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食わず嫌いは絶対損!! 普通のカーライフなら一生乗らないけど一度は挑戦してほしい激良車 7選

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食わず嫌いは絶対損!! 普通のカーライフなら一生乗らないけど一度は挑戦してほしい激良車 7選

 自分の好みから外れたクルマは眼中にナシ。これって当たり前のことなんだけど、だからといって好みから外れたクルマに魅力がないかといえば答えはノー! また、クルマを購入する際は予算だったり、家族構成だったり、住環境だったり、使用目的などさまざまな理由で選択肢から外さざるを得ないケースも多々ある。要するに食わず嫌いではなく、そもそも食べるまでに至っていないのだ。だったら、一度食べてみてはいかが? 人の好みは十人十色だろうが、ここでは一度きりの人生でぜひともチャレンジしてほしい6モデルを紹介したい。

文/FK、写真/シボレー ジャパン、ダイハツ、トヨタ、日産、マツダ

食わず嫌いは絶対損!! 普通のカーライフなら一生乗らないけど一度は挑戦してほしい激良車 7選

男子たるもの一度は乗りたいアメリカンマッスルカー

コルベット伝統の大排気量V8NAエンジンは健在。世界の自動車メーカーがエコカー開発に舵を切るなか、このアメリカンマッスルカーの存在はますます貴重となってくる

 男子たるもの一度は憧れたであろう筋骨隆々のボディラインをもつアメ車。その黄金期と言われる1960~1970年代に登場したマッスルカーのようなデザインは“今は昔”ながら、現代のアメ車も独特の魅力に溢れている。

 そんなアメリカンスポーツカーの代表格といえば1954年の初代モデル登場以来、いつの時代も革新と極限の頂点を体現してきたコルベットではないだろうか? 

 現行モデルの8代目C8型は令和初開催のTOKYO AUTO SALON 2020で国内初公開。シリーズ初のミドシップレイアウトによって新次元のパフォーマンスと操作性&快適性を高いレベルで両立した歴史的な一台となったC8型だが、エンジンは伝統のV型8気筒OHVを採用。

 502psの最高出力と65.0kgmの最大トルクを発生するコルベット史上最高スペックを誇る排気量6156ccのエンジンは、パドルシフト付き8速デュアルクラッチトランスミッションとの組み合わせで2.9秒という0-60マイル加速や312km/hの最高速度を達成。

 車両本体価格は1300万~1650万円なだけにおいそれと手が出せない高嶺の花だが、だからこそ一度はチャレンジしたいクルマと言えるのではないだろうか。

あえての先代フェアレディZで2シータースポーツを満喫する

1969年に初代S30型が誕生してから40年目に登場した6代目。ショートホイールベース化と大幅な軽量化が話題となった。当時の新車価格は362万2500円~446万2500円

 この夏、いよいよ発売が開始される新型の7代目に注目が集まるフェアレディZ。しかし、2008年12月にデビューした6代目のZ34型もまだまだ現役として通用する高いパフォーマンスを有する。

 ヘッドランプからアーチを描きながら駆け抜けるダイナミックなキャラクターラインや迫力を付与する大きく張り出したリアフェンダーなど歴代Zの伝統を受け継ぐエクステリアもさることながら、Zの魅力はやはり走りにある。

 バルブ作動角・リフト量連動可変システムを採用したVQ37VHRエンジンは336psの最高出力と37.2kgmの最大トルクを発生。また、シフトダウン時にエンジン回転数を一瞬高めてギヤと同期させる世界初のシンクロレブコントロール付き6MTを採用。これを活用すれば、例えば減速時のシフトダウン時にヒール&トゥのような複雑な操作が不要になり、誰でもプロドライバーの気分に浸れるメカ好きにとっては興味深い機能だ。

 ちなみに、中古車市場における6代目の平均価格は220万円前後と高値安定の傾向にあるが、新型の車両本体価格が524万1500~646万2500円であることを考えれば、“あえての6代目”はアリな選択なのかも!?

キックスは一度乗ったらクセになる電気自動車のような走りが魅力

アクセルペダルの踏み戻しだけで加速から減速まで意のままに行うことができるe-POWERの走りを楽しめて、スペースユーティリティも抜群と、言うことなし! これで275万9900円~286万9900円はお買い得!

 電気自動車に乗ってみたいけど充電インフラが整っていなくて……とお嘆きの人にぴったりなのが、ガソリンエンジンで発電機を回して電気を作り、大出力モーターで100%駆動する日産の電動パワートレイン“e-POWER”。

 力強い加速や高い静粛性はもとより、アクセルペダルの踏み戻しだけで加速から減速が行えるワンペダル感覚のドライビングを実現したe-POWERを搭載するコンパクトSUVモデルとして、今人気を集めているのがキックスだ。

 高速での追い越しや合流、ワインディングなど幅広いシーンでパワフルな走りを実現するべく、旧型ノートに搭載された第1世代のe-POWERから最大出力を約20%向上させつつ中・高速域の力強さが高められたキックス。発電用として機能するエンジンも作動タイミングの制御を最適化することでそのの作動頻度を減らし、高い静粛性を実現したことも特筆すべきポイントだ。

 また、SUVを名乗るモデルだけに室内空間も広々。後席はニールームが600mm、ヘッドルームも85mmを確保して大人でも十分くつろげる広さを実現。ラゲッジルームもMサイズのスーツケースを4個積載できる423リッターの容量が確保されている。

走り重視のストイックな人はモータースポーツベース車が好都合!?

