ステアリングがキッチリ切れる細幅タイヤ【205/35-19】が登場！ ミニバン、コンパクトカーへ

Mクラスミニバンやコンパクトカーの19インチ化をよりイージーにする
205/35-19が待望のデビュー！
LUCCINI／Buono Sport 205/35-19
ルッチーニ・ブォーノスポーツ

シャコタンにして19インチを履いたＭクラスミニバンにとって、最大の悩みはタイヤサイズ。これまで215幅が定番だったが、それではハンドルがいっぱいまで切れず、旋回時に気を使う必要があった。

その悩みを吹き飛ばしてくれるサイズが、ルッチーニから登場。それが205/35-19だ。このサイズを使えば、幅で10mm・外径で7mm小さくなる。つまり、フェンダー内に余裕ができ、ハンドルの全切りも可能になるのだ。

ちなみにこのサイズ、外径でいうと、185／65‐15とほぼ同じ。つまり、そのサイズを純正で使っているフリードなども、19インチが射程圏内に入るということ。

大口径＆低扁平にすることは、ある程度荷重指数が犠牲になる。そこを許容できる人にとって、とてつもなく魅力のあるサイズ、それが205/35‐19。ノア＆ヴォクシー＆エスクァイア、セレナ、ステップワゴンなどのＭクラスオーナー、そしてプリウス乗りにとって、ホイール選びの可能性を拡げてくれるはずだ。

既存の215/35-19（写真右）は外径633mmに対して、205/35-19（写真左）の外径は626mm。その差は7mmだけど、足まわりにこだわるオーナーにとっては、大きな7mmだ。

やや丸みがかったショルダー部。ホイール装着時の見え方にこだわり、あえてリムガードを立てた形状としているのだ。

ヨーロッパ市場に向けて開発されたブォーノスポーツだけに、トレッドもグリップや排水性など、機能的にデザインされている。センターリブのロゴが特徴。

205/35-19と215/35-19でハンドルの切れ具合を検証!!



車高調でベタベタ仕様の50プリウス後期に、実際に205/35と215/35を履かせて、ステアリングの切れ角を比べてみたのがこちら。215/35では、45度しか切れなかったのに対し、205/35は全切り可能。スマートに19インチを履きこなすことができるというわけ。
205/35-19なら全切りできた！


中村オートパーツ 石村暢洋さん
「このサイズは、カスタム寄りのニーズに応えるために開発しました。19インチを履いてハンドルが切れないMクラス乗りの方なら、このサイズの美味しさが伝わるはずです！」

【SPECIFICATION】
価格：オープン（参考価格1万5000円）

問：中村オートパーツ タイヤ事業部　03-3904-8141
http://www.luccini-japan.com

スタイルワゴン2019年8月号より

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