Groupe PSA Japanは、PEUGEOT(プジョー)ブランドのBセグメントコンパクトSUV、NEW SUV 2008および100%電気自動車のNEW SUV e-2008の発売を開始する。
NEW SUV 2008のデビューにあたり、プジョーCEOのJean-Philippe IMPARATO(ジャン-フィリップ・アンパラト)氏は次のようにコメントしている。
トヨタが静岡・裾野市に建設するスマートシティ「ウーブン・シティ」は日本の技術革新を加速させるか?
「“NEW SUV 2008のダイナミックなルックスとドライブフィールに個人的に魅了され、そして驚きました。それは、もう純粋に爽快という他なかったからです!
信じられないほどの自由の体験であり、同時にプジョーならではのドライビング体験です。それは、私たちのエキサイティングな未来のヴィジョンには、ドライビングプレジャーがあるということを表現しています。100%電気でもガソリンでも、選ぶのはあなた次第です。あたらしいモビリティにおける喜び、幸せのかたちを選ぶのはあなた次第です!
あたらしいSUV 2008は、あなたの日々の生活をシンプルに美しくするテクノロジーと一連のサービスのかけがえのない友人となるでしょう。
ぜひ、その真価を見極め、そしてなによりもSUV PEUGEOT 2008を楽しんでください!”」
コンパクトSUVにおいてさらなる高みを目指すスタイリング
NEW SUV 2008のスタイルは、彫刻的な造形の、パワフルで個性的な存在。それは、プジョーのSUVの歴史にあらたな注目すべき1ページを追加するという野望を完璧なまでに満たしており、独自の個性を発揮しながら、こんにち求めれるスタイルに完全にマッチしたものとなっている。
バランスがとれたラインと全体的なプロポーションは、いかにもSUVらしいもの。ウィンドシールドをセットバックし、ボンネットはより水平基調に伸びやかに、力強いボディを創造している。視覚的に重心がホイールにしっかりと乗ったスタンスのよいボディ、そして頼もしさと安心感を与えてくれるしっかりとしたショルダーラインを有している。
フロントフェイスは、堂々とした垂直なグリル(GT Line、Allure、EVの3仕様。EVバージョンではボディカラー同色)、彫りの深いボンネット、ヘッドライトから下に向けて繊細に細くなっていくLEDデイタイム・ランニングライトを備え、NEW SUV 2008ならではのアイデンティティーに溢れている。
下方向に伸びる牙のようなセイバー(サーベルの意)と呼ばれるLEDデイタイムランニングライトは508で初めて採用され、すでに新世代プジョーのあたらしいフロントフェイスのアイコンとなっている。またGT Lineではライオンの3本の爪痕をモチーフとしたフルLEDヘッドライトが彩る。さらにフロントアンダーデコレーションがSUVらしいタフさを加えている。
サイドビューの見どころはなんといっても、ファセット(切り子)のようなシャープかつ大胆な面構成とハイライトとシャドーの対比。そこには前後フェンダーから車体中央に向かって伸びる三角形の2つの面が目を引く。ボディパネル製造のさらなる技術向上の結果、これらラインは、いままで以上にシャープなラインを生み出し、テールゲートまでタッチを揃え、全体を通して高い統一感を生み出している。
国内の立体駐車場に収まる1550mmの全高と伸びやかで流れるようなサイドビューは、SUVでありつつもスリークな雰囲気。これは205mmと高めにとった最低地上高とブラックダイヤモンドルーフ&ブラックドアミラー&ブラックウインドウストリップ(GT Line)そしてブラックアウトしたCピラーによる視覚的相乗効果とセグメント最長クラスとなる2,610mmのホイールベースによるもの。
スタイルは力強く、ホイールアーチを埋める17インチ大径ホイールがそれをさらに際立たせている。さらにNEW SUV e-2008の18インチホイールにはインサートが追加され、カスタマイズのしやすさ、大幅な軽量化(全ホイールで約4kg)、エアロダイナミクスの向上という3つのメリットを生み出した。
リアに目を移せば、こちらでもプジョーのシグネチャーとなったライオンの爪痕をモチーフにした3つのLEDリアライトが、NEW SUV 2008の後ろ姿を特徴づけている。昼夜を問わず、リアには全グレードでこの3本爪のLEDテールがプジョーのSUVであることを主張。
加えて立体的な内部構造を持つこれには、近づいた際もその高い造形クオリティに目を奪われることだろう。リアウインドウグラフィックスとベルトラインのキックアップによるダイナミズムはプジョー新世代SUVの幕開けを担ったSUV 3008との血脈を感じさせ、きわめてクリーンな美しい造形を見せてくれる。
