「ゲームに関しては僕、オタクだからね！」ハミルトン＆ルクレールが選ぶ“神ゲー”ランキング。Sティアに選ばれたのはGTA

　フェラーリは4月25日に、とある動画をYouTubeに公開。登場したのは7度のF1世界チャンピオンであるルイス・ハミルトンと、次期F1チャンピオンと期待されるシャルル・ルクレールのレギュラードライバーふたりだが、内容はF1とあまり関係がない。

　ハミルトンとルクレールは動画内で、代表的なビデオ／PCゲームシリーズをランク付け。幼少期よりレースにどっぷり浸かってきたふたりだが、ベストゲームに選んだのは別ジャンルの作品だった。

「ゲームに関しては僕、オタクだよ。コンシューマー機なら全部持っている。初代と2世代目のスーパーニンテンドー（スーパーファミコン）……TVの下に全て詰まっているんだ」

　動画の中でそう語ったハミルトンは、自他共に認める大のゲーム好きだ。最近はもっぱらガンアクションFPSゲームのコール・オブ・デューティ一（COD）シリーズをやっているとのこと。一方で、ルクレールはCOVID-19が世界的に蔓延していた際にTwitchを通じてゲーム配信を行なっていた。バナナのコスチュームでフォートナイトをプレイしている姿はミームとしてF1界隈に定着した。

　ハミルトンは今年40歳を迎え、チームメイトを組むルクレールは27歳。13歳という差が影響しているのか、ルクレールはハミルトンがプレイしたことのない任天堂Wiiのテニスが「めちゃくちゃ上手なんだ」と明かしていた。

　まず、ふたりが手始めにランク付けを行なったのは、オープンワールドのクライムアクションゲームであるグランド・セフト・オート（GTA）V。ルクレールが「本当に良いゲームだ」と言うと、ハミルトンは「これは最高のゲームだよね」と答え、ベストゲームが即座に決まった。

　制作会社のロックスター・ゲームスは2025年秋に最新作『GTA6』の発売を予定しており、ルクレールが「待ち切れないね」と言うと、ハミルトンも「僕らがやっている全て丸投げて（最新作を）やらないとね」と答えるなど、ふたりは首を長くして待っているようだ。

　ふたりのリストでは、GTA Vの下にマリオカート64が並び、3番手にグランツーリスモ3とiRacingが同着ということとなった。マリオカートは“クラシック”なゲームだとふたりは合意した一方で、グランツーリスモとiRacingへの評価に対しては意見が別れた。



「グランツーリスモは素晴らしいよ。かっこいいゲームだ。でも待って、iRacingはグランツーリスモより良いの？　これは伝説的な作品だし、何年も続いてきている」とハミルトンは言う。

　するとルクレールはこう答えた。

「僕からすると違うね。多くの人たちにとっては、グランツーリスモの方が楽しいと思う。でも本当にレースがしたい人たちからすると……」

　そこでハミルトンが「オタク5人衆みたいな？」と切り込むと、ルクレールは「僕だね（笑）」と答え、「iRacingは最高だよ。本当に走っているみたいなんだ」と続けたが、ここは3番手同着ということで話がまとまった。

　その後ハミルトンとルクレールは順調にランク付けを行なった。ふたりのベストゲームランキングは以下の通りだ。みなさんも『懐かしい』『これが好き』という作品もあるかもしれない。ちなみに、F1を題材にしたF1 2010についてルクレールが「本当に良いゲーム」と言った一方で、ハミルトンは「最下位だ（笑）」と辛口な評価を下していた。

ハミルトン＆ルクレールの”ベストゲーム”ランキング
1.グランド・セフト・オートV
2.マリオカート64
3.グランツーリスモ3／iRacing
4.コール・オブ・デューティ モダン・ウォーフェア
5.ゼルダの伝説 時のオカリナ
6.フォートナイト
7.FIFA 19
8.コリン・マクレー・ラリー
9.ニード・フォー・スピード アンダーグラウンド2
10.アイルトン・セナ スーパーモナコGP
11.フォールガイズ
12.アセットコルサ
13.F1 2010
14.アモングアス

Comments

[こう]

スーパーモナコGPってメガドラやん。ハミルトンでも世代じゃないと思うけどw