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ターボじゃ味わえない気持ちよさ! 2000年代に登場した極上のNAエンジン3選

掲載 更新 30
ターボじゃ味わえない気持ちよさ! 2000年代に登場した極上のNAエンジン3選

 消滅しつつあるNAエンジンだが中古車で狙えるモデルも存在

 最近では排ガス規制の問題などから高回転までブン回してパワーを絞り出す! というNAエンジンは消滅しつつあり、ダウンサイジングターボなどが主流となっている。とはいえ、NAエンジンの素直なフィーリングが捨てがたいと思っている人も多いだろう。

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 そこで今回は2000年代に存在した名機と呼ぶにふさわしいNAエンジンを独断と偏見でご紹介。年式的にも中古車で狙えるモデルも多いので、気になる人はぜひ中古車チェックもしていただきたい。

 1)トヨタ2ZZ-GE

 トヨタのNAエンジンの名機といえば4A-Gや3S-Gが挙がるところだが、搭載車両の年式を考えるとなかなかオススメしにくいところ。そこで、その2エンジンの後継エンジンとして登場した2ZZ-GEをオススメしたい。

 1.8リッターの排気量から190馬力のパワーを7600回転で発生させる2ZZ-GE型エンジンは、1999年に登場した最終型セリカに搭載されてデビュー。その後はカローラフィールダーやカローラランクスなどのスポーツグレードにも搭載され、2004年には英国ロータスのエリーゼにも搭載されたと聞けば、その素性の良さをうかがい知ることができるだろう。

 今後登場しなさそうな完成度の高いNAエンジンの名機も!

 2)スバルEZ30-R

 スバルのアイデンティティでもある水平対向エンジン。なかでも最高の回転バランスを持ち合わせていると言われる6気筒エンジンのフィーリングは今でも高い評価を集めている。

 もともとは3代目レガシィランカスターに搭載されたEZ30型だが、4代目レガシィに搭載されるにあたってAVCS・ダイレクト可変バルブリフト機構を搭載し、250馬力を発生した。

 カタログスペックはそこまで圧倒的ではないものの、水平対向6気筒ならではの回転フィールとサウンドは特筆すべきものがあり、さらに4代目レガシィではこのエンジンをMTで楽しむことができたのである。その後、3.6リッターに排気量が拡大されたEZ36が5代目アウトバックに搭載されたが、こちらはレギュラーガソリン仕様となっていた。

 3)日産VQ37VHR

 日産のVQエンジンは1994年から製造が続けられているロングセラーエンジンであるが、その完成形ともいえるのが、現在フェアレディZやフーガに搭載されているVQ37VHR型エンジンだろう。3.7リッターという大排気量ながら、レブリミットは7650回転という高回転型エンジンなのである。

 ノーマルでも333馬力という高出力エンジンではあるが、フェアレディZ NISMOに搭載される専用チューン版では355馬力を7400回転で発生するというのだから恐れ入る。恐らく国産最後の大排気量、高回転型NAエンジンになるかもしれないVQ37VHRを搭載したモデルが、400万円を切る価格(ベースモデル6速MTが397万9800円)で購入できるのは今だけだろう。

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みんなのコメント

30件
  • 「2000年代に登場した~」って縛りだとこんなもんか。NAに関してはもっと前の時代のほうが名機が多かったように思う。
    最近は環境性能第一で、スペックに熱狂することも無くなったな。
  • NAのスポーツエンジンならK20Aが最高傑作。
    音もパワーも最高!
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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