■新型「ランドクルーザープラド」公開
トヨタと中国第一汽車集団の合弁会社・一汽トヨタが、新型「ランドクルーザープラド」を広州モーターショー2023(2023年11月17日~20日)で公開しました。これについてSNSでは、どのような反響があったでしょうか。
【画像】超カッコいい! “最強仕様”のトヨタ新型「ランクルプラド」を写真で見る(50枚以上)
ランドクルーザープラドは、トヨタの本格SUV「ランドクルーザー」の派生モデルです。1990年当時、ショートホイールベースの3ドア車のみの設定だったランドクルーザー(70系)のワゴン・バンにロングホイールベースの5ドア車が追加された際、初代ランドクルーザープラドが誕生しました。
ランドクルーザープラドの現行モデルは、2009年に登場した4代目ですが、日本で2023年8月に発表された新型ランドクルーザー250は、この4代目の系譜を引き継ぐ新型モデルとなります。
新型ランドクルーザー250の位置付けは、プラドと同様“ライトデューティー”。少し高級路線へと寄っていたコンセプトを見直し、人々の生活と実用を支えるランドクルーザーの原点に回帰しています。
プラットフォームは、現行「ランドクルーザー300」と同じGA-Fプラットフォームを採用し、オフローダーとしての基本性能を大幅に向上。また、従来型以上にランドクルーザーにふさわしい力強い走りや環境性能を実現した多様なパワートレーンを採用しています。日本では最高出力204馬力を発揮する2.8リッターディーゼルターボエンジン+8速ATの組み合わせと、最高出力163馬力を発揮する2.7リッターガソリンエンジン+6速ATの組み合わせを用意します。
内外装デザインは、伝統とモダンを融合したデザインを取り入れ、ランドクルーザーらしさを追求しています。
一方、中国では、ランドクルーザープラドは2003年に一汽トヨタが導入し、2020年までに累計35万人近いユーザーを獲得しているといいます。
今回発表された中国仕様の新型ランドクルーザープラドは、フロントのランプについて、レトロな丸型と、前衛的かつ強いオフロードスタイルを貫く角型から選択が可能なようです。
パワートレインは日本とは異なり、北米仕様と同様の“最上級パワートレイン”を搭載。これは、システム最高出力330馬力・最大トルク630Nmを発揮するT24A-FTS 2.4リッターターボエンジン+モーターのハイブリッドシステムに、8速ATを組み合わせています。
中国での新型ランドクルーザープラドの予約受付は、2024年の春節(2月10日)以降に始まる予定です。
SNSでは、「いいなぁ」「欲しいけど金が…」といった声が。さらに「カクカクデザインだ!」「日本でもこのエンジンで出してほしい」など、デザインやスペックに言及する人も複数いました。
さらに、「台数確保の見通しついてるのかな?」と生産体制を気にする人や、「中国ではプラドの名前残ったのか…」「漢字(普拉多)で書くとプラダみたい」と、名称に注目する投稿も多くありました。
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