【詳細データテスト】ポルシェ・カイエン 二兎を追う者は一兎をも得ず 元凶は重さ

はじめに

かつてのもっともワイルドなポルシェは、911ターボのような形態のものだった。すなわち巨大なウイングを備え、さらなる安全性が必要になればフロントにドライブシャフトを追加するクルマだ。

GT2 RSの興奮冷めやらぬ中で登場した新型911ターボSは650psを誇り、0－100km/hを2.6秒で駆け抜け、ゴミ収集車よりも広いのではないかというヒップとウイングを持つ。それを見れば、ポルシェは昔からなにも変わっていないと思うだろう。

しかし、いまやポルシェの実態は、SUVメーカーと呼んでも差しつかえない。

Comments

ポルシェってだけで普通の車でした。

>体面を保つためにスポーツカーを造り続けているのがポルシェの現状

これは違うと思いますよ。スポーツカーを作りたいためにSUVをたくさん作って売っていると書いた方が正解。筆者が生きる目的は自分の体面を保つ事だけというなら、笑って許してあげるけど。