現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ホンダが「スゴい運転席」を開発! EVなのにVTECエンジン搭載!? 「NSXのエンジン音」響き渡る“斬新システム”とは?

ここから本文です

ホンダが「スゴい運転席」を開発! EVなのにVTECエンジン搭載!? 「NSXのエンジン音」響き渡る“斬新システム”とは?

掲載 7
ホンダが「スゴい運転席」を開発! EVなのにVTECエンジン搭載!? 「NSXのエンジン音」響き渡る“斬新システム”とは?

■新旧「NSX」のエンジン音が楽しめる斬新マシンがスゴい!

 ホンダは「Honda 0 Tech Meeting 2024」を開催し、2026年からグローバル市場へ投入予定の新たなEV「Honda 0(ゼロ)シリーズ」へ搭載する、さまざまな次世代技術を公開しました。
 
 ホンダゼロシリーズとは、「Thin, Light, and Wise.(薄く、軽く、賢く)」という新たなEV開発アプローチにより、ゼロからの発想で創り出す、全く新しいEVシリーズです。

【画像】「えぇぇぇぇ!」これがホンダの「スゴイ運転席」です! 画像を見る

 この開発アプローチのもと、専用に開発したアーキテクチャーを軸に、「共鳴を呼ぶ芸術的なデザイン」「安全・安心のAD/ADAS」「IoT・コネクテッドによる新たな空間価値」、「人車一体の操る喜び」、「高い電費性能」という5つのコアバリューを提供していくといいます。

 Thin、Lightという点において、非常に低い全高を実現するために、ホンダがかねてから提唱する、機械部分は最小に抑えて人間のためのスペースを最大限広くするという意味の「M・M(マン マキシマム・メカ ミニマム)思想」を採用。

 薄型かつ軽量のバッテリーパックや小型e-Axle、2.0GPa級ホットスタンプ材(超高張力鋼板)などを取り入れることで、薄く低全高なスタイリングと乗員の安全・安心を両立するほか、ホンダ独自の低床フロア技術を活用し、重量物を低く車両の中心に配置することで低重心・低慣性を実現し、車両の挙動を安定させて軽快な走りが楽しめるといいます。

 Wiseでは、独自のビークルOSを搭載し、コネクテッド技術の進化と合わせて、ユーザーごとに最適化した知能化技術により、新しい移動体験の提供を目指しており、アイズオフができる最新の「自動運転レベル3」などが搭載されます。

 そんななか、先のHonda 0 Tech Meeting 2024では、ホンダゼロシリーズのデジタルUX(ユーザーエクスペリエンス)を活用したデモンストレーションがおこなわれました。

 ホンダの量産EVとして投入された「ホンダe」に、斬新なデジタルUXを搭載したコンセプトモデルを体験することができたのですが、一体どのようなものなのでしょうか。

 見た目は何の変哲もないホンダeですが、いざ運転席に乗り込むと、インパネ上のディスプレイに、ホンダの往年の名車「S2000」「NSX-R」のほか、ごく少数が販売された2代目NSX最後の限定車「タイプS」、現行「シビックタイプR」といったモデルのアイコンが表示されていることがわかります。

 いずれかのモデルを選択すると、液晶メーター部分がそのクルマのものに切り替わり、さらにそのクルマのエンジンのアイドリング音が車内に響きます。それだけでなく、なんとシートが振動するのもスゴイところ。

 アクセルを踏み込むと、タコメーターの針も回転数を上げていき、それにともないエンジン音も大きくなるという仕掛けが組み込まれていました。

 始動時やアクセルを踏み込んだ時のエンジン音は、それぞれの車種が発する本物の音を採用しており、数々の名車のVTECエンジンの音を用意できるのも、多くのスポーツカーを手掛けてきたホンダならではといえるでしょう。

 なお、ホンダのビジネスジェット機「ホンダジェット」も選択可能。アクセルを踏み込むと機体が離陸する音が体感できました。

※ ※ ※

 モーターで駆動するEVは静かなことがウリですが、当然エンジン音はなく、単調なドライブになりがちです。

 そんなEV時代に突入したとしても、疑似的にエンジン音を響かせたりシートを振動させることで、ドライバーに運転する高揚感を感じさせるのが狙いだとホンダはいいます。

 EVに乗っているのに、純ガソリン車(またはホンダジェット)に乗っているような感覚になれる、ユニークなデジタルUXが盛り込まれていました。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

