現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 新型ランドローバー ディフェンダー、世界に向けて初公開。PHVの予告も!【フランクフルトショー 2019】

ここから本文です

新型ランドローバー ディフェンダー、世界に向けて初公開。PHVの予告も!【フランクフルトショー 2019】

掲載 更新
新型ランドローバー ディフェンダー、世界に向けて初公開。PHVの予告も!【フランクフルトショー 2019】

Land Rover Defender

ランドローバー ディフェンダー

23台のブガッティが壮大なキャラバンを組む「グラン ツール」いよいよ4日目。一族ゆかりのパリに到着!

アルミニウム製のモノコック構造を採用

ランドローバーは第68回フランクフルト・モーターショーで、新型ディフェンダーをワールドプレミアした。

ランドローバー・ディフェンダーは、世界中の冒険家や人道活動家などの間で独自の地位を築きあげてきた同社を象徴するモデル。新型ディフェンダーは、そのアイコンを21世紀に再解釈したものという。

誰もが一見してディフェンダーと識別できるシルエットを継承。切り詰めたフロントおよびリヤのオーバーハングなど、機能性を最優先にデザイン・設計されたスタイルを採用している。荒地や未舗装路での性能は言うまでもなく、長距離ドライブでも快適に過ごせる乗り心地の良さも追求した。

新型ディフェンダーは、95%が新設計のD7xアーキテクチャーと呼ぶ新プラットフォームがベース。同社史上最高のボディ剛性を誇るアルミニウム製モノコック構造となる。伝統的なラダーフレーム構造に比較して3倍の剛性を確保。コイルスプリングはもとより、エアサスペンションや電動化したパワートレインにも対応する。

グラウンドクリアランスは291mmを確保、アプローチアングルが38度、ランプブレークオーバーアングルが28度、デパーチャーアングルが40度(車高設定がオフロードの場合)となっている。

“透けるボンネット”ともいえる先進のクリアサイト グラウンドビューも搭載。中央スクリーンにフロントホイール前方の景色を投影する。

新型ディフェンダーの開発にあたっては、6万2000回を超えるテストを繰り返し、圧倒的な耐久性と信頼性を目指した。プロトタイプの総走行距離は120万km以上。気温50度の砂漠からマイナス40度の北極、標高1万フィートのロッキーマウンテンまで、世界中の過酷な地域を駆け回った。

伝統どおり「110」と「90」をラインナップ

ラインナップはこれまでの伝統に則って「110」と「90」を揃えるが、ロングホイールベースの「110」を先に投入し、次いでショートホイールベースの「90」を追加する。「110」は5シーター、6シーター、もしくは5+2のレイアウトとなり、2列目までを起こした状態での荷室容量は最大1075リットル。2列目を畳むと2380リットルのスペースが出現する。「90」は6人乗りとなる。

「110」にはオプションでフォールディング式のファブリックルーフを用意。高原や砂漠などで停車時に開け放ち、乗員が立ち上がって周囲のパノラマを楽しむこともできる。

足まわりでは、「110」には先進のエアサスペンションもしくはアダプティブダイナミクスシステムを用意。「90」はコンベンショナルなコイルスプリング仕様になる。

1年後にはプラグインハイブリッドモデルも追加

パワートレインはガソリンおよびディーゼルモデルが基本だが、マイルドハイブリッドを搭載したモデルも順次追加。EVモードでの走行を可能とするプラグインハイブリッドも1年後には選択肢に加わるという。

最初に投入するガソリングレードには直列4気筒のP300を搭載。ディーゼルはいずれも直列4気筒のD200とD240を用意する。力強い6気筒のP400にはマイルドハイブリッド機構を組み合わせた。空力性能を高めるべく、すべてのモデルのボディ下面はフラット化している。いずれも組み合わされるのはオートマティック・トランスミッション。

機能性を重視したフレキシブルなインテリアは、ところどころに構造物がむき出しとなったデザインを採用。冒険心あふれるファミリーに向けて、前席中央に可動式のジャンプシートを設けた。

先進のオフロード機構・テレインレスポンス2には、新たにWade(浅瀬を渡る)プログラムを追加。渡河性能はじつに900mmを達成している。最大積載量は900kg、ルーフ耐荷重は300kg、牽引能力は3500kgを計上する。

先んじて販売を開始する「110」の本国価格は4万5240ポンド(約600万円)から。

【本国参考価格(OTR)】

2.0リッター ディーゼル SD4(200hp)

D200 ディフェンダー 110:4万5240ポンド

D200 ディフェンダー S 110:4万8695ポンド

D200 ディフェンダー SE 110:5万2625ポンド

2.0リッター ディーゼル SD4(240hp)

D240 ディフェンダー 110:-

D240 ディフェンダー S 110:5万1750ポンド

D240 ディフェンダー SE 110:5万5680ポンド

D240 ディフェンダー HSE 110:6万505ポンド

D240 ディフェンダー ファーストエディション 110:5万8860ポンド

2.0リッター ガソリン Si4(300hp)

P300 ディフェンダー 110:4万8295ポンド

P300 ディフェンダー S 110:5万1750ポンド

P300 ディフェンダー SE 110:5万5680ポンド

3.0リッター ガソリン i6(400hp)

