イメージは2000年代前半のD1参戦車両!
定番のシルビアをベースに作り上げるオンリーワン仕様
「もしBCNR33にZチューン仕様があったら・・・」オーナーの想像力が作り上げた美しすぎるGT-R!
とにかくオーナー自身のやりたい事を全て詰め込んだというS14シルビアの登場だ。全てをDIYで作り上げたというから驚きだが、イメージしたのは2000年代前半のD1マシンで、180SX顔も拘りのポイントだという。
SR20DET本体はノーマルながら、HKSのGT-SSタービンをセットし、ブースト1.3キロ時に320psを発揮。現状のパワー特性に不満は無いというが、ドリ車として発展させていく上で、さらなる出力アップも必要と考えている。
足回りはオーナーが特に拘ったポイントだ。サスセッティングから、シャコタン対策のメンバー上げ加工まで自らので手で行い、極低フォルムでもキッチリと走れる仕様に仕上げているのだ。
ホイールは超深リムのワークマイスターM1。フロント9.5J、リヤ11.5Jというワイドサイズを履きこなすべく、オリジンのワイドフェンダーキットをベースに加工を施し組み合わせている。
ブレーキはシルビアよりも大径ローターが装着できるER34用に変更。いずれは油圧サイドブレーキに発展させていきたいそうだ。
ダッシュボードは、たまたま転がっていたというS15シルビア用をフル移植。インパネの移植によって干渉するドアパネルはFRP製の社外品を使い、さらに加工することで完璧にアジャストさせている。
顔は180SX、お尻はS14、そして室内はS15という歴代シルビアの欲張りセットとも言うべきこのチューンド。完全にショップデモカーレベルのルックスと言えるが、それにも動じずドリフトをガンガンこなすオーナーの走り屋スピリッツには感服だ。
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