フォルクスワーゲンは7月5日、電動サブブランド「ID.」で、インターネット回線を使った定期的な無線アップデートサービス「Over-the-Air アップデート」を開始すると発表した。車載のソフトウェアアップデートと聞くとテスラを思い浮かべるが、今後は量産車メーカーにもこの手のサービスは広がりそう。というわけで、その内容をチェックしてみよう。
今月より開催されるOver-the-Air アップデートは、当初、電動ハッチバック「ID.3」のユーザーのうち「ファースト・ムーバーズ・クラブ」のメンバー限定で展開される。最新のソフトウェアが適用されることで、車両のオペレーション、パフォーマンス、コンフォート性能が引き上げられるという。こうした方法でのアップデート提供は量産車メーカーとしては初の試みで、その後も12週ごとに更新が行われるとのことだから、自動車のスマホ化を実感せずにはいられない。もちろん、将来的にはすべてのID.3ユーザーのほか、電動SUV「ID.4」及び「ID.4 GTX」のユーザー向けにもサービスを拡大していく予定だ。
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最初に提供されるアップデートには、コクピット前に配されたインタラクティブなLEDライト「ID.Light」の空間認識能力アップや、インフォテインメントシステムのデザイン変更などが含まれ、オーナーは機能向上を体感できそう。こうした最新データはダイレクトに各車のメインサーバーに取り込まれ、そこを経由して35ものコントロールユニットを更新可能という。
フォルクスワーゲンではOver-the-Air アップデートを通じて、ゆくゆくは車両購入時のオプション選択を不要にする考えで、オーナーは購入後にいつでも望む機能をネット経由で追加できるようになる。つまり、カタログと睨めっこしながら将来のリセールを考えてあれこれ悩む手間はもうなくなるというわけだ。
これはスマホとアプリの関係そのもので、フォルクスワーゲンはスマホにおけるAppleのような立ち位置を目指すことになるのかもしれない。
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みんなのコメント
BMWはあの国のデザイナーのせいで変顔を与えられ、
VWは質実剛健さが感じられない無国籍なデザインへと
変わってしまった。
せっかくのドイツらしさを捨てるなんて、
シュトロハイムが泣いてるぞ。