アルファ最小モデル 新世代デザイン採用
アルファ・ロメオは2024年にBセグメントの新型コンパクトSUVを投入予定だが、その正式発表を前にデザインと仕様の一部がリークされた。
【画像】新たなユーザー層獲得目指すアルファ・ロメオの次世代車【リーク画像とミト、トナーレを写真で比較】 全50枚
新型車の車名は未確認だが、2018年に生産終了したコンパクトハッチバックのミトに代わって導入される同社最小サイズのモデルとなる見込みである。ステランティス傘下のフィアット600eやジープ・アベンジャーと同じe-CMPプラットフォームを採用する。
この新型車のリーク画像がインスタグラムに掲載され、広く出回っているが、アルファ・ロメオはこの件に関してコメントを避けた。
サイズは全長約4.1m、全幅約1.8m。デザインについては、アルファ・ロメオの特徴であるV字型フロントグリル、新デザインのヘッドライト、まったく新しいリアエンド、ショートオーバーハングなどが確認されている。
パワートレインとしては、ジープ・アベンジャーと同様にバッテリーEVモデルとマイルドハイブリッドモデルが設定される見込み。EVには54kWhのバッテリーと、最高出力156psの電気モーターが搭載されると考えられる。
アルファ・ロメオの製品責任者であるダニエル・グッツァファメ氏は以前、新型車についてこう語っていた。「ミトの直接的な後継モデルとなることはないでしょうが、間接的にBセグメントSUVに置き換わることは間違いないでしょう」
「プレミアムBセグメントは存在せず、世界中でそれを埋める必要があります。無限の資金、資源、時間があれば何でもやりますよ。しかし、そうでなければ合理化する必要がある」
「わたし達はさまざまなことを検討しました。2ドアにするか、4ドアにするか、決断する必要がありましたが、ミトをそのまま置き換えることは難しいでしょう。世界のあらゆる物事が進化しており、スモールカーは再び重要性を増しているのです」
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