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日産新型「ルークス」登場! 激戦の軽ハイトワゴンでNo.1を狙う

掲載 更新 13
日産新型「ルークス」登場! 激戦の軽ハイトワゴンでNo.1を狙う

■大人4人がゆったり乗れる広い室内空間を実現

 日産の軽スーパーハイトワゴン「ルークス」がフルモデルチェンジして、発表されました。発売は2020年3月19日となり、価格(消費税込)は141万5700円から206万6900円です。

【画像】広い室内で自転車も積める!日産新型「ルークス」内外装をチェック(33枚)

 新型ルークスは、広い室内、便利で快適な使い勝手、誰もが楽しい移動空間、安全性を考え抜いて、日産と三菱の合弁会社NMKVのマネジメントのもと、日産が企画、開発をおこなったスーパーハイトワゴンの軽自動車です。

 今回のモデルチェンジにより、車名は、「デイズルークス」からルークスに生まれ変わります。

 これについて日産は、「スーパーハイトワゴン市場が盛り上がってることから、メインストリームとなるために、ルークスを独立したブランドにした」と説明しています。

 先代モデルのデイズルークスは、便利で乗降性の良いオートスライドドアや、前方の状況をモニターし、車両や歩行者との衝突回避・衝突による被害軽減を支援する「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」などが好評を得て、2009年の初代モデルの発売以来、これまでに累計で約61万2000台を販売してきました。

 新型ルークスは、2019年3月に発売された新型デイズで好評のプラットフォームを採用し、大人4人がゆったりと過ごせるクラストップレベルの広い室内を実現。座った際の膝回りのスペースも十分に確保しています。

 後席ニールームは795mmあり、ゆったりと座ることができるとともに、後席の室内高は1400mmと、小さな子どもであれば、立ったまま着替えることも可能です。

 さらに、荷室も、荷室床面の長さが675mmと広いスペースを確保したことで、48リッターのスーツケースを4つ、積載することができます。

 後席スライドドアの開口幅は650mmを確保し、楽に乗り降りができます。このスライドドアは、「セレナ」で好評の片足を車体の下にかざすだけで自動開閉する「ハンズフリーオートスライドドア」を両側共に採用。荷物で両手が塞がっていたり、子どもを抱っこしていても楽にドアを開閉することができます。

 また、後席は、最大320mmスライドさせることができるため、前方にスライドすると運転席に座ったまま後席に座っている子どもに手が届きます。

 前型と比較して、前席のシートのヒップポイントを60mm高くしたことにより、広い視界を確保しました。さらに、小さな子どもや年配者乗り降りをサポートする、助手席側スライドドア部の「オートステップ」をオプション設定しました。

■進化したプロパイロットでより安全性な走行が可能に

 新型ルークスは、デイズで軽初搭載した、運転支援技術「プロパイロット」をさらに進化させています。

 高速道路での長距離運転と渋滞というストレスを軽減するのはもちろん、新たにミリ波レーダーを追加採用したことにより、より遠くの先行車の状況を検知し、スムーズな制御が可能になりました。

 エンジンは、デイズで好評のパワフルな「BR06」エンジンを、ルークスにあわせた最適なセッティングを施して搭載。軽自動車の域を超える、力強い「走り」を実現しました。

 また、前型車よりもエンジンの骨格を高剛性化したことで、エンジン音の静粛性を向上するとともに、音源となるエンジン周りやドア周りに収音材を効果的に配置することにより、静かな室内空間を実現しました。

 さらに、疲れを軽減する効果のある「ゼログラビティシート」を採用し、ロングドライブ時の疲れもサポートします。

 加えて、全方位の先進安全技術を搭載したことで、より安心してお乗りいただけるクルマに仕上がりました。 前方を走行する2台前の車両を検知し、急な減速などにより、 自車の回避操作が必要と判断した場合には、警報によってドライバーに注意を促す「インテリジェント FCW(前方衝突予測警報)」を軽自動車として初搭載。

 前方は、対向車がいてもハイビームを維持できるハイビームアシストの進化機能である「アダプティブLEDヘッドライトシステム」や、前方の車両進入禁止標識、最高速度標識、一時停止標識の3つの標識を検知する「標識検知機能」、「インテリジェント DA(ふらつき警報)」、「先行車発進お知らせ」などを新たに搭載しました。

「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」は、ミリ波レーダーの採用により、夜間での性能が向上しました。

 脚部の保護効果を高めるSRSニーエアバッグシステム(運転席)や前後、側面からの衝突を考慮した高強度安全ボディにより、事故の際の衝撃を緩和します。

 事故の際の自動通報はもちろん、あおり運転や急病などの緊急事態にも手動で通報できる「SOSコール」をハイウェイスターシリーズに標準搭載しました。

 ハイウェイスターシリーズの外観は、より大きく見えるワイド感と高い質感で存在感のあるスタイルで、スタンダードシリーズは、上品で洗練されたモダンでシンプルなスタイルを実現しました。

 ハイウェイスターシリーズのインテリアは、洗練された空間と直感的な使い勝手で、「きれい」に「楽」に使え、さらに細部にもこだわり、クラスを超える品質に仕上がりました。

 一方のスタンダードシリーズは、明るいグレージュの内装色により包まれるようなリラックス感あふれる室内空間を実現。オプションインテリアでは、ブラックとモカをベースとしたスタイリッシュなコーディネーションを実現しています。

 ボディカラーは、2トーンが5色、モノトーンが12色と多彩なバリエーションを用意。また今回、スタンダードシリーズの「セレニティゴールド」、ハイウェイスターシリーズの、「アメジストパープル」と「アトランティックブルー」の3色は新色となり、軽自動車のクラスを超えた質感にこだわっています。

 日産の副社長、星野朝子氏は、次のように話しました。

「私たち日産自動車は、2020年、魅力溢れる『ニッサン インテリジェント モビリティ』を各セグメントに投入し、日産の先進的な技術で多くの皆さまの生活にワクワクをご提供します。その第一弾として、新型の軽自動車『日産ルークス』をお届けいたします。日産が誇る先進安全技術、優れた走行性能、そして、クラストップレベルの室内の広さなど、お客さまの期待を超えるスーパーハイトワゴン軽自動車が完成しました」

※ ※ ※

 軽自動車のスーパーハイトワゴンは、日本で一番売れているホンダ「N-BOX」をはじめ、ダイハツ「タント」、スズキ「スペーシア」といった競合がひしめくカテゴリです。

 デイズが外れて単独のブランドとして新たな道を歩み始めた新型ルークスが、どれだけ存在感を発揮できるかが成功のカギといえるのではないでしょうか。

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みんなのコメント

13件
  • クオリティ高いでしょう!N-BOXがくすんで見える。
  • 後発だけに、機能性、安全性、便利性どれをとっても、軽カーNO.1でしょ。
    スペーシアは、内装こそ、デザインだと割り切れば、許せるレベル、安全性も並だが、ボディは何だか古臭い感じ・タント外装、機能共優秀だが、内装がローコストで軽トラ並み・
    N・BOX...ロングスライドとがっちりしたボディ、走りは良いが、価格と機能性ではもはや、デイズルークスには適わないし、正直価格が全面的に高くて、満足感があまり得られない。
    今回のデイズは、ミニバンクラスの装備と快適性をも、備えているレベルで、日産の本気度は半端無い感じです。Kカーには乗りたい訳ではないですが、買っても後悔しないでしょうね。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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