北米で公開されている新型フォレスターは、現在までのスバル車全般に取り入れられているテイストとは違ったデザインとなっているのが特徴だ。現在のスバルSUVやそれまでのフォレスターとのデザイン上の違いについて分析してみた。
文/ベストカーWeb編集部・渡邊龍生、写真/スバル、フォード、ベストカー編集部
新型フォレスターは「新世代スバルデザイン」を象徴する外観がイケてる!! 注目を集める理由はフロントマスクにあった!?
■ダイナミック×ソリッド+BOLDERからいよいよ脱皮か?
そもそもスバルデザインの現在の源流は「ダイナミック×ソリッド」がデザインフィロソフィーとなっている。その意味合いは「安心」をイメージさせるソリッドな塊感をベースとし、「愉しさ」を感じさせるダイナミックな躍動感との融合を目指したもの。
2016年登場の先代インプレッサから始まったスバルのデザインフィロソフィー「ダイナミック×ソリッド」
そのデザインフィロソフィーを初めて採用したコンセプトモデルが2014年のジュネーブショーに出展された「VIZIV 2コンセプト」だった。市販車では2016年に登場した先代5代目インプレッサから初採用されたが、「コの字」デザインのフロントヘッドライトが特徴的だ。
2014年のジュネーブショーに出展されたコンセプトモデル、「VIZIV 2Concept」
2016年、先代インプレッサをそのデビュー前に取材したのだが、当時スバル商品企画デザイン部長兼商品開発企画部長を務めていた石井守氏に話を聞いたところ、次のように語っていたのが印象的だった。
「目力のあるホークアイヘッドライトの“コの字”を採用していますが、その出自は水平対向エンジンでした。水平対向はもともと飛行機の星形エンジンの一部を切り取った形でして、飛行機が大空を飛ぶという夢、妥協を許さないマシンを作り出す技術者のスピリットを凝縮したものです。ピストンを横から見た時の形がパルスとなった“コの字”なのです」。
現在もスバル車、レヴォーグ&レヴォーグレイバックをはじめ、レガシィアウトバック、クロストレック、インプレッサ、WRX S4、そして現行フォレスターを含め、この「ダイナミック×ソリッド」は継続採用されている。
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■ダイナミック×ソリッドに「BOLDER」をプラス
2018年のジュネーブショーに出展され、現行型レヴォーグの源流となった「VIZIV ツアラーコンセプト」
ただし、現在のデザインコンセプトはそれまでのダイナミック×ソリッドという基幹デザインコンセプトに「BOLDER」(大胆な)という概念を新たに追加。どのスバル車もそのアイデンティティであるヘキサゴン(六角形)グリルから始まる強い塊感のあるボディデザインに、愉しさを大胆に表現する特徴的なフェンダーデザインを採用している。
それまでの「ダイナミック×ソリッド」に初めてBOLDERの要素を取り入れたのが現行2代目レヴォーグ
このBOLDERを最初に採用したモデルは現行型2代目レヴォーグ。前傾デザインのシルエットに加えて後方へ絞り込まれるような塊感のあるデザインと大きく張り出したフェンダーラインを採用している。
これまでスバルはコンセプトモデルの「VIZIV」シリーズでクロスオーバーモデルをはじめ、SUV、セダン、スポーツツアラーを提案してきている。それが今回の新型フォレスターからテイストがかなり変化しているのがよくわかる。
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