポンド(約1万5000円)を支払う」、「購入」という流れになり、2022年2月下旬に購入が可能となるようです。

 また、すでに英国価格は公表されており、ピュアが4万1950ポンド(約657万円)、モーションが4万5750ポンドから4万8350ポンド(約716万円から約767万円)。

 ヴィジョンが4万7650ポンドから5万0250ポンド(約746万円から約786万円)、プレミアエディションが5万1550ポンド(約806万円)です。

 スバルとトヨタは「2022年年央から日本、北米、中国、欧州など各地域に導入」することをアナウンスしていますが、スバルは販売が好調な米国で予約を開始し、トヨタは電動化戦略を加速化している欧州市場を皮切りに販売の計画をしています。

 このように共同開発で誕生した新型ソルテラと新型bZ4Xですが、販売地域に関しては異なる展開となるようです。

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みんなのコメント

4件
  • まだまだ価格帯が頭おかしいレベル。
    庶民は買えない。
    あと10年位しないと今のガソリン車と同じ価格くらいにならないかな ~?
  • >英で600万円超スタート

    英国の消費税20%込みだし、欧州は日本車輸入に関税かけてるから

    いつものことだが、メディアは海外価格の単純邦貨換算そのまま紹介して平気な小学4年生レベル脱してほしい
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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