この力強くリアに向けて駆け上げるベルトラインは、そこに収まるブラックのガーニッシュで繋がれたリアテールライトと融合し、リアビューを引き締める。そして、ICE版ではこのリアエンドのディフューザー部分にデュアルエキゾーストが備わる。
NEW PEUGEOT SUV e-2008は、ICE仕様とは外観の以下の部分が異なっている。
・ボディカラーに合わせて塗装されたラジエターグリル
・ダイクロイックライオン(ライオンマークの色調が見る角度によって変化します)
・ドアミラー付け根のeマークとリアハッチのe-2008バッジ
・インサート付き18インチホイール(GT Line)
大半の立体駐車場に適合する全高1550mm、最小回転半径も減少
NEW SUV 2008は、グループPSA最新のコンパクトプラットフォーム、CMPによって、現行モデルに比べ、ボンネットが低く長く、よりタイヤが四隅に配された安定したスタンスを持つ美しいプロポーションが実現した。
サイズは全長で+145mm、全幅で+30mm、全高で−20mm、ホイールベースは+70mmとなり、よりスタイリッシュなデザインとなっている。
特に全高は1550mmに抑え、多くの立体駐車場に適合。なおホイールベースの大幅な延伸にもかかわらず最小回転半径は5.4mとなっており、先代モデル(5.5m)より減少。ボディサイズの拡大によるユーティリティ向上にもかかわらず、日常での運用面ではさらに使いやすくなっている。
ラゲッジ容量クラス最大級434ℓ、SUVらしい使い勝手を実現
SUV(スポーツ・ユーティリティ・ヴィークル)として、リアシートおよびラゲッジスペースの使いごこちはきわめて重要な要素。これらの広さは新プラットフォームCMP採用モデルで最大であり、この点が、NEW SUV 2008をとりわけ汎用性の高いSUVにしている。
ラゲッジスペース容量は、クラス最大級の434ℓ。可動式のフロアボードを備え、ハイポジションにセットすることで荷室を上下に区切ることができる。さらに荷物がある際は、6:4分割可倒式のリアシートバックを倒せば、最大1,467ℓの空間が出現。
リアゲートの開口部は低くて大きく、壁面もフロアもフラット。リアシートの広さもまた、新プラットフォームCMP採用モデルで最大。トランクスペースのモジュラー性はリアシートを折り畳むと実質的にフラットな床となるこの2ポジションフロアによって確保されている。
リアシートを立てた状態かつ高さをリアシートバックまでで計測した場合の434ℓは現行2008比+74ℓ、リアシートを倒して室内高までで計測した場合の1467ℓは+295ℓと大幅な向上を見ている。
また、先にデビューしたコンパクトハッチバックNEW 208比ではそれぞれ+68ℓ、+304ℓとSUVらしいユーティリティを提供する。
インテリアは、他にもさまざまな新しい収納スペースが用意されているので、日常的に必要なものはすべて納めることができる。従来のドアポケットとグローブボックスに加え、フロントセンターアームレスト下、シフトレバー前にも必要にして十分な収納スペースがある。
さらに、センターコンソール下部にも隠された収納スペースがあり、そこにはQi規格準拠のスマートフォン非接触充電エリアとそのカバーがあり、スマートフォンをスマートに収納することができる。
NEW SUV 2008 / SUV e-2008 ボディディサイズ
SUVに、さらなる革新のテクノロジーを。3D i-Cockpit
NEW SUV 2008のインテリアは、自動車におけるUI/UXの革新、PEUGEOT i-Cockpitの新世代バージョンである3D i-Cockpitが採用されている。登場以来500万人以上のドライバーから支持を得ているi-Cockpitは、小径ステアリングホイールを採用することで、ステアリングの上からメーターを確認することによる視線の確保、肘が下がり脇を締めたコンパクトなドライビングポジションによるステアリング操作の少ない動線など、優れた資質を持っている。この本質的なコンセプトはそのままに、NEW SUV 2008では、さらに五感でときめくようなエルゴノミクスを実現した。
ホログラムのように情報を立体視で映し出すデジタルヘッドアップインストルメントパネルは、ドライバーにとって必要な情報を重要度に応じてレイヤー化表示したもの。このことで運転時のドライバーの情報に対する反応性が約0.5秒向上(プジョー調べ)。
