この記事をまとめると
■「2025-2026 日本カー・オブ・ザ・イヤー」が発表された
【試乗】新型フォレスターのパワートレイン選びが悩ましすぎる! S:HEVとターボを公道で乗ったら「個性クッキリ」もどちらも素晴らしい!!
■スバル・フォレスターがイヤーカーとなった
■インポートカーやデザインやテクノロジーについてもそれぞれ発表された
2025年の新車市場を締め括る賞レースを開催
2025年も残すところ約1カ月。この時期に自動車業界内外で注目されているイベントのひとつが、「日本カー・オブ・ザ・イヤー」だ。
その年の顔とも呼べるクルマを決めるこの賞レース。日本のモータリゼーションの発展とコンシューマーへの最新モデルおよび最新技術の周知を目的として、1980年に創設され、2025年の開催で46回目を数える。日本の自動車業界において最大の権威と言っても過言ではなく、受賞の有無によって、そのクルマの売り上げが大幅に変わることも珍しくない。
クルマ好きたちも、「2025-2026年はどのクルマが受賞するんだ!?」とSNS上で予想が盛り上がるのも、この時期における風物詩といえよう。なお、2025-2026年の10台としてノミネートされたのは以下のモデルだ。 ●スズキ eビターラ
●スバル・フォレスター
●ダイハツ・ムーヴ
●トヨタ・クラウン(エステート)
●日産・リーフ
●ホンダ・プレリュード
●BMW 2シリーズ グランクーペ
●ヒョンデ・インスター
●プジョー 3008
●フォルクスワーゲン ID.Buzz
※掲載はノミネート番号順
2025年の顔はフォレスターに決定!
そんな「2025-2026 日本カー・オブ・ザ・イヤー」の最終選考会が2025年12月4日に開催され、各賞や特別賞がそれぞれ発表されたので、速報にてお伝えする。
以下、各賞受賞車と受賞理由だ。
■日本カー・オブ・ザ・イヤー:スバル・フォレスター
スバル・フォレスターは、走行性能、実用性、快適性、オフロード性能、そしてスバルが一貫して重視してきた安全性を高い次元で融合したSUVとして高く評価された。待望のストロングハイブリッド(S:HEV)の採用により、独自技術である水平対向エンジンは、燃費性能と走りの愉しさを両立する“スバルらしい環境エンジン”へと進化。さらに、アイサイトXをはじめとした先進運転支援技術や、歩行者だけでなくサイクリストの傷害低減にも寄与するエアバッグなど、安全装備の進化も高い評価を集めた。
■インポート・カー・オブ・ザ・イヤー:フォルクスワーゲン ID.Buzz
フォルクスワーゲン ID.Buzz は、BEV(電気自動車)のフルサイズミニバンという、現在国内市場では唯一無二の存在であり、BEVとしての完成度も極めて高い。電気自動車ならではのパッケージングが、ミニバンとしてゆとりある居住空間を実現し、BEVミニバンという新たなカテゴリーを切り開いた。さらに、“ワーゲンバス”として親しまれたタイプ2の魅力を現代的に継承したエクステリアデザインは、運転者のみならず周囲の人々までも笑顔にする存在感を放ち、高い評価を獲得した。
■デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー:フォルクスワーゲン ID.Buzz
いまなお色褪せない人気を誇るワーゲンバス(タイプ2)のヘリテージを受け継ぎ、それを現代的に解釈した ID.Buzzのエクステリアデザインは、ひと目でわかる強い個性を備えながら、誰にでも懐かしさと愛らしさを感じさせる魅力を放っている。テクノロジー優先で無機質になりがちな時代において、自動車にはエモーショナルな価値が不可欠であることを改めて示した意義は大きく、その存在はデザインのあり方に新たな視点を投げかけた。
※ノミネート車2025-2026の35モデルから選出
■テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー:ポルシェ 911カレラGTS
ポルシェ911の長い歴史のなかで初めて採用されたハイブリッドシステム「T-Hybrid」は、運動エネルギーだけでなく熱エネルギーまで回生する、モータースポーツ由来の先進技術を搭載している点が大きな特徴である。電動化=エコという既成概念にとらわれない、ハイブリッド技術の新たな方向性を示すとともに、スポーツカーとしての走りの魅力を一切損なうことなく環境性能を高めたポルシェの技術力は高く評価された。
※ノミネート車2025-2026の35モデルから選出
■実行委員会特別賞:ポルシェエクスペリエンスセンター東京
2021年10月の開設以来、ポルシェジャパン株式会社は「地域との共生」を掲げ、ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京 (以下PEC東京)が位置する千葉県木更津市との連携による地域活性化プログラムをはじめ、東京大学との共同プロジェクトとして若年層向けスカラーシッププログラムを展開するなど、社会的意義の高い取り組みを継続してきた。PEC東京は、単なるプレミアムブランドの発信拠点にとどまらず、「モビリティ社会に開かれたスポーツカー文化のプラットフォーム」として、企業と地域、そして人とクルマをつなぐ持続的なモデルを提示した。その先進的な社会連携の姿勢と具体的な成果は、日本の自動車文化のさらなる発展に寄与するものとして高く評価される。
■実行委員会特別賞:STMO(一般社団法人スーパー耐久未来機構)
スーパー耐久レースを運営する STMO は、2021年(当時:スーパー耐久機構)、試作車両などの参戦を可能にする「ST-Qクラス」を新設した。これにより、TOYOTA GAZOO Racing、株式会社SUBARU、株式会社ホンダ・レーシング、MAZDA SPIRIT RACING、日産自動車株式会社/日産モータースポーツ&カスタマイズ株式会社が試作車両を投入し、カーボンニュートラル社会の実現に向けて、株式会社ブリヂストン、ENEOS株式会社とともにカーボンニュートラル燃料や水素燃料などを活用した先進的な取り組みを開始した。さらに 2025年には、日本自動車会議所とともに、アメリカンモータースポーツの象徴である NASCAR のデモランなど、国際交流の新たなステージを切り開き、モータースポーツを通じて日米の文化交流を促進する「ST-USAクラス」を新設した。2021年から続く革新的な試みと、2025年の新たな挑戦は、モータースポーツの未来を示す取り組みとして高く評価される。
以上が、「2025-2026 日本カー・オブ・ザ・イヤー」の各賞の受賞理由だ。
なお、大賞を受賞したスバル・フォレスターの次点はホンダ・プレリュードとなった。インポート・カー・オブ・ザ・イヤーでは、大賞のフォルクスワーゲン ID.Buzzに対して次点はヒョンデ・インスターであった。ID.Buzzに関してはインポート部門とデザイン部門でのダブルタイトルということで、このクルマの偉大さがよくわかる結果となっている。
「2026-2027 日本カー・オブ・ザ・イヤー」にはいったいどんなクルマがノミネートされるのか。早くも来年度が楽しみだ。
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