独自のプリロードバルブシステムで大幅進化した車高調システム!
86&BRZ用から開発! ハイパーマックスシリーズの最新作『MAX IV GT 20SPEC』
「これはモデルチェンジと呼ぶべきだ!」HKSハイパーマックスダンパーの最新作『20スペック』がすごい!
近年はミニバンやワゴンなど、スポーツ系以外の車種に対するサスペンション展開も多く、そこからピュアな走り屋たちとは異なる方向性のセットアップやノウハウも掴んできたHKS。
今回86/BRZに対し、20スペックとしてラインナップされた新しいハイパーマックスダンパー(20万4000円)は、そのノウハウをスポーツモデルにフィードバックしたようなタイプだ。
ベースとなったのは、定番のMAX IV GT。単筒式の基本構造は踏襲しながら、PRV(プリロードバルブシステム)を採用したのが大きなポイントだ。これは、バルブシムにプリロードをかけることで、ピストンスピードが遅い微低速域からしっかりと減衰力を立ち上げ、逆にハイスピード域では過度な減衰をカットするという独自技術。これまで、ワゴン車の乗り心地向上用に搭載していたバルブテクノロジーを、今回初めてスポーツカー用にリセッティングして採用したのだ。同時に、ダンパーオイルも専用のスペシャルが使われている。
そして86/BRZ用には、バレル(樽型)スプリングを採用。ほぼ直巻きに見えるほどのわずかな樽型形状だが、これによりプログレッシブ効果を生み出し、腰のある特性を実現しているのだ。なお、スプリングレートは前後5kg/mmが標準となる。
さらに、スプリングの上下にはインシュレータを組み込むことで、フリクションを低減してスプリングの自然な動きと本来の作用レートの実現をアシスト。インシュレーターは異音の防止効果も高い。
「路面の凹凸による過振動をしっかりと吸収しながら、要所はキッチリと抑えるサスキットです。従来のマックス4GTの持つスポーツ性能を保ちながら、乗り心地や安定性方向を広げていくことを目指して開発されています。2020年スペックとして86/BRZ用が開発されましたが、好評であれば車種設定を広げていきますので、弊社の試乗会など機会がありましたらぜひ体感してみて下さい」とはHKS近藤さん。
この車高調が組まれた86を試乗した、元D1GPドライバーの長谷川大祐選手は「これまでのHKSのスポーツ系サスって良くも悪くも尖ったイメージのものが多かった。ストリートサスと言っても、ハードな感じで街乗りではせわしない、そんな印象。ところが、この20スペックはすごく落ち着いている。これまでにないくらい乗り心地が良い。路面に追従してしっかり縮んで、余裕を持ってリバンプする…っていうか、じっくりジワジワと戻る、伸びるという感じかな。不自然な上下動をうまく消していて、それでいて大きな入力や急激な入力に対しては奥の方で踏ん張ってくれる。だから、サーキットで攻めても、荷重を抜いてドリフトに持ち込んでも安定したコントロールができる。本当の意味で、ストリート向けのスポーツサスに仕上がったと言えるんじゃないのかな」と評価。
ストリート用としてダストブーツの装備やPNEコートによる保護はもちろん、2年4万キロというロングな保証も付く20スペック。車高調の導入を考えている86/BRZオーナーは、“HKS渾身の新世代ダンパー”を選択肢のひとつに加えてみてはいかがだろうか。
●問い合わせ:エッチケーエス TEL:0544-29-1235
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