1970年代の後半に大ブームが起き、今もなお人々を魅了してやまないスーパーカーたち。そんな懐かしいモデルから現代のハイパースポーツまでを紹介していく、スーパーカークロニクル。今回は、フェラーリ F8トリブートだ。
フェラーリ F8トリブート(FERRARI F8 TRIBUTO:2019ー2023)
V8ミッドシップモデルのフェラーリは2世代ごとに大きく進化を遂げてきた。つまり308/328→348/F355→360モデナ/F430→458イタリア/488という具合だ。ならば、488の後継モデルはブランニューなモデルになるかと思われたのだが、フェラーリは慣例を覆してきた。2019年のジュネーブショーで公開された、新たなV8ミッドシップ フェラーリの車名は「F8トリブート」。Fはフェラーリ、8は8気筒エンジンを搭載していることを意味し、トリブート(Tributo)とは英語のトリビュートにあたるイタリア語で「尊敬、賞賛」といった意味だ。
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ネーミングは変わったが、基本的には先代の488GTBのビッグマイナーチェンジ版といえる。488GTBは458イタリアの進化版だったから、3世代継続ということになる。とはいえ、F8トリブートは488GTBの高性能限定モデルとして2018年に発表された「488ピスタ」の進化版といったほうが正しいだろう。
搭載するV8 DOHCツインターボの排気量は3.9Lと488GTBと同じだが、パワースペックは最高出力が720ps、最大トルクが770Nmと488ピスタと同じ数値に引き上げられた。最高速は340km/h、0→100km/h加速は2.9秒と発表されている。
フロントのラジエターを後傾化したりボディ側面後部からリアスポイラーの両側に移されたダイナミックエンジン エアインテークなど、熱処理に関するいくつかの機能は488ピスタから受け継ぐ。トリブートという車名が示すとおり、ルーバー入りのレキサン製リアウインドーは最も有名なV8ミッドシップ フェラーリであるF40を彷彿とさせ、リアフェンダーのエアインテークや丸型テールランプは308GTBからインスパイアされた。
フロントのSダクト、リアのブロウンスポイラーなどで空力性能を追求し、488GTBよりも空力効率は10%向上。また軽量化も図られたボディは488GTBよりも40kg軽くなった。2019年9月にはオープンモデルの「F8スパイダー」も発表。スタイリングはクーペのトリブートを継承し、488スパイダー同様のRHT(リトラクタブルハードトップ)を採用している。
フェラーリ F8トリブート 主要諸元
●全長×全幅×全高:4611×1979×1206mm
●ホイールベース:2650mm
●車両重量:1435kg
●エンジン種類:90度V8 DOHCツインターボ
●総排気量:3902cc
●最高出力:720ps/7000rpm
●最大トルク:770Nm/3250rpm
●燃料・タンク容量:無鉛プレミアム・78L
●トランスミッション:7速DCT
●駆動方式:縦置きミッドシップRWD
●タイヤサイズ:前245/35ZR20、後305/30ZR20
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