6月1日から6月2日にかけて開催される恒例のニュルブルクリンク24時間レースを目前に控えた5月29日(水)、BMWはM4 GT3のEvoパッケージを公開した。
M6 GT3の後継モデルとして2022年に発表されたM4 GT3。わずか3年でのマイナーチェンジとなった。
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BMWはEvoパッケージの開発・テストプログラムに、かつてドイツ・ツーリングカー選手権(DTM)に参戦していたRMGを起用。ファクトリードライバーのイェンス・クリングマン、ブルーノ・スペングラー、アウグスト・ファルフスの3名がテストに参加した。
BMW曰く、M4 GT3 Evoは従来モデルからのパフォーマンス向上だけでなく、ドライバビリティや効率性、信頼性といった他の分野にも重点を置いているという。
今回の改良ではリヤビューミラーが小型化され、フロントホイールアーチのエアアウトレットが拡大。リヤウイングの調整範囲の変更もあり、空力効率が向上した。
また、Evoパッケージでは前後アクスルに新しいアンチロールバーが搭載され、リヤブレーキディスクが大型化。タイヤとブレーキの摩耗を軽減するディファレンシャルの調整が容易になった他、新パッケージの一部としてヘッドライトとテールランプが刷新された。
なお軽量化のため、M4 GT3 Evoはカラーリングの黒い部分は無塗装。生のカーボンファイバーのままとなっている。
BMW GT3 EvoについてBMWモータースポーツを率いるアンドレアス・ルースは次のように語った。
「BMW M4 GT3は登場以来、70以上の勝利と数え切れないほどの大きな成功を収めてきた」
「特に2022年のDTMタイトル、2023年のスパ・フランコルシャン24時間レースでの勝利、そして北米IMSAシリーズでのタイトル獲得が記憶に新しい」
「BMW M4 GT3のEvoモデルは、BMW M4 GT4と同様に、今後数年間、GTレースの最前線で活躍し、さらに多くの勝利に貢献すると確信している。マシンの開発に携わった全ての方々に感謝している」
M4 GT3 EvoがBMWのカスタマーチームに提供されるのは2025年以降。そのためカスタマーチームは、2024年シーズンの残りを従来型のM4 GT3で戦うことになる。
メーカーは通常、チームに定額で従来モデルをアップデートするか、ニューマシンとして購入する選択肢を提供している。
BMW GT3 Evoの小売価格は1億円に迫る9800万円(57万8000ユーロ)だ。
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