■目撃情報、多数! 新型クラウンスポーツは登場間近?
トヨタの16代目「クラウン」シリーズのひとつである新型「クラウンスポーツ」と見られるクルマが公道テストを行なっているようすがSNS上に投稿されています。
そのことから、まもなく発表されると見られる新型クラウンスポーツですが、登場すればトヨタのSUVラインナップのなかではどのような立ち位置となるのでしょうか。
【画像】トヨタの跳ね馬? クラウンスポーツ&プロサングエは似てる? 違いを写真で見る(73枚)
2022年7月に世界初公開された16代目のクラウンには、クラウンクロスオーバー、クラウンスポーツ、クラウンセダン、クラウンエステートという異なるボディタイプが存在することが明らかになってます。
同年9月には、シリーズの第1弾となるクラウンクロスオーバーが発売され、2023年3月現在では街を走る姿を見かける機会も多くなってきました。
その一方で前述のスポーツ/セダン/エステートは開発数値のボディサイズと「2023年に発売」ということ以外は明らかにされていません。
そんななか、2023年3月半ばころから、あるクルマが公道テストを行なっているようすがSNS上に投稿されるようになりました。
このクルマはカモフラージュが施されてはいるものの、全体のシルエットなどから新型クラウンスポーツであると見られます。
一般的に、公道テストが行なわれるのは発売の直前であるため、新型クラウンスポーツの発売は秒読み段階にあると言えそうです。
2022年7月に新型クラウンシリーズが発表された際、豊田章男社長は新型クラウンスポーツについて、次のように述べていました。
「エモーショナルで創造的な雰囲気を持ち、乗りやすく運転しやすいパッケージとともに、俊敏でスポーティーな走りが、お楽しみいただける、新しいカタチのスポーツSUV」
実際、発表の場に置かれた新型クラウンスポーツは、鮮やかなレッドメタリックのボディカラーにブラックの大径ホイールを組み合わせた、スポーティなルックスが異彩を放っていました。
SNS上では、その後同年9月に発表されたフェラーリ初のSUVである「プロサングエ」との共通点を指摘する声が多数見られるなど、スーパーカー並みのパフォーマンスを持つモデルとなることを期待するユーザーも多いようです。
一方、2023年3月現在のトヨタのSUVを見ると、クラウンクロスオーバーに加えて、「ライズ」、「ヤリスクロス」、「C-HR」、「カローラクロス」、「ハリアー」、「RAV4」、「bZ4X」、「ランドクルーザープラド」、「ランドクルーザー」など、実に様々なモデルがラインナップされています。
これらの多種多様なSUVラインナップのなかで、新型クラウンスポーツはどのような立ち位置となるのでしょうか。
■新型クラウンスポーツは、スポーツSUVの兄貴分という立ち位置に?
まず、これらのSUVラインナップを整理してみましょう。
本格的な悪路走破性能をもったランドクルーザーシリーズや、BEVのbZ4Xはそれぞれオンリーワンのポジションを築いているため、新型クラウンスポーツと直接競合する可能性は低そうです。
また、カローラクロスやヤリスクロス、ライズについても、サイズ感や価格帯が異なると見られるため、新型クラウンスポーツと競合することはないと考えてよいでしょう。
ボディサイズや価格帯が重なると見られるのは、クラウンクロスオーバーやハリアー、RAV4です。
ただ、プレミアムSUVのハリアーとアクティブ系SUVのRAV4は、スポーツSUVである新型クラウンスポーツとはやや性格が異なります。
そう考えると、新型クラウンスポーツ最大のライバルは、やはりクラウンクロスオーバーということになりそうです。
ただ、クラウンクロスオーバーには「RS」というスポーティグレードがあるため、新型クラウンスポーツは、なんらかのかたちで差別化を図る可能性が高いと見られます。
例えば、新型クラウンスポーツには、クラウンクロスオーバーにはないパワートレインが設定されるかもしれません。BEVモデルはPHEVモデルなどが追加されることも考えられます。
いずれにせよ、クラウンクロスオーバーとの違いを強調するために、新型クラウンスポーツは「よりスポーティな走り」が特徴のSUVに仕立て上げられることは間違いないでしょう。
ちなみに、トヨタのスポーツSUVと言えば、C-HRがその先駆けです。
2016年に登場したC-HRは、SUVでありながらスポーティな走りを実現していることに加えて、エッジの利いたデザインが高い評価を受けている1台です。
すでに海外では次期C-HRのコンセプトモデルが発表されていますが、新型クラウンスポーツと共通する「ハンマーヘッド(シュモクザメ)」をイメージしたシャープなフロントマスクが採用されています。
新型クラウンスポーツとC-HRは、ボディサイズや価格帯が異なるため直接の競合にはならないと考えられます。
また日本市場に限ってはトヨタが「現行C-HRの生産終了」を明らかにしてるため、実際の販売面での競合はなさそうです。
その一方で、グローバル市場では新型クラウンスポーツとC-HRは、トヨタのSUVラインナップにおけるスポーツSUVの兄貴分と弟分という関係となる可能性は十分にありそうです。
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みんなのコメント
開発期間1年半(クロスオーバー発表の少し前から)としても今年中に発売できれば御の字でしょ。
とまた恥じ晒す車音痴のアンチさん、可哀そう笑