カルロス・サインツJr.は、2015年にトロロッソからF1デビューを果たすと、2017年の終盤戦でルノーに移籍。今季からはマクラーレンの一員となった。
彼はレッドブルからルノーに移籍したダニエル・リカルドや、トロロッソからレッドブルに昇格したピエール・ガスリーがマシンへの適応に苦しんだことに理解を示し、それらは違うチームのマシンを操ることがいかに難しいかを証明するものだったと語った。
■マクラーレン、マシンの性能は“4~6番手”? 「他が優れている」とチーム代表
自身がこれまでにドライブした3チームのマシンを引き合いに出して、サインツJr.は次のように語った。
「これまでドライブしたマシンはそれぞれ異なっていたんだ」
「みんながイメージするよりもかなり異なっている。マシンが想像以上に違う挙動をするんだ」
「だからこそ、どんなドライバーでも新しいチームのマシンに適応するのに少し時間がかかる。今年のリカルドやピエール……あと(シャルル)ルクレール(フェラーリ)も、シーズン序盤は苦しんでいるように見えた」
「チームの仕事もあらゆる面で異なっているから、コツを掴むには時間が必要だ。同じチームで1年以上過ごしたドライバーがどれだけマシンパフォーマンスを引き出せるのか、みんなは分かっていないんだ」
「トロロッソ時代は中団チームのトップという訳ではなかったけど、(2年目以降の)2016年と2017年には、トロロッソにしては良い成績を時々挙げることができた。それは僕がマシンのパッケージを理解し、それを活用する方法を心得たからこそできたことだ」
「レーシングポイントの(セルジオ)ペレスや、レッドブルの(マックス)フェルスタッペン、そしてメルセデスの(ルイス)ハミルトンがその良い例だ。彼らは同じチームで長い時間を過ごしたことで、マシンの限界をどうやって引き出すかを理解している」
そう語るサインツJr.だが、現在ドライバーズランキングで中団勢最上位となる7番手につけており、過去7レースで5回もトップ6フィニッシュを果たすなど、マクラーレン1年目から光る速さを見せている。
ただ、純粋なペースではチームメイトでルーキーのランド・ノリスに遅れを取ることもある。サインツJr.は、未だにマシンを自分のものにできていないと感じているようだ。
「マシンをかなり理解し始めたと思う。ただ、僕にもまだ改善の余地はあると感じているし、マシンに関してもそれは同様だ」とサインツJr.は語った。
「僕たちはセットアップの方向性を確認するために、(フリー走行が行われる)金曜日に色々なことを試している。でもそのプロセスはゆっくりなんだ」
「結局は歳月の問題だと思わないかい? チームにいる年数が長いほど、よりチームとマシンについて学ぶんだ。それはどんな世界でも同じだと思う」
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