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『ランボルギーニ・ウラカン・スーパートロフェオEVO2』発表。将来のロードカーのスタイリング要素も

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『ランボルギーニ・ウラカン・スーパートロフェオEVO2』発表。将来のロードカーのスタイリング要素も

5月26日、ランボルギーニは『ウラカン・スーパートロフェオ』の2回目のエボリューションモデルである『EVO2』を発表した。同社が「世界最速のワンメイクレース」と謳う『ランボルギーニ・スーパートロフェオ』の各シリーズにおいて、2022年からカスタマーチームがこのEVO2を用いてレースを行なう。

ランボルギーニのモータースポーツ部門、スクアドラ・コルセによって開発された620馬力を発生するランボルギーニ・ウラカン・スーパートロフェオEVO2は、2014年に最初に発表されたワンメイクレースシリーズ向けモデルの3世代目となるバージョンだ。

根本悠生 2021インターナショナルGTオープン第1戦ポール・リカール レースレポート

2018年にデビューし現在4年目のシーズンを戦っている先代『ウラカン・スーパートロフェオEVO』から、今回のEVO2へと進化するにあたり、いくつかの変更が加えられている。ランボルギーニは、『空力』と『デザイン』のふたつが主要な開発エリアであったと述べている。

リデザインされたフロントエンドには、目を引く“オメガ・リップ”と六角形のLEDライト・クラスターが含まれている。新しいエアカーテン・インテークは、マシン側面の空気の流れを最適化し、改められたリヤ部分には新しい空力パーツも含まれている。

ブレーキディスクのサイズは390mmへと拡大され、パフォーマンスを最適化するための表面積の大きい新たなブレーキパッドに対応している。

EVO2では、Xトラックが供給する6速シーケンシャル・ギヤボックスと5.2リッター自然吸気V10エンジンという、スーパートロフェオのパワートレイン・レイアウトが維持されている。

ランボルギーニ・ウラカン・スーパートロフェオEVO2のデザインは、ランボルギーニ社の将来のロードカーに登場するスタイリング要素を「予測して」いると、同社は述べている。

「ペブルビーチで最初のウラカン・スーパートロフェオを発表してから、7年が経過した。いま、スクアドラ・コルセはその歴史に新たなチャプターを加える」とアウトモビリ・ランボルギーニのCEO兼社長であるステファン・ヴィンケルマンは述べている。

「ウラカンはブランドの歴史の中で最大のベストセラーのひとつであり、スーパートロフェオはその成功をさらに向上させる存在だ」

ランボルギーニのデザイン責任者であるミッチャ・ボルカートは、次のように加える。

「我々がウラカン・スーパートロフェオEVO2のプロジェクトに着手したとき、すぐに『レーシング・イン・スタイル』というコンセプトを思いついた」

「つまり、ウラカン・レーシングカーの典型的なアグレッシブさと、ランボルギーニのDNAにある古典的なスタイル、その組み合わせだ」

「さらに、ウラカン・スーパートロフェオEVO2は、次の世代のロードカーのデザイン要素を部分的に予測した、革新的かつ美的なアプローチを示している」

このEVO2は、今週末にフランスのポール・リカールで開催される2021年ランボルギーニ・スーパートロフェオ・ヨーロッパの第2戦で一般に公開される。

欧州市場における新車の価格は、25万ユーロ(約3324万円)に設定されている。なお、既存のウラカン・スーパートロフェオEVOを走らせているカスタマーは、EVO2仕様へのアップグレード・パッケージも購入できるとしている。

この車両は、3つのスーパートロフェオ・グローバル選手権(ヨーロッパ、ノースアメリカ、アジア。ただしアジアシリーズの2021シーズンはキャンセルとなり、2022年初頭から中東シリーズが復活開催予定)のすべてで2022年にデビューを飾る予定だ。

「スーパートロフェオは、若い才能とジェントルマンドライバーの双方が参加し刺激することができるという、我々のカスタマー・レーシングのコンセプトの礎である」と、ランボルギーニのモータースポーツ責任者、ジョルジオ・サンナ。

「ウラカン・スーパートロフェオEVO2は両方のカテゴリーのドライバーに捧げられている。我々はランニングコストに最大限の注意を払いつつ、魅力的なドライビング体験を提供するという明確な目標の下、デザインを行なった」

このウラカン・スーパートロフェオEVO2が、SROモータースポーツグループの管轄するGT2カテゴリーに適合するように作られているかどうかについて、ランボルギーニは明らかにしていない。現行の『EVO』では、追加のウエイトとエアリストリクターを用いて、GT2レースに出場することが可能となっている。

また、FIA GT3仕様であるランボルギーニ・ウラカンGT3の、2度目のEVO仕様については、2023年に登場する見込みだ。

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