NEW 208で初めて搭載されたこのPEUGEOT 3D i-Cockpitは、BセグメントSUVにおいても真のイノベーションを起こしているといえる。効率性、見やすさ、安全性においてつねに最高レベルにあり、あらゆる面で運転環境を改善した。
NEW SUV 2008のPEUGEOT 3D i-Cockpitは、以下の3つのレイヤーから成り立っている。
視覚ゾーン:すべての情報を見やすく、ドライバーの視界の中に注意深く配置。ステアリングホイールより上のゾーンは視覚を司っている。ステアリングホイール奥の3Dデジタルヘッドアップインストルメントパネルには、ホログラムによる情報投影が行われ3次元表示されている。
操作ゾーン:ステアリングホイールの横から下のエリアは、物理的なスイッチを配して実際に手で操作するゾーン。すべての素材は手触り良く、各パッド、パーツのクリアランスは今まで以上に詰められ、コンパクトSUV随一ともいえる精緻な印象をもたらす。ダッシュボードには508同様ソフトバッドが、中央部にはカーボン風の装飾が施されている。
ボディゾーン:居住空間は乗員を包み込むようなコックピットの感覚を与えるようにデザインされており、パーソナル感、安心感を醸し出す。シートはいずれの仕様でも体幹と腰をしっかりと支え、快適なドライブを文字通りサポート。
操作ゾーンのセンターコンソールには直感的操作を助けるトグルスイッチが配されている。7インチタッチスクリーンで操作するエアコン、オーディオなどのショートカットの役割を果たしており、新たにエアコンのMAXボタンが加わった。
クラスのスタンダードを超越する緻密さと質感を備えたインテリアは、随所に用いられたアルカンタラやテップレザーなどの洗練されたタッチの素材やダッシュボードのソフトパッドなど、視覚のみならず触感においても、豊かな表情を見せてくれる。
ドアパネルとダッシュボードのインサートはカーボン調のテクスチャーとなっており、ここでも素材と質感の違いが造形とあいまって視覚的なユニークさや遊び心を添えている。EAT8のギアボックス・コントロールはいわゆるドライブ・バイ・ワイヤで、簡単かつ直感的な操作を可能。また、必要に応じてドライバーがすぐにシフト操作ができるようにステアリングホイールにはパドルが備わっている。
シートもまた、多様性を秘めている。GT Lineにはホールド性の高いダイナミックシートを装備。スポーティドライビングをしっかりと支える。シート素材にはアルカンタラ&テップレザーを採用しており、ドライブトレインに応じて色を変えてある。NEW SUV 2008はダークグレー、NEW SUV e-2008はライトグレーのアルカンタラをあしらい、ステッチパターンもそれぞれの個性を反映している。
GT Lineではダッシュボードからフロントドアにつながるインテリアアンビエンスランプを設定。7色のなかからドライバーの好みや気分でその日のナイトドライブを彩るに相応しい色を選ぶことができる。Allureには、快適性を重視したコンフォートシートをセレクト。ファブリック&テップレザーのシート素材がカジュアルかつアクティブなテイストだ。
SUV 2008 GT Line
SUV e-2008 GT Line/SUV 2008&SUV e-2008 Allure
コンパクトSUVにパワートレインを選ぶという価値を。ガソリンと電気、ふたつのパワートレインを同等に選択可能
すでにNEW 208でその価値観を提示し、話題をさらったTHE POWER OF CHOICEのフィロソフィーをプジョーはNEW SUV 2008でも打ち出す。NEW SUV 2008とってICE(Internal Combustion Engine=内燃機関)とEV(電気モーター)は対等な存在。
機能、装備、スペースなど自動車としての基本を同等とした上で、ユーザーのライフスタイル、使用状況、好みなどに応じて自由に選ぶことが可能。つまり、従来の一般的なイメージであるガソリン車が普通の自動車、EVが高価格車、高級車という考えを払底。これこそが、Groupe PSAが提案する実際に購入し、日々の生活を共にするなかで月々の所有コスト/運用コストを同等にするTCO(Total Cost of Ownership)コンセプトだ。
このコンセプトは、Groupe PSAの最新世代の車両プラットフォーム CMP (Common Modular Platform) の上に成り立っている。このBセグメントおよびCセグメント専用のあたらしいプラットフォームは、その名が示すように、ディメンジョンとパワーユニットのバリエーションに高い柔軟性を備えている。
