もくじ
ー 日本導入20周年 アウディTT
ー 2人の日本人とデザイン
ー 先人が手掛けたモデル その声を聴く
【画像】初代TTクーペ登場 柏木博/和田智トークショー 全32枚
日本導入20周年 アウディTT
アウディTT
ーー1990年代の中盤から2000年代の初頭までのポストバウハウスともいわれたアウディデザインの時代に、円をモチーフに直線と組み合わせたシンプルかつ先進的なスタイリングを纏い1998年に誕生したモデル。日本には1999年から導入され、モデルチェンジを行いながら今年で20周年を迎えているーー
ドイツにおいて1919年から1933年までという短い期間(最後の1年は私塾)ながら、建築、ファニチャー、グラフィックなどのデザイン・表現を学ぶ工房システムの造形学校として様々なアーティストを世に送り、当時から現代までその思想や生み出された作品が世界中に影響を与え続けているBauhaus(バウハウス)。
その開校100周年を記念して日本国内5カ所で開催される、巡回展「開校100年 きたれ、バウハウス ―造形教育の基礎― 」をスポンサードしているアウディジャパンが、巡回展の開始を記念して、デザイン評論家・武蔵野美術大学名誉教授の柏木博氏とSWdesign代表・元Audi Designデザイナーの和田智氏をパネラーに迎えたトークショー「Audi TT日本導入20周年記念 ”bauhaus 100 japan Talk Live”」を開催。
会場のセンターには、トークショーのテーマのひとつであり冒頭の挨拶でアウディジャパン代表のフィリップ・ノアック氏が「アウディのデザインアイコンであり、今のアウディを象徴するマイルストーン」と語った初代TTクーペを展示。アウディジャパンのメカニックがレストアしたという1台だ。トークショー自体は、パネラーによるプレゼンと対談という3部形式で進められたのでご紹介しよう。
2人の日本人とデザイン
柏木博(かしわぎひろし)氏
ーーデザイン評論家・武蔵野美術大学名誉教授。英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アート名誉フェロー。近代デザイン史専攻。1946年生まれ。武蔵野美術大学卒業。著書「家事の政治学」岩波書店、「モダンデザイン批判」岩波書店、「視覚の生命力」岩波書店、「しきり」の文化論」講談社、「玩物草子」平凡社、「探偵小説の室内」「日記で読む文豪の部屋」白水社、「わたしの家」亜紀書房ほか多数。展覧会監修:「田中一光回顧展」東京都現代美術館ほか多数ーー
最初に登壇した柏木氏は、バウハウスの歴史を中心としたアウトラインを解説。
和田氏は、ドイツ製品にあこがれた幼少期から日産のデザイナー時代、英国のロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)への留学、アウディデザインを経た現在までを、「継承」と「人」をテーマとして点を線でつないでいくようにプレゼンを展開していく。
和田智(わださとし)氏
ーーSWdesign代表・元Audi Designデザイナー。武蔵野美術大学卒業後、日産自動車入社。「セフィーロ」(初代)や「ハイパーミニ」(電気自動車)などのエクステリアデザインを担当。1989年英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アート留学。1998年、アウディに移籍。コンセプトカー「Avantissimo」(2001年)、「Pikes Peak Quattro」(2003年)をデザイン。市販車では、「アウディA6」に始まり、「アウディQ7」、「アウディA5」のエクステリアデザインを担当。エキスパートシニアデザイナー兼クリエイティブマネージャーを務めた。2009年に独立し、SWdesignを主宰。国内外の自動車メーカーをクライアントとして、カーデザイン並びにデザイン監修をおこなっているーー
和田氏のプレゼンの中では、アウディデザインのデザイン場で見た最初のモデルとなる、TTのデザイン起源(公にはDKWモンツァが原型といわる)を和田氏なりに考察する場面や、カーデザイナーとの交流、氏がデザインしたA6にアウトユニオンのレースカーのグリルをモチーフとして引用しているエピソードなど、まさに歴史と人が繋がり、それを継承するデザイナーとしての想いが語られた。
先人が手掛けたモデル その声を聴く
両氏の対談では、当時のディレクターであったワルター・デ・シルヴァからスタジオではなくアウディのデザインミュージアムに机をもっていって絵を描け、そして先人が手掛けたモデルの声を聴きながら一番響いたもの、声を聞かせてくれるものを継承しろといわれ、ミュージアムでインスピレーションを得たというエピソードも披露された。
カーデザインという文脈では語られることの少ないバウハウスだが、「ひとつの学校がひとつの精神を育み、継承し、今のデザイナーが新しく解釈し、翻訳し、何か問題がおきたときは原点に返って、バウハウスをもう一回見つめなおして、新しい次の展開に繋げていくという、ひとつのクライテリア(規範)だと思っている(要約)」と対談の終盤で和田氏が語った言葉が、デザイナーにとってのバウハウスの存在を物語っているのだろう。そして、アウディのデザインも、歴史の継承を経た新たなものへと変化を続けている。
開校100年 きたれ、バウハウス ―造形教育の基礎―
休館日・開館時間は各会場へご確認ください。新潟市美術館
2019年8月3日(土)~9月23日(月・祝)
西宮市大谷記念美術館(予定)
2019年10月12日(土)~12月1日(日)
高松市美術館(予定)
2020年2月8日(土)~3月22日(日)
静岡県立美術館 (予定)
2020年4月11日(土)~5月31日(日)
東京ステーションギャラリー
2020年7月17日(金)~9月6日(日)
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