現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > フォルクスワーゲンが8年ぶりに「ゴルフ ヴァリアント」をフルモデルチェンジ、48Vマイルドハイブリッドを採用

ここから本文です

フォルクスワーゲンが8年ぶりに「ゴルフ ヴァリアント」をフルモデルチェンジ、48Vマイルドハイブリッドを採用

掲載 更新
フォルクスワーゲンが8年ぶりに「ゴルフ ヴァリアント」をフルモデルチェンジ、48Vマイルドハイブリッドを採用

フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、約8年ぶりにフルモデルチェンジして進化した新型『Golf Variant(ゴルフ ヴァリアント)』の販売を7月28日より開始した。

新型「ゴルフ ヴァリアント」は、新型「ゴルフ」同様「デジタル化」「電動化」「ドライバーアシスタンスシステム」において大幅な進化を遂げた。「デジタル化」においてはクラスを超えたデジタルインターフェースを採用、「電動化」においては、48V マイルドハイブリッドシステムを採用し、モーターのアシストによってスムーズな発進や加速を実現している。

まもなく登場!量産FF車最速モデル、ホンダ「CIVIC TYPE R」マイナーチェンジのポイント

また、運転支援システムにおいても、同一車線内全車速運転支援システム“Travel Assist”などの最新テクノロジーが採用され、クラスを超えたハイレベルなドライバーアシストが可能となり、安全性をさらに高めている。

エクステリアデザインは、最適化されたエアロダイナミクス、印象的なフロントエンド、力強いショルダーラインを特徴する、スポーティなスタイルへと進化を遂げた。

また、ラゲージルームは、全長を65mm延長したことで先代より22L拡大し、最大1,642Lとクラストップレベルの積載量を誇る。さらに、ホイールベースも35mm延長されたことにより、後席のレッグスペースも広くなり今まで以上のゆとりのある空間が創出され快適性も向上している。

よりスポーティなスタイルで、より長く、より広く

新型「ゴルフ ヴァリアント」の新しいエクステリアデザインは、フロントおよび側面のBピラーまでは、新型「ゴルフ」と同じ、象徴的なデザインエレメントを採用している。

Bピラーからリヤエンドにかけては、新型「ゴルフ ヴァリアント」ならではのユニークなスタイルを特徴としている。力強いショルダーセクション、わずかに上昇した後、リヤへ向かって下降する長いルーフセクション、クーペのように傾斜したリヤウィンドウを備えた同車は、これまで以上にスポーティ。

サイズが拡大されたことにより、新型「ゴルフ ヴァリアント」は、より長く、低く見える。全長およびホイールベースの延長は、同車のリヤシートとラゲージスペースに大きな恩恵をもたらしている。リヤシートの最大レッグルームは903mm*から941mm*に増加している。また、リヤシート背もたれの上端まで荷物を積んだ場合のラゲージスペースは、611L。後席を折り畳むとそのスペースは1,642Lに増加。これにより、今まで以上の快適性を実現している。

新型「ゴルフ ヴァリアント」サイズ
全長:4,640mm 全幅:1,790mm 全高:1,485mm ホイールベース:2,670mm
*欧州発表数値

デジタル化されたインテリアコックピット

新型「ゴルフ ヴァリアント」は、最新世代の通信モジュール内蔵のフォルクスワーゲン純正インフォテイメントシステムとデジタルメータークラスター“Digital Cockpit Pro”を標準装備とすることで、運転席には同じ視覚軸上で結合された、デジタル ディスプレイ環境が創出される。

また、オートマチック デュアル クラッチ ギアボックス(DSG)のシフトレバーが、先代モデルよりも大幅に小型化され、とてもクリーンにレイアウトされている。ライトおよび視界関連の機能、ルーフコンソールおよびインフォテイメントシステムの各要素は、機能に応じてタッチスクリーン、タッチスライダー、または直感的に操作できるボタンを使用して操作することが可能となり、操作性を向上させている。