トヨタ「アルファード/ヴェルファイア」の“新”最安価「8人乗りモデル」発表! 最上級「4人乗り仕様」&パワフルな「PHEV」も合わせて発売へ
トヨタ「アルファード/ヴェルファイア」の“新”最安価「8人乗りモデル」発表! 最上級「4人乗り仕様」&パワフルな「PHEV」も合わせて発売へ
くるまのニュース
1000万円超え! トヨタが超高級「アルファード/ヴェルファイア」発売! 306馬力ハイパワー×6人乗りミニバン誕生!? PHEV追加で1月31日発売へ
1000万円超え! トヨタが超高級「アルファード/ヴェルファイア」発売! 306馬力ハイパワー×6人乗りミニバン誕生!? PHEV追加で1月31日発売へ
くるまのニュース
ホンダ新型「プレリュード」2025年登場へ! 新ハイブリッド搭載? 迫力エアロ仕様もあり!? 24年ぶり復活の「スペシャリティクーペ」どんなクルマになるのか
ホンダ新型「プレリュード」2025年登場へ! 新ハイブリッド搭載? 迫力エアロ仕様もあり!? 24年ぶり復活の「スペシャリティクーペ」どんなクルマになるのか
くるまのニュース
斬新すぎる“操縦桿ステアリング”搭載のレクサス「ステアバイワイヤRZ」が新感覚! 即完売した「RZ “F SPORT Performance”」がスゴかった!【試乗記】
斬新すぎる“操縦桿ステアリング”搭載のレクサス「ステアバイワイヤRZ」が新感覚! 即完売した「RZ “F SPORT Performance”」がスゴかった!【試乗記】
くるまのニュース
【中国】トヨタ“RAV4サイズ”の新型「bZ3X」に反響多し! 「日本で約250万円」から&メーカー初“自動運転システム”搭載に「オトクすぎる」「欲しい」の声も! 25年3月発売の「ミドルSUV」に熱視線!
【中国】トヨタ“RAV4サイズ”の新型「bZ3X」に反響多し! 「日本で約250万円」から&メーカー初“自動運転システム”搭載に「オトクすぎる」「欲しい」の声も! 25年3月発売の「ミドルSUV」に熱視線!
くるまのニュース
ほぼ新車な「“クラシック”ディフェンダー」がスゴイ! V8搭載&超豪華内装化も可能!? TWISTED JAPANの「ハイパフォーマンスモデル」とは
ほぼ新車な「“クラシック”ディフェンダー」がスゴイ! V8搭載&超豪華内装化も可能!? TWISTED JAPANの「ハイパフォーマンスモデル」とは
くるまのニュース
約1500万円! トヨタ超高級ミニバン「“4人乗り”アルファード」発表に反響殺到!「こりゃ買えん!」「レクサスより高い!?」「廉価グレードが3台買える…」と騒然! 一方で「こういうクルマは夢がある」と盛り上がる声も
約1500万円! トヨタ超高級ミニバン「“4人乗り”アルファード」発表に反響殺到!「こりゃ買えん!」「レクサスより高い!?」「廉価グレードが3台買える…」と騒然! 一方で「こういうクルマは夢がある」と盛り上がる声も
くるまのニュース
【インド】「全長3.7m」で“7人”乗れるスズキ「イーコ」に反響多し! 「“FR&5速MT”で運転楽しそう」「ちょうどいい」の声も! 90万円台から買える「コンパクトミニバン」に熱視線!
【インド】「全長3.7m」で“7人”乗れるスズキ「イーコ」に反響多し! 「“FR&5速MT”で運転楽しそう」「ちょうどいい」の声も! 90万円台から買える「コンパクトミニバン」に熱視線!
くるまのニュース
2025年に復活で大注目! 新機能“ホンダS+シフト”を採用するホンダ新スポーツクーペ「プレリュード」世界初公開!! ネットに寄せられる熱い思いとは
2025年に復活で大注目! 新機能“ホンダS+シフト”を採用するホンダ新スポーツクーペ「プレリュード」世界初公開!! ネットに寄せられる熱い思いとは
VAGUE
やはり進行していた! ホンダのハイブリッド戦略の要とは?…新開発プラットフォームと次世代e:HEVシステム
やはり進行していた! ホンダのハイブリッド戦略の要とは?…新開発プラットフォームと次世代e:HEVシステム
