■軽商用車「エブリイ」と同じボディサイズ・エンジン排気量を採用したモデルをパキスタンに
2024年 10月12日にスズキのパキスタンの子会社となるパックスズキモーター社(以下パックスズキ)は、新型「エブリイ」を発表しました。
日本ではスズキを代表する軽自動車として知られていますが、どのような経緯でパキスタンで発売されるのでしょうか。
パックスズキは、1982年の設立以来、日本の軽自動車をベースとしたモデルを中心に、信頼性が高くお求めやすい価格のコンパクトカーを提供しています。
現在のラインナップはエブリイ、スイフト、アルト、カルタス、ワゴンR、ラビなどを生産。
なお2023年度のパキスタン国内販売台数は4万2986台、シェアは45%です。
今回の新型エブリイは、パキスタンで長年愛用され、仕事でもファミリーカーとしても活躍するワンボックスタイプのコンパクトバン「ボラン」の後継となる新型バンです。
その特徴は日本で販売している軽商用車「エブリイ」と同じボディサイズ(全長×全幅×全高:3395mm×1475mm×1895mm)です。
さらにエンジン・排気量はR06A型(660cc)となり、5速MTを採用しています。
日常の使い勝手の良さや広い室内空間、高い積載能力はそのままに、配達などの業務のほか、レジャーや日々の通勤通学にも使用できるマルチユースなコンパクトバンを現地のニーズに合わせたパッケージングで提供。
パックスズキが、現在の日本の軽自動車と同じボディサイズ、エンジン排気量を採用したモデルを生産・販売するのは、2019年6月に販売を開始した「アルト」に続いて2車種目となります。
なお新型エブリイはパキスタンにて11月上旬より販売を開始します。
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