48Vマイルドハイブリッドシステムを採用

新型「ゴルフ ヴァリアント」には、新型「ゴルフ」同様に48Vベルト駆動式スタータージェネレーターとリチウムイオンバッテリーを組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを1.0TSIエンジンと1.5TSIエンジンに設定し、それぞれ1.0eTSI(81kW/110PS)および1.5eTSI(110kW/150PS)として導入。

48Vベルト駆動式スタータージェネレーターはスターターとしての役割の他、小型電動モーターやジェネレーターとしての役割を果たし、車両の発進時にエンジンをサポートする形でトルクを発生することでスムーズな加速を実現し、特にスタート・ストップの多い街中において、より快適性の向上を感じることができるだろう。

クラスを超えた運転支援システムにより、安全性・快適性を向上

新型「ゴルフ ヴァリアント」には、クラスを超えたハイレベルなドライバーアシスタンスシステムを数多く標準装備としている。例えば、初採用の同一車線内全車速運転支援システム“Travel Assist”は、車速域0~210km/hで作動させることが可能で、静電容量式センサーを採用したステアリングホイールを軽く握っているだけで、前走車との車間及び走行レーンの中央維持をサポートする機能で、特に高速道路などでの長距離移動において安全性の向上及び疲労軽減に寄与。

その他、車両の暴走による事故を未然に防ぎ、被害を最小限に抑える、緊急時停車支援システム“Emergency Assist”や乗員が降車時にドアを開いた際、後方から接近している車両や自転車などの障害物を検知すると、警告音とドアミラーハウジングの表示灯にて注意喚起を行う、エグジットウォーニング(降車時警告機能)などの初採用の運転支援システムも全車標準装備。

また、フロントカメラで対向車や先行車を検知し、マトリックスモジュールに搭載された片側22個のLEDを個別に点灯・消灯の制御をすることで、最適な配光を可能とした最新のヘッドライトシステム、LEDマトリックスヘッドライト“IQ.LIGHT”もオプション設定(テクノロジーパッケージ)可能。

さらに、荷物で両手が塞がっていても、足の動きをセンサーが感知してテールゲートを開けることができる、パワーテールゲート(挟み込み防止機能、“Easy Open”機能付)も初採用となり、オプションで設定可能となった。これにより、今まで以上に利便性が高まっている。

新型「ゴルフ ヴァリアント」のエクステリアカラーは、新色のライムイエローメタリックやドルフィングレーメタリック、キングズレッドメタリックなどを含む全7色展開となっている。

eTSI Active

eTSI Style

eTSI R-Line

<全国希望小売価格(税込)>
「ゴルフ ヴァリアント」
eTSI Active Basic ¥3,056,000
eTSI Active ¥3,265,000
eTSI Style ¥3,846,000
eTSI R-Line ¥3,895,000

関連情報:https://www.volkswagen.co.jp/ja/models/golfvariant.html

構成/土屋嘉久(ADVOX株式会社 代表)

