スズキから公式に東京モーターショー出展概要が発表されました。四輪出品車20台、二輪出品車9台、うちワールドプレミア9車種と大変豪華なものとなるようです。
そして未来を予感させるコンセプトカーの中に、ひときわ実現度の高い、言ってしまえば「市販間近」と断言できるようなモデルがありました。
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「次期スペーシア(出展名:スペーシアコンセプト)」です。
2013年2月に発表発売された初代(現行型)は、堅調な売れ行きを見せるものの(8月月販台数6699台)、同カテゴリーに属するホンダN-BOX(同9810台)やダイハツタント(同8743台)と比べると、やや見劣りするのは確か。
今や軽自動車の最量販カテゴリーとなった超ハイトワゴン部門で、トップを狙えるのか? 新型スペーシアの「わかっていること」を整理してお伝えします。
文:ベストカー編集部
ベストカー2017年10月10日号
■スズキの販売主力車として新型スペーシアを
第45回東京モーターショー(一般公開日10/28~11/5)にて、スズキブースに新型スペーシアが展示されることが公表された。
スペーシアは2008年に発売された「パレット」の実質的な後継車で、ホンダN-BOXやダイハツタント、日産デイズルークス&三菱eKスペースと同じカテゴリーに属する軽スーパーハイトワゴン。
9月に入ってからスズキ各販売店にはまず現行型「カスタム」の生産中止、在庫販売のみの通達が出ており、次期型への移行が伝えられている。
これまで軽市場ではヒンジ式ドアのハイトワゴンであるワゴンRがスズキの主役を務めてきたが、現在は両側スライドドアを採用したスーパーハイトワゴンが主流を占めている。このため、スズキでは開発リソースをワゴンRから新型スペーシアにシフトし、タントやN-BOXといったライバルからの覇権奪還を狙う。
■燃費、安全装備、乗り心地などを全面的に見直す
次期型は今年フルモデルチェンジしたワゴンRと同様、プラットフォームを一から見直すほか、各部を見直して徹底した軽量化を図る。また、ライバルに比べて現行モデルで明らかに見劣りしていた室内の広さと安全性能の強化に着手する。
また、搭載するパワーユニットはモーターでの走行が可能なマイルドハイブリッドの進化版で、JC08モード燃費はクラストップとなる現行型の30.6km/Lから33.0km/L程度にアップさせる。
安全性能でも次期型はカメラとミリ波レーダーを組み合わせた新開発のブレーキシステムを搭載。燃費、それに安全性といった現行型ですでにライバルよりアドバンテージを持つ分野でもさらに引き離しにかかる狙いだ。
正式発表は来年1月、発売は2月からと予想。
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