現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ホンダ・レクサス・マツダが続々EV市場に参入! 新生日産象徴する1台も登場 2年前に三菱EVに起きた異変とは?

ここから本文です

ホンダ・レクサス・マツダが続々EV市場に参入! 新生日産象徴する1台も登場 2年前に三菱EVに起きた異変とは?

掲載 更新 5
ホンダ・レクサス・マツダが続々EV市場に参入! 新生日産象徴する1台も登場 2年前に三菱EVに起きた異変とは?

■日産、ホンダ、レクサス、マツダから新型電気自動車が続々登場

 2020年の下半期に入り、日産、ホンダ、レクサス、マツダから新型電気自動車(EV)の日本投入についての発表が相次ぎました。

日産新型「ムラーノ」発表! 特徴的な顔をスタイリッシュにガラリと一新

 日産は、7月15日に同社初の電気自動車SUVとして新型「アリア」を発表。木村拓哉さんと新型アリアが登場する日産の企業CMも放映され、話題となっています。

 新開発のEV専用プラットフォームを採用し、大容量バッテリーを搭載したことで、WLTCモードの航続距離は最大610kmを実現しました(90kWhバッテリー搭載モデルの場合)。

 また、4WD仕様に搭載される「e-4ORCE」は、前後2基のモーターを制御することで、トルクを緻密にコントロール。e-4ORCE 90kWhバッテリー搭載モデルは、0-100km/h加速のタイムが5.1秒という俊足ぶりを記録します。

 フロントグリルには、デザイン変更された日産ロゴが装着され、新生日産を象徴する1台となりました。日本市場での発売は2021年中頃の予定です。

 ホンダは小型EV「ホンダe」を8月27日に発表。初代「シビック」を彷彿とさせるモダンレトロなデザインで、リアにモーターを配した後輪駆動を採用。

 スマートフォンでクルマの起動までおこなえるなどの、先進的な装備も搭載されています。発売は2020年10月30日の予定です。

 なお、注文受付数が第一期の販売予定台数である数百台規模に達したことを理由に、ホンダは受注を一時停止しました。

 一方レクサスは、10月22日にブランド初の電気自動車「UX300e」を発売しました。

 レクサスのコンパクトSUV「UX」がベースで、加減速フィーリングが過度にならないような制御がおこなわれるなど、ガソリン車と変わらないスムーズな運転感覚を実現しているといいます。

 2020年度の販売は135台販売で、公式ウェブサイトで発売日の13時30分から11月4日23時59分まで商談抽選申し込みが受け付けられ、当選者には指定の販売店から連絡が入るということです。

 また、マツダは両側観音開きドアが特徴のコンパクトSUV「MX-30」の電気自動車仕様を2021年1月に販売すると明らかにしています。

 すでにマイルドハイブリッド仕様のMX-30が2020年10月8日に発売されているほか、2022年前半にはロータリーエンジンを発電機として利用するレンジエクステンダーEV仕様のMX-30も登場予定です。

 さまざまな自動車メーカーが電気自動車の開発に乗り出す背景には、欧州市場や中国市場などで電動車への優遇策(環境規制)がおこなわれていることがあり、これからどのような盛り上がりを見せるのか注目されます。

※ ※ ※

 日本において、量産電気自動車市場のパイオニアとして知られるメーカーとして、三菱と日産が挙げられます。

 三菱は、軽自動車の「アイ」をベースにした電気自動車「アイ・ミーヴ」を2009年7月に法人向けに販売し、その後2010年4月に個人向けの取り扱いを開始。日産は、2010年12月にハッチバックボディの日産「リーフ」を発売しました。

 それではここでクイズです。

 三菱は、2018年4月に「アイ・ミーヴ」の改良をおこないましたが、このときに軽自動車から登録車に変更されるという、珍しい変化がありました。登録車になった理由とは、次のうちどれでしょうか。

【1】前後パンパ―デザインの変更で、全長が拡大したため

【2】駆動用バッテリーが拡大され、重量が増えたため

【3】モーター出力が向上したため

【4】乗車定員が変更されたため

※ ※ ※

 正解は【1】の「前後パンパ―デザインの変更で、全長が拡大したため」です。全長は3395mmから3480mmとなり、軽自動車規格を超えたことで登録車になっています。

