逞しさを強調したエクステリアへ
乗用車タイプのSUVという市場を開拓したトヨタRAV4の新型モデルが登場。従来モデルに比べ、オフロードイメージを高めているのが特徴で、ガソリン車には世界初の前後ラチェットシフト式ドグクラッチで切断するディスコネクト機構を採用した4WDシステム「ダイナミックトルクベクタリングAWD」を搭載する。
開発コンセプトは「アウトドアでも、アーバンシーンでも、見て、乗って、楽しいクルマ」。価格は260万8200円~381万7800円(消費税込み)。
初代RAV4が登場したのは1994年。フレーム付4WDがオフロードを走行するためのクルマと位置付けられていた時代に、乗用タイプのSUV(クロスオーバーSUV)という新たな市場を開拓した。その後、2代目、3代目モデルは国内でも販売されていたが、2016年で国内販売を終了。海外では4代目モデルの販売は継続されたが、日本導入はされていなかった。5代目となる新型RAV4は、3年振りの日本市場復活となるわけだ。
幾何学形状の八角形(オクタゴン)2つを、90度ずらしてはめ合わせた「クロスオクタゴン」を造形テーマにした新型RAV4のエクステリアデザインは、SUVらしい力強さと洗練さを融合。押し出し感を強調するフロントグリルやスキッドプレート、リフトアップ感を表現するフロントバンパーとフォグライトベゼル、19インチ大径アルミホイール、ホイールアーチモールなどによって、オフロードイメージを高めている。
使い勝手の向上と安全運転支援装備の充実化
また、使い勝手のよい小物入れやカップホルダーなどの、乗員に対してきめ細かい配慮も投入。とくにダッシュボードの位置は低く設定することで圧迫感を抑え、ワイパーを車内から見えないようにするなど、スッキリとした前方視界を確保している。さらに、ドアミラーの取り付け位置、三角窓の採用で良好な斜め前方の視界としている。
さらにリヤクォーターガラスの大型化、リヤドア後部のピラー断面を小さくすることで後方視界も良好にするなど、ドライバーの視界にこだわっているのも特徴だ。
ラゲッジスペースは、リヤシートを使用した状態でクラストップレベルの580リッターの容量を実現。6:4分割可倒式リヤシートや、ラゲージ床面の高さを2段階に調節できる2段デッキボードも採用された。 そんなラゲッジスペースは、荷物の形や大きさに応じた使い方が可能で、デッキボードを上段にセットしても542リッターの容量を確保。2段デッキボードは裏面は樹脂製とし、反転させることによって雪や泥などで汚れたものも気兼ねなく積み込めるようになっている。
また、スマートキーを携帯していれば、リヤバンパーの下に足を出し入れするだけで、バックドアが自動開閉する「ハンズフリーパワーバックドア」を一部グレードに設定。安全運転支援も充実しており、最新の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」は、歩行者検知(昼間・夜間)及び自転車運転者検知(昼間)を行い、衝突回避支援または被害軽減を図る。
他にも前方車両の追従走行を支援する「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)」、同一車線内中央を走行できるよう操舵を支援する「レーントレーシングアシスト」、「オートマチックハイビーム」、カメラで認識した道路標識をディスプレイに表示することで道路標識の見落としを減らし、安全運転を促す「ロードサインアシスト」など、ドライバーの運転を支援する豊富な機能も魅力だ。
また、低速走行時に壁や車両を検知するインテリジェントクリアランスソナーと、後退時に左右後方から接近する車両を検知して、衝突被害の軽減に寄与するリヤクロストラフィックオートブレーキなど、駐車場などでの安全を支援するパーキングサポートブレーキを一部グレードに採用。
そして、車載通信機DCMを全車に標準装備。専任オペレーターによる24時間365日、口頭で条件や希望を伝えると目的地設定や情報検索ができるコネクティッドサービスを3年間無料で利用できる。エアバッグ展開時やヘルプネットボタンを操作したときは、緊急車両の手配なども行う。
パワーユニットはHVとガソリンの2タイプ
パワーユニットは、2リッター直4ガソリンエンジンと2.5リッター直4とモーターを組み合わせたハイブリッドの2タイプ。駆動方式はFF(前輪駆動)と4WDを設定する。
トランスミッションは、2リッターガソリンが従来のCVTに発進用ギヤを追加した新タイプのCVT。発進から高速域までダイレクトな走りと低燃費を実現したほか、マニュアル感覚のシフトチェンジが楽しめる10速シーケンシャルシフトマチックやSPORTモードにより、スポーティな走りが楽しめる。
ハイブリッドは、電気式無段変速機+6速シーケンシャルシフトマチックと、シフトを「S」ポジションに入れることでマニュアル感覚のシフトチェンジができるシーケンシャルシフトマチックを採用した。
新型RAV4のガソリンモデルには、世界初となる新4WDシステム「ダイナミックトルクベクタリングAWD」を搭載。走行状況に応じて、前後トルク配分に加え、後輪トルクを左右独立で制御する「トルクベクタリング機構」により、安定した車両姿勢で駆け抜ける高い旋回性能を発揮する。
ハイブリッドの4WDシステムは後輪にモーターを搭載する新型E-Four。後輪の最大トルクを増加させるとともに、前後輪トルク配分を100:0~最大20:80まで変更可能な新制御を採用。コーナリング中の前後輪トルク配分を最適に制御し、操縦安定性を高めたほか、後輪のトルクを上げたことで、降雪時や雨天時における登坂発進時の安心感を向上させている。
ボディカラーは、2トーンが4タイプとモノトーンは8色。2トーンが、アッシュグレーメタリック×アーバンカーキ、アッシュグレーメタリック×シアンメタリック、アッシュグレーメタリック×アティチュードブラックマイカ、アッシュグレーメタリック×グレーメタリック。
モノトーンは、ホワイトパールクリスタルシャイン、シルバーメタリック、センシュアルレッドマイカ、ダークブルーマイカ、アーバンカーキ、シアンメタリック、アティチュードブラックマイカ、グレーメタリック。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
運営ブチギレ!? 一般車が「検問突破」何があった? 国際イベントでありえない"蛮行"発生! ラリージャパン3日目の出来事とは
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
給油所で「レギュラー“なみなみ”で!」って言ったら店員にバカにされました。私が悪いんですか?怒りの投稿に回答殺到!?「なにそれ」「普通は通じない」の声も…悪いのは結局誰なのか
レクサス新型「小型スポーツカー」がスゴい! “テンロクターボ”×初の6速MTを搭載! 最小SUV「LBX MORIZO RR」どんなモデル?
不要or必要? やっちゃったらおじさん認定!? 「古い」「ダサい」といわれがちな [時代遅れ]な運転法
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?