その最大の特徴は居住空間、ラゲッジスペースなどを限りなく同一にしつつ、BEV、ICEのすべての動力源に対応しており、ICEまたは電気モーターのいずれかのパワートレインを自由に選べる。
このあたらしいプラットフォームはNEW SUV 2008のCO2排出量の抑制に多大な貢献をしている。
・軽量化(対PF1プラットフォーム比で30kgの軽量化)
・改良されたエアロダイナミクス(フラットなフロアパン、電子制御エアインテーク)
・転がり抵抗の削減(駆動系およびサスペンションなどのフリクションの低減)
・パワートレインの最適化(燃焼圧力の向上、ダウンサイジング、フリクションの低減、トランスミッションのレシオカバレッジの拡大、アイドリングストップの標準化)
また、CMPによって快適性と安全性が大きく向上した。
・乗車時の低騒音化および温度管理による快適性の向上、振動レベルの低減
・一般的により上のセグメントにのみ搭載されるはずの、Bセグメントでは前例のない各運転支援機能
なお、EVバージョンの場合、リアサスペンションのトーションビームに重量増による横方向の負荷に対応するためパナールロッドが追加されている。
NEW SUV 2008 ガソリンモデル:定評のPureTech 1.2ℓターボ、130ps/230Nm
NEW SUV 2008のガソリンモデルのパワートレインは定評のPureTech 1.2ℓターボエンジンの進化型を搭載しており、最高出力130ps、最大トルク230Nmを発揮。このエンジンは世界各国の自動車評論家やジャーナリストの投票によって決められるインターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤーで2015年の登場以来5年連続で選出されたマスターピース。
いままでの3気筒のイメージを覆す低振動、低騒音とドライバーの意図に忠実なトルクデリバリーに定評がある。GPF(ガソリン・パーティクル・フィルター)を装着し、排ガスのクリーン化とともに燃費を改善。BセグメントSUVにして19.2km/ℓ(JC08モード)、17.1km/ℓ(WLTC)という優れた燃費は、エンジンはもちろんのこと、CMPとBセグメントSUV最多段数(2020年9月現在)となる電子制御8速オートマチックトランスミッションEAT8による相乗効果だ。
ドライブモードはエコ、ノーマル、スポーツから好みや状況に応じて選べる。さらにSUVらしく、日常からエスケープするためにラフロードを行くという選択肢をドライバーに用意すべくGT Lineはアドバンスドグリップコントロールを搭載。
ラリーフィールドで鍛えたノウハウによる制御アルゴリズムで、あらゆる路面で最適なトラクションを確保。さらにこれは急な斜面でも確実に降りられるようにヒルディセントコントロールと統合制御される。
NEW SUV e-2008 EVモデル:100%エレクトリックのコンパクトSUV JC08モード385kmの航続距離を実現
NEW SUV e-2008は、100%電動パワートレインを搭載した日本で初めてのBセグメントコンパクトSUV(2020年9月現在)。電気モーターは最高出力136ps(100kW)、最大トルク260Nm、搭載バッテリーは50kwh。JC08モードで385kmの航続距離となっている。
自然吸気ガソリンエンジンで2.6ℓ相当の最大トルク260Nmのゼロ回転から発生させ、瞬時の応答性を発揮するこで誰もが運転しやすく、かつ刺激的なドライビング体験を約束。エモーショナルなドライビング体験はICEでもEVであってもプジョーにとって極めて欠かせない要素だ。
それは自動車業界が100年に一度の変革期、エナジートランジションの時と言われている中でもモビリティにとって必要なものであると考えているから。“UNBORING THE FUTURE(退屈な未来は、いらない。)”というヴィジョンのコンパクトSUVにおける具体像がこのNEW SUV e-2008になるという。
NEW SUV e-2008は3つのドライビングモードを用意している。
・Sport:パフォーマンスとフィーリングにプライオリティ 100kw/260Nm
・Nomal:日々の利用における快適性の最適化 80kw/220Nm
・Eco:航続距離の最大化 60kw/180Nm
また、ブレーキモードはふたつの選択が可能で、ドライバーはギアシフターの操作で望みの回生ブレーキ強度を選ぶことができる。
・D:内燃機関でのエンジンブレーキ、アクセルオフの挙動をシミュレートし、自然な走行感を重視
・B:エネルギー回生を強化。アクセルペダルだけでより積極的に減速をコントロール