こんな記事も読まれています

ホンダ新型「カクカクSUV」ワイルド&上質な“縦グリル”がスゴい! 新型「WR-V」人気のカスタム仕様とは?
ホンダ新型「カクカクSUV」ワイルド&上質な“縦グリル”がスゴい! 新型「WR-V」人気のカスタム仕様とは?
くるまのニュース
自立する電動3輪特定小型原付「ストリーモS01JT」 580台の数量限定販売 申込期間は5月31日まで
自立する電動3輪特定小型原付「ストリーモS01JT」 580台の数量限定販売 申込期間は5月31日まで
バイクのニュース
レクサスのミニバン『LM』に6座仕様、価格は1500万円
レクサスのミニバン『LM』に6座仕様、価格は1500万円
レスポンス
日産のカーボンフリーへの取り組みがガチ! 工場をエタノール燃料の燃料電池で稼働させる仕組みを公開
日産のカーボンフリーへの取り組みがガチ! 工場をエタノール燃料の燃料電池で稼働させる仕組みを公開
WEB CARTOP
ヤマハの隠れたヒット商品!? レクサスも純正採用する「パフォーマンスダンパー」はどんな効果があるのか
ヤマハの隠れたヒット商品!? レクサスも純正採用する「パフォーマンスダンパー」はどんな効果があるのか
モーサイ
誕生から70年!アメリカンマッスルカーの雄「シボレー コルベット Z06」EU仕様でも速かった!
誕生から70年!アメリカンマッスルカーの雄「シボレー コルベット Z06」EU仕様でも速かった!
AutoBild Japan
西湘バイパスの「圏央道直結」いつ実現!? 中途半端な「新湘南バイパス」の平塚延伸はどうなっているのか 「謎の橋脚」の正体とは
西湘バイパスの「圏央道直結」いつ実現!? 中途半端な「新湘南バイパス」の平塚延伸はどうなっているのか 「謎の橋脚」の正体とは
くるまのニュース
ほぼ[アルファード]と一緒じゃ…レクサスLMの6人乗りが1500万円ってマジか!!
ほぼ[アルファード]と一緒じゃ…レクサスLMの6人乗りが1500万円ってマジか!!
ベストカーWeb
「新型の登場を待つか」「モデル末期を狙うか」問題に決着! いまは「欲しければすぐに買う」が正解だった
「新型の登場を待つか」「モデル末期を狙うか」問題に決着! いまは「欲しければすぐに買う」が正解だった
WEB CARTOP
新型フリードの顔にある[4つの穴]は何? なぜAIRにあってクロスターにはないの?
新型フリードの顔にある[4つの穴]は何? なぜAIRにあってクロスターにはないの?
ベストカーWeb
[神業]クルマを直す速度が異常すぎ!! ほぼ全部壊れたクルマを1週間弱で修復! 新井大輝さんが満身創痍で挑む全日本ラリー
[神業]クルマを直す速度が異常すぎ!! ほぼ全部壊れたクルマを1週間弱で修復! 新井大輝さんが満身創痍で挑む全日本ラリー
ベストカーWeb
ホンダ新型「フリード」初公開! 新誕生「フリード“エア”」って何? 「クロスター」も大変化か!? 8年ぶり全面刷新で誕生の「2タイプ」何が違うのか
ホンダ新型「フリード」初公開! 新誕生「フリード“エア”」って何? 「クロスター」も大変化か!? 8年ぶり全面刷新で誕生の「2タイプ」何が違うのか
くるまのニュース
ドレミコレクション「Z900RS Mk.2 Style外装セット」 着せ替えシリーズ初インナータンク無し・スチールタンクを採用した理由とは?
ドレミコレクション「Z900RS Mk.2 Style外装セット」 着せ替えシリーズ初インナータンク無し・スチールタンクを採用した理由とは?
バイクのニュース
[カーオーディオ 逸品探究]世界的実力ブランド「フォーカル」の新旗艦スピーカー『Utopia M』の魅力に迫る!
[カーオーディオ 逸品探究]世界的実力ブランド「フォーカル」の新旗艦スピーカー『Utopia M』の魅力に迫る!
レスポンス
フォード Kugaの335万円からという価格設定に驚き、オンロードのドライビングダイナミクスに感心した【10年ひと昔の新車】
フォード Kugaの335万円からという価格設定に驚き、オンロードのドライビングダイナミクスに感心した【10年ひと昔の新車】
Webモーターマガジン
宮田莉朋組レクサスがFP2でクラス最速タイム。ハイパーカーは6号車ポルシェが初日トップに/WECスパ
宮田莉朋組レクサスがFP2でクラス最速タイム。ハイパーカーは6号車ポルシェが初日トップに/WECスパ
AUTOSPORT web
【SCOOP!!】販売継続? それともファイナル? ヤマハYZF-R1に“新型”の情報アリ!!
【SCOOP!!】販売継続? それともファイナル? ヤマハYZF-R1に“新型”の情報アリ!!
WEBヤングマシン
トヨタの「爆速5ドアハッチバック」何がスゴイ? 6速MT×4WDのみなのに「普段乗り」できる!? 「GRカローラ」の魅力とは?
トヨタの「爆速5ドアハッチバック」何がスゴイ? 6速MT×4WDのみなのに「普段乗り」できる!? 「GRカローラ」の魅力とは?
くるまのニュース

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

357.3476.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

15.8698.0万円

中古車を検索
ゴルフ ヴァリアントの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

357.3476.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

15.8698.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村