 またこれに伴い、国産電気自動車で軽自動車規格の新車は、三菱の電気軽商用車「ミニキャブ・ミーヴ」のみとなりました。

※クイズの出典元:くるまマイスター検定

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

ホーナーの言うことは「信用できない」とウォルフ。妻に対するFIAの調査の際に不信感を募らせたことを明かす
ホーナーの言うことは「信用できない」とウォルフ。妻に対するFIAの調査の際に不信感を募らせたことを明かす
AUTOSPORT web
バスドライバーを疲れさせる「プルプル運転」とは何か? 自動運転時代の落とし穴! 過剰な安全対策が招く危険とは
バスドライバーを疲れさせる「プルプル運転」とは何か? 自動運転時代の落とし穴! 過剰な安全対策が招く危険とは
Merkmal
46台の輸入EVが丸の内に集結!「JAIA カーボンニュートラル促進イベント」リポート
46台の輸入EVが丸の内に集結!「JAIA カーボンニュートラル促進イベント」リポート
LE VOLANT CARSMEET WEB
【プロカメラマン】が大量画像で記録!「腐っていたKLXが終に熟成!四国MSBR撮影後の修理と詰めの改良!」(最終回)  
【プロカメラマン】が大量画像で記録!「腐っていたKLXが終に熟成!四国MSBR撮影後の修理と詰めの改良!」(最終回)  
モーサイ
ホンダが全固体電池のパイロットラインを初公開。一連の生産工程を再現しながら徹底検証
ホンダが全固体電池のパイロットラインを初公開。一連の生産工程を再現しながら徹底検証
Webモーターマガジン
「運転席の横に“クルマが踊っている”スイッチがありますが、押したら滑りますか?」 謎のスイッチの意味は? 知らない「使い方」とは
「運転席の横に“クルマが踊っている”スイッチがありますが、押したら滑りますか?」 謎のスイッチの意味は? 知らない「使い方」とは
くるまのニュース
ランボルギーニ、WEC参戦“休止”を発表。ハイパーカー、LMGT3共に撤退……IMSAとテメラリオGT3開発に専念か
ランボルギーニ、WEC参戦“休止”を発表。ハイパーカー、LMGT3共に撤退……IMSAとテメラリオGT3開発に専念か
motorsport.com 日本版
EVの充電がプラグを接続するだけに! Terra Chargeがプラグアンドチャージ対応EV充電器を2025年度から設置開始
EVの充電がプラグを接続するだけに! Terra Chargeがプラグアンドチャージ対応EV充電器を2025年度から設置開始
THE EV TIMES
世界最高峰のラリーストが日本に集結した! ラリージャパンのオープニングは2台同時走行のSSバトル!!
世界最高峰のラリーストが日本に集結した! ラリージャパンのオープニングは2台同時走行のSSバトル!!
WEB CARTOP
マツダが「超凄いロードスター」公開! 2Lで200馬力×幌仕様で登場!? こだわり“リアスポイラー”にも注目!? 限定で明かされた内容とは
マツダが「超凄いロードスター」公開! 2Lで200馬力×幌仕様で登場!? こだわり“リアスポイラー”にも注目!? 限定で明かされた内容とは
くるまのニュース
スタイリッシュでカッコイイ! アキュラ「ADX」世界初公開  1.5リッターVTECターボを搭載する全長4.7mの高級コンパクトSUV
スタイリッシュでカッコイイ! アキュラ「ADX」世界初公開 1.5リッターVTECターボを搭載する全長4.7mの高級コンパクトSUV
VAGUE
2億年前の石材を使ったベントレー!? 「テクスチャー表現」に匠のワザ光る4台
2億年前の石材を使ったベントレー!? 「テクスチャー表現」に匠のワザ光る4台
レスポンス
SS12は“安全上の問題”でキャンセルに。SS11を終えた時点でトヨタ勝田貴元は総合3番手|WRCラリージャパンDAY3午前
SS12は“安全上の問題”でキャンセルに。SS11を終えた時点でトヨタ勝田貴元は総合3番手|WRCラリージャパンDAY3午前
motorsport.com 日本版
トヨタ大逆転か、ヒョンデ初の3冠か。勝田貴元が握る、タイトル防衛のカギ【ラリージャパンの見どころ】
トヨタ大逆転か、ヒョンデ初の3冠か。勝田貴元が握る、タイトル防衛のカギ【ラリージャパンの見どころ】
AUTOSPORT web
フェラーリ、予想通りタイヤのウォームアップに苦労。ルクレール「レースペースは良い。逆よりマシだ」
フェラーリ、予想通りタイヤのウォームアップに苦労。ルクレール「レースペースは良い。逆よりマシだ」
motorsport.com 日本版
「昔あったなぁ」装備 「燃料コック」操作したことありますか?
「昔あったなぁ」装備 「燃料コック」操作したことありますか?
バイクのニュース
スズキ「ジムニー」の“スライドドア仕様”を初公開!? アウトドア最強の「本格オフロード」モデル実車登場! めちゃゴツ顔の「エブニイ SPIEGEL」に反響続々!
スズキ「ジムニー」の“スライドドア仕様”を初公開!? アウトドア最強の「本格オフロード」モデル実車登場! めちゃゴツ顔の「エブニイ SPIEGEL」に反響続々!
くるまのニュース
フェラーリ代表、選手権争いに向け「自分たちの潜在能力に自信を持っている」ラスベガスでは好結果を残せると確信
フェラーリ代表、選手権争いに向け「自分たちの潜在能力に自信を持っている」ラスベガスでは好結果を残せると確信
AUTOSPORT web

みんなのコメント

5件
  • クイズいらない…
  • EVといっても、売れるから販売するというより、売れないけど、環境規制である一定数販売しないといけないからという虚しさ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

293.6340.7万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

163.0277.1万円

中古車を検索
MX-30の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

293.6340.7万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

163.0277.1万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村