50kwhリチウムイオンバッテリーは、液冷ヒートポンプで充放電時のバッテリー温度の管理と最適化を図っている。このバッテリーは一個当たり約13.1kgのモジュールを18個組み合わせ、総体積約220ℓ、重量約350kgのこのバッテリーユニットを前席座面下、後席座面下、センターコンソールなどに車体を上から見たときにH型に、重量配分を考えて巧みに格納されている。ICE、EVに両対応するCMPのおかげで居住空間、ラゲッジスペースは基本同等となっている。
EVは最大走行距離が注目される傾向にあるが、シティコミューターとしてのランニングコストの低さ、運転のしやすさ、コンパクトさもまた重要。50kwhのバッテリー容量は日本のユーザーの一般的な自動車の使用状況で充分な走行距離を確保できており、各充電設備で随時充電することで利便性を確保できるようになっている。バッテリーの保証は8年、16万キロとなっている。
最新の先進運転支援システム(ADAS)を全車標準、追加オプション不要
現代のモビリティを語る上で、安全性は極めて重要。NEW SUV 2008は安全性と先進運転支援システム(ADAS)に関して、これまでのBセグメントSUV、コンパクトSUVの基準を凌駕する充実度を誇る。
装備とテクノロジーレベルはプジョーのフラッグシップ508に肉薄しており、さらにアクティブセーフティブレーキなど基本機能は全グレードに標準搭載。オプション等で費用を追加する必要がないことも特筆すべき点だ。
アクティブセーフティブレーキ
508同様の最新世代アクティブセーフティブレーキ。508同様、自動車、二輪車、歩行者、夜間検知に対応している。※全車に標準装備
アクティブセーフティブレーキイメージ図
アクティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付き)
前車が完全停止したのち3秒以内に再発進すればアクセル操作無しで追従。3秒以上経過した場合はワンアクションで設定速度まで回復。渋滞時の加減速にも対応している。※全車に標準装備
レーンポジショニングアシスト
左右の車線の任意の左右位置(無段階)をドライバーが選び、その白線から一定の距離を保ったまま走行可能。一般的には左右両車線の中央をキープするが、本システムは、左右車線内のドライバー任意の位置をキープ。好みや例えば右側は工事でガードレールが迫っている場合にやや左寄りを走る……など乗る人の感覚に寄り添った制御ロジックが特徴。ほぼ全速度域でステアリング補正を実施。アクティブクルーズコントロールとともに先進的な運転支援をドライバーに提供する。※全車に標準装備
レーンポジショニングアシストイメージ図/アクティブクルーズコントロールイメージ図
レーンキープアシスト
約65km/h以上の速度で走行中、車載カメラが車線を検知し、ウィンカー操作がない状態で車線からはみ出しそうになると、自動的にステアリングに反力発生、元の車線へと戻す。※全車に標準装備
アクティブブラインドスポットモニターシステム
走行中、斜め後方のブラインドスポット(死角)に存在する後続車輌を超音波センサーが感知。ドアミラー内にオレンジ色の警告灯を点灯。さらに後続車輌の進路に入ろうとした場合は、ステアリングの反力によって車線変更を抑制。※GT Line
インテリジェントハイビーム
ルームミラー部に取付けられたカメラが常に前方の状況を分析。先行車や対向車の有無、照明の状況などにより、ハイビームとロービームを自動的に切り替え、対向車を幻惑することなく、常に最適な前方視界を確保。※GT Line
トラフィックサインインフォメーション
制限速度および進入禁止に関する道路標識をマルチファンクションカメラが読み取り、インストルメントパネルに表示。制限速度はドライバーが任意でクルーズコントロールまたはスピードリミッターに連動させることが可能。※全車に標準装備
フロントソナー/サイドソナー/バックソナー/ワイドバックアイカメラ
フロント、サイドおよびリアの近接ソナーを備えています。ワイドバックアイカメラはバックする際に車輌後方の状況をタッチスクリーンに投影し、またステアリング操作による距離や車輌の進行方向の表示、および俯瞰映像により精度の高い表示を提供。また後部近接ソナーを備えている。※サイドソナーはAllureには非装備
プロキシミティスマートキー
車輌が近接するキーを検知することでドアのアンロック/ロックを行う一歩進んだキーレスエントリーシステム。ロックは2m以上離れると作動、アンロックは1.5m以内に近づくと作動。バッグやポケットに入れたキーをまさぐる必要がないのでエレガントに乗り降りができる。※全車に標準装備
