4月6日、フォルクワーゲングループジャパンは、ビッグマイナーチェンジを受けた「パサート」の日本仕様を発表した。
パサートは、日本市場におけるフォルスワーゲン・ラインナップのフラグシップだ。現行モデルは初代からかぞえて第8世代になる。車型はセダン、ステーションワゴンの「ヴァリアント」、そして悪路走破性を高めたクロスオーバー「オールトラック」の3種類だ。
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ビッグマイナーチェンジを受けた新型の外装は、前後バンパーやラジエターグリルなどのデザインが新しく、リアに装着されるパサートのロゴは、フォルクスワーゲンのエンブレム下に移設された。セダンが全長×全幅×全高=4790×1830×1470mm、ヴァリアントが全長×全幅×全高=4785×1830×1510mm、そしてオールトラックが全長×全幅×全高=4785×1855×1535mmと、サイズは微妙に異なるが、ホイールベースはいずれも2790mmだ。
内装は、ドアライニングやインパネのトリムを変更。インパネ上部のアナログクロックは、バックライト付きのパサートのロゴに置き換えられた。
エアコンの操作パネルは、新型のタッチコントロール式を採用し、操作性を高めたという。インフォテインフォメントシステムには、最新のコネクテッド技術を搭載した、とされる。
搭載するエンジンはガソリン1種とディーゼル1種の計2種。ガソリンは従来の1.4リッター直列4気筒ターボから新世代の1.5リッター直列4気筒ターボにアップデートされ、150ps/5000~6000rpmの最高出力と250Nm/1500~3500rpmの最大トルクを発揮する。ディーゼル・エンジンは1968cc直列4気筒ターボで、190ps/3500~4000rpmの最高出力と400Nm/1900~3300rpmの最大トルクを発揮する。
組み合わされるトランスミッションは、いずれのエンジンもデュアルクラッチタイプの7AT。ディーゼルは、これまでの6ATから7ATになり、よりスムーズな走りを実現しているという。
先進運転支援装備は拡充された。フォルクスワーゲン初採用の「トラベル・アシスト」は、同一車線内全車速運転支援システムだ。0~210km/hのあいだで、アクセル/ブレーキ/ステアリング・ホイールを統合制御し、つねに車線中央内を走行するようサポートする。また、LEDマトリックスヘッドライト「IQ.LIGHT」は、複数のLEDを個別に制御する。対向車や先行車を検知するフロントカメラの送る情報にしたがい、計32個のLEDが配光を最適化するという。
新型パサートの価格は、セダンが429万9000~534万9000円。ヴァリアントが499万9000~584万9000円。オールトラックが552万9000~604万9000円だ。
文・稲垣邦康(GQ)
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