レスポンス
2025年発売! ホンダ新スポーツクーペ「プレリュード」世界初公開! ハイブリッドで爽快な走りを実現する“ホンダS+シフト”のスゴさとは
2025年発売! ホンダ新スポーツクーペ「プレリュード」世界初公開! ハイブリッドで爽快な走りを実現する“ホンダS+シフト”のスゴさとは
VAGUE
「2000GT」そっくり!? まさかのスズキ「カプチーノ」ベースでロングノーズ完全再現!? NATSが作ったカスタムカー「2020GT」とは
「2000GT」そっくり!? まさかのスズキ「カプチーノ」ベースでロングノーズ完全再現!? NATSが作ったカスタムカー「2020GT」とは
くるまのニュース
【中国】ホンダ新型「イエ P7」公開! パワフルな「4WD」採用の「超スポーティSUV」! クーペ風な流麗ボディが美しい「新モデル」登場
【中国】ホンダ新型「イエ P7」公開! パワフルな「4WD」採用の「超スポーティSUV」! クーペ風な流麗ボディが美しい「新モデル」登場
くるまのニュース
ホンダが大型スポーツツアラー「NT1100」一部改良を発表! ますます「本格ツーリングに最適」な大型バイクに進化した「2気筒エンジン」搭載モデル、2025年1月に発売へ!
ホンダが大型スポーツツアラー「NT1100」一部改良を発表! ますます「本格ツーリングに最適」な大型バイクに進化した「2気筒エンジン」搭載モデル、2025年1月に発売へ!
くるまのニュース
約267万円! トヨタ「“お買い得”ミニバン」がスゴイ! 迫力顔&豪華内装がめちゃカッコイイ! 全長4.7m級で“ちょうどいいサイズ”の「ノア」とは
約267万円! トヨタ「“お買い得”ミニバン」がスゴイ! 迫力顔&豪華内装がめちゃカッコイイ! 全長4.7m級で“ちょうどいいサイズ”の「ノア」とは
くるまのニュース
“EV”の「Gクラス」実際どう? 「Aクラス」4台分のパワー誇る「G 580」が凄すぎ!? メルセデス・ベンツ史上最強の「オフローダー」の実力とは
“EV”の「Gクラス」実際どう? 「Aクラス」4台分のパワー誇る「G 580」が凄すぎ!? メルセデス・ベンツ史上最強の「オフローダー」の実力とは
くるまのニュース
やっぱエンジン開発してたんかい!! ホンダ新型プレリュードが革命レベルのデキだった!!!
やっぱエンジン開発してたんかい!! ホンダ新型プレリュードが革命レベルのデキだった!!!
ベストカーWeb
全長4.8mのクーペ! メルセデス・ベンツ「CLE」に新モデル登場! 「豪華インテリア」&最高音質のオーディオ搭載で“お買い得”に! 新たな「スポーツ スタイル」に反響の声
全長4.8mのクーペ! メルセデス・ベンツ「CLE」に新モデル登場! 「豪華インテリア」&最高音質のオーディオ搭載で“お買い得”に! 新たな「スポーツ スタイル」に反響の声
くるまのニュース

みんなのコメント

7件
  • pro********
    もはや何でもかんでも「スゴい」としか表現できないほど思考が退化してきましたね。
    クオリティは二の次三の次でPV狙いしか考えないメディア・ヴァーグ社、貧相の極みです。
  • 五位夢
    このような技術は、エンジン車派もEV派もどちらも喜ばないだろう。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

2420.02794.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

635.05900.0万円

中古車を検索
NSXの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

2420.02794.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

635.05900.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村