快適なモビリティのための最新装備
ふたつのLEDヘッドライト
GT Lineは三本爪をモチーフにしたLEDラインを備えたハイパフォーマンスなフルLEDヘッドライトを、AllureはLEDならではの効率、明るさ、デザイン性を備えたLEDヘッドライトを装備している。
GT Line/Allure
Peugeotミラースクリーン
Apple CarPlay、Android Autoに対応するスマートフォン接続機能。対応ナビゲーション/マップアプリやオーディオアプリを直感的に使用できる。
Apple CarPlay/Android Auto画面イメージ。スクリーンはともに欧州仕様
USBポート(Type-CおよびType-A)
必須装備となっているUSBポートはセンターコンソールにPeugeotミラースクリーン対応のType-AとType-C(充電のみ対応)を各1つずつ設置。後席にも充電用Type-Aが2つ装備されており、現代のデジタルライフスタイルに対応。
CHAdeMO急速充電約50分で80%
NEW SUV e-2008に搭載されているバッテリーは50kWh。JC08モードで最大385kmの航続距離を実現。エアコンと連動した液冷式ヒートポンプによってバッテリーの温度を最適に管理し効率的な急速充電と長い航続距離そしてバッテリーの長寿命化を実現。これらにより、気になるこのバッテリー寿命に関して8年間または160,000kmの走行が保証される。また、数週間放置しても通常はバッテリー容量が大きく低下することはない。
NEW SUV e-2008では、3つの充電モードを設定した。カスタマーの日常的な使用状況に併せて柔軟に運用できるように配慮されている。
コンセント型普通充電
車輌に標準搭載されている3kW 15A 200Vケーブルにて充電。
100%充電:約18時間
50km充電:約4時間
ウォールボックス型普通充電
6kw / 200Vのいわゆるウォールボックス型普通充電器での充電。
100%充電:約9時間
50km充電:約2時間
CHAdeMO(チャデモ)急速充電
50kw
80%充電:約50分
いずれの方法によっても、50km走行距離分のつぎ足し充電を行うことで日々の運用において充分な実用性を備えている。※充電時間はあくまで目安。
3kW 15A 200V充電ケーブル(標準搭載)
スマートフォンアプリで充電予約とエアコン作動
NEW SUV e-2008 はスマートフォンのアプリを利用したeリモートコントロールというEVならではの機能を実装。スマートフォンにダウンロードした無料のMyPeugeotアプリ(iOSおよびAndroid OSに対応)の操作によりリモートチャージングとプリコンディショニングの操作が可能。
リモートチャージング
リモートチャージングは充電器に接続されているNEW SUV e-2008に対してスマートフォンから充電操作ができるもの。
充電状況の確認(ON-OFF、普通・急速充電、充電レベル、速度、満充電残り時間)
充電予約(設定した時間に充電を開始する)
プリコンディショニング
遠隔で室内のエアコンディショニングを作動させることができる機能。プリコンディショニング時は、つねに21度の設定となり、室内を快適な状態で約10分間キープ。作動条件は50%以上の充電状態、イグニッションOFF、車輌ロックの条件がすべて満たされている場合に限る。
遠隔操作で車輌室内のエアコンを作動(ON-OFF)
エアコン動作予約(時間、曜日をスケジュール)
EVとガソリン車の月々の所有コストを同程度に
TCO(Total Cost of Ownership)という考え方は、自動車としてEVとガソリン車が分け隔てないというNEW SUV 2008 / SUV e-2008ならではのコンセプト。これはEVとガソリン車で月々の所有コストを同程度に抑えることで、好みに合わせた選択の自由を提案するもの。車輌価格、エネルギーコスト、保険代、メンテナンスコスト、税金、補助金、ローン金利など、EVが有利な項目、ガソリン車が有利な項目を含め全体を計算し、双方がそれほど変わらないことを理解してもらい、ガソリン車とEVを対等に検討してもらう。
※上記は試算の一例であり、使用状況や地域などによって変わる。
NEW SUV 2008 / SUV e-2008 グレード構成
関連情報:https://www.peugeot.co.jp/
構成/DIME編集部
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