走りはドイツ車 インテリアはイギリス風
80年前の世界でも、自動車産業は競争が激しかった。英国のとある新興メーカーは、二者一択に悩んでいた。小さな部品1つまでこだわり、徹底的なオリジナリティを追求するか、設計担当者を他社の自動車工場へ出向かせたり、優れた既存部品を活用するか。
【画像】「走りはドイツ車」な英国車 400 ドロップヘッド・クーペ 個性的なブリストル 戦前のフレイザー・ナッシュ-BMWも 全116枚
前者の手法で成功を掴んだのは、エットーレ・ブガッティ氏だろう。後者を選んだ人物には、キャロル・シェルビー氏が挙げられる。だが、ブリストルのジョージ・スタンリー・ホワイト氏は、両方を組み合わせようと決断した。
膨らんだフェンダーが、エレガントにカーブを描く。
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みんなのコメント
いた406など数台のブリストル車が輸入されております。
初期のブリストルのエンジンは、ドイツからエンジニアと共に技術導入されたBMWの直6
エンジンがベースだったわけですが、最初このエンジンのヘッド周りを見た時、戦前からの
技術とはいえすでにツインカムになっていたのかと思いましたが…実はこのエンジン、
OHVだったんですね。
下方に吸気する側は一般的なOHVのメカニズムですが、排気側は吸気側同様長いプッシュ
ロッドでまず連絡用のロッカーアームを駆動し、そこから短いプッシュロッドを横に渡して
排気側のロッカーアームを駆動してバルブを開閉するという…
しかも燃焼室もほぼ半球型になり出力も向上すると…えらい凝った設計になっておりました。
しかしこの複雑なOHVのメカニズム、各部のクリアランス調整等がさぞ難儀な事でしょう…