2015年9月に登場したマツダ ロードスター「NR-A」。車高調整機能付きビルシュタイン社製ダンパーを採用するなど、サーキット走行を想定した仕様となっている

 国産のモータースポーツベース車の代表格と言えばGRヤリスだが、忘れてはいけないのがマツダのMAZDA2 15MBとロードスターNR-A。

 グラスルーツの参加型レースをサポートしているマツダが“自宅から自走でサーキットへ行き、セッティング不要でそのまま走行会や競技に参加できる”ことをコンセプトに販売するモータースポーツベース車がMAZDA2 15MBとロードスターNR-Aとなる。

 Motorsport Baseというネーミングが与えられたMAZDA2 15MBは、MAZDA2の他のグレードと同型式ながら最高出力を6ps、最大トルクを0.7kgmアップした無鉛プレミアムガソリン仕様のエンジンを搭載。6MTのみの設定となるトランスミッションもギヤ比の最適化でストレスのない走りを実現している。

 いっぽうのロードスターNR-Aもナンバー付レースを楽しむために冷却性や耐久性を強化するとともにビルシュタイン製車高調整式ダンパー、フロントサスタワーバー、大径ブレーキローターなどを標準装備。

 両車ともにモータースポーツベース車であるがゆえに快適装備は簡素だが、車両本体価格は比較的抑えめな設定なだけに走りを重視したい人にはむしろ好都合だったりして。

国民的軽商用車のハイゼットはカーゴもいいけどトラックもね!

17年ぶりにフルモデルチェンジをしたハイゼットカーゴ。商用車としては初のDNGAや、FR用CVTを採用するなど、気合い満点のフルモデルチェンジ。それが奏功してか、大ヒット中! 画像はハイゼット カーゴ デラックス

 昨年12月にフルモデルチェンジを行ったハイゼット カーゴとマイナーチェンジを行ったハイゼット トラック。発売1カ月後の累計受注台数はカーゴが月間販売目標の約2.3倍となる約1万3000台、トラックに至っては約3.5倍の約2万1000台を記録して絶好調! 

 その要因は商用車初のDNGA(Daihatsu New Global Architecture)を展開してプラットフォームを一新したことや、軽商用車として初採用となるFR用CVTが燃費・静粛性・発進性といったクルマの基本性能向上に貢献していることが奏功していると言えるだろう。

 加えて、ダイハツ最新の予防安全機能であるスマートアシストの採用で安全・安心もしっかり確保。カーゴに関しては、より多くの荷物を効率的に積めるように車体形状のスクエア化でクラス最大の積載スペースを実現しただけでなく、荷物を傷つけることなく効率的に使用できる側面&床面がフラット化された荷室など使い勝手の良さもピカイチ。

 トラックは用途が限定される場面も多いが、カーゴは日常生活の足としてはもちろん、レジャーでの使用にも十分対応する高い汎用性が魅力なだけに意外や意外、一度乗ったら手放せないかも!?

近未来にいち早く備えるべく、環境に優しい超小型BEVを選ぶ

小型のEVが続々登場するなか、そのパイオニアとも言うべき存在の2人乗りタイプの超小型EV、C+pod。165万円~171万6000円と、EVにしてはかなりの低価格。街乗りなら十分の仕様だ

 最後に紹介したい一台は環境に優しい2人乗りタイプの超小型BEV。2020年12月にEV普及に向けて検討を進めてきた法人ユーザーや自治体などを対象に限定販売を開始したC+pod(シーポッド)は、全長2490×全幅1290×全高1550mmのコンパクトなボディと3.9mの最小回転半径によって優れた取り回しを実現。

 700kgを下回る軽さを実現しながら高剛性を誇るボディと路面の凹凸を吸収する独立懸架式サスペンションとの組み合わせによって、上質な乗り心地とキビキビとした安定感のある走りも特徴のひとつとなっている。

 発売から1年後となる2021年12月には、個人ユーザーを対象にした販売もスタート(全車リースによる契約)。最高速度が60km/h、1回の充電における航続距離が150km(WLTCモード値、クラス1)というスペックは市街地のちょっとした移動であれば必要にして十分。しかも、軽自動車として所有でき、自宅でも外出先でも気軽に充電可能な普通充電に対応するだけにセカンドカーとして所有したい一台とも言える。

 加えて、停電時や災害時に役立つ最大1500W(AC100V)の外部給電機能を標準装備する利便性の高さも見逃せないポイントだ。

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みんなのコメント

13件
  • 普通のカーライフなら一生乗らないカテゴリに入れられたキックスよ…
  • この中で乗ってみたいのはZだけですが、排気量がネックで手が出しづらいですね。
    コルベットにも興味がありますが、価格が現実的では無いですよ。
    現在、性格の違うスポーツモデルを二台所有していますが、もう一台追加するなら自然吸気のタイプRのどれかです。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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