P400 ディフェンダー X 110:7万8800ポンド

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

アキュラIMSA車両ドライブしたフェルスタッペン、デイトナ24時間は出ないの?「出るには十分な準備をしたいけど、今は不可能だ」
アキュラIMSA車両ドライブしたフェルスタッペン、デイトナ24時間は出ないの?「出るには十分な準備をしたいけど、今は不可能だ」
motorsport.com 日本版
約183万円! 三菱「新型“5ドア”軽SUV」発表に反響多数! 「走りがいい」「好き」の声!半丸目もカッコイイ「ミニ」が話題に
約183万円! 三菱「新型“5ドア”軽SUV」発表に反響多数! 「走りがいい」「好き」の声!半丸目もカッコイイ「ミニ」が話題に
くるまのニュース
新車99万円! ダイハツ「“最安”ワゴン」どんな人が買う? イチバン安い「国産乗用車」は装備が十分! 超お手頃な「ミライース」支持するユーザー層とは
新車99万円! ダイハツ「“最安”ワゴン」どんな人が買う? イチバン安い「国産乗用車」は装備が十分! 超お手頃な「ミライース」支持するユーザー層とは
くるまのニュース
2025年は赤・黄・黒の3色 スズキ「V-STROM 250SX」2025年モデル発売
2025年は赤・黄・黒の3色 スズキ「V-STROM 250SX」2025年モデル発売
バイクのニュース
「高いのはしゃーない」光岡の55周年記念車『M55』、800万円超の価格もファン納得の理由
「高いのはしゃーない」光岡の55周年記念車『M55』、800万円超の価格もファン納得の理由
レスポンス
KTM1390スーパーデュークGT発表!カテゴリーで最も過激なスポーツツアラーを標榜するGTが1390系エンジンでバージョンアップ
KTM1390スーパーデュークGT発表!カテゴリーで最も過激なスポーツツアラーを標榜するGTが1390系エンジンでバージョンアップ
モーサイ
新しい2.2Lディーゼルエンジンと8速ATを搭載したいすゞ「D-MAX」および「MU-X」がタイでデビュー
新しい2.2Lディーゼルエンジンと8速ATを搭載したいすゞ「D-MAX」および「MU-X」がタイでデビュー
カー・アンド・ドライバー
新型「メルセデスCLA」のプロトタイプに試乗!次世代のメルセデス製電気自動車の実力やいかに?
新型「メルセデスCLA」のプロトタイプに試乗!次世代のメルセデス製電気自動車の実力やいかに?
AutoBild Japan
紀伊半島の「最南端」に大変化!? 無料の高速「串本太地道路」工事進行中! 関西エリアの交通を一変する「巨大ネットワーク計画」とは
紀伊半島の「最南端」に大変化!? 無料の高速「串本太地道路」工事進行中! 関西エリアの交通を一変する「巨大ネットワーク計画」とは
くるまのニュース
ホンダ、栃木県とスポーツ振興協定を締結…ラグビーとソフトボールで地域活性化へ
ホンダ、栃木県とスポーツ振興協定を締結…ラグビーとソフトボールで地域活性化へ
レスポンス
軍用車マニアはたまらない!? 大戦中の1942年に製造された“フォード製ジープ”をオークションで発見 フォード「GPW」ってどんなクルマ?
軍用車マニアはたまらない!? 大戦中の1942年に製造された“フォード製ジープ”をオークションで発見 フォード「GPW」ってどんなクルマ?
VAGUE
ズボラ派にもバス&タクシーにもうってつけ! 洗車後の拭き取りをサボれる純水洗車にメリットしかなかった
ズボラ派にもバス&タクシーにもうってつけ! 洗車後の拭き取りをサボれる純水洗車にメリットしかなかった
WEB CARTOP
スズキが新型「ソリオ」1月発表!? “迫力顔&先進機能”採用!? 既に予約した人も!? 何が変わった? 販売店に寄せられた声とは
スズキが新型「ソリオ」1月発表!? “迫力顔&先進機能”採用!? 既に予約した人も!? 何が変わった? 販売店に寄せられた声とは
くるまのニュース
カワサキ「Z2」エンジン お気楽過ぎる「丸塗り」では後々後悔 可能な限り緻密なマスキングを目指す!! ~日本の至宝「空冷4発」を未来へ継承~Vol.23
カワサキ「Z2」エンジン お気楽過ぎる「丸塗り」では後々後悔 可能な限り緻密なマスキングを目指す!! ~日本の至宝「空冷4発」を未来へ継承~Vol.23
バイクのニュース
[DSP大全]「位相」を合わせられれば、“一体感のあるサウンド”を獲得可能!
[DSP大全]「位相」を合わせられれば、“一体感のあるサウンド”を獲得可能!
レスポンス
ノリス、ラスベガス初日は上位タイムも低グリップに手を焼く「市販車の方が速い気がする……」燃料多載での走行にはまだ課題も?
ノリス、ラスベガス初日は上位タイムも低グリップに手を焼く「市販車の方が速い気がする……」燃料多載での走行にはまだ課題も?
motorsport.com 日本版
アドベンチャーツアラー「V-STROM 250SX」が色変更!新設定「ソノマレッドメタリック」の鮮やかな赤が眩しい!   
アドベンチャーツアラー「V-STROM 250SX」が色変更!新設定「ソノマレッドメタリック」の鮮やかな赤が眩しい!   
モーサイ
初代日産リーフは「普通に乗れる」電気自動車だった【10年ひと昔の新車】
初代日産リーフは「普通に乗れる」電気自動車だった【10年ひと昔の新車】
Webモーターマガジン

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

759.01749.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

545.01798.0万円

中古車を検索
ディフェンダーの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

759.01749.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

545.01798.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村