FCAジャパン(ポンタス・へグストロム社長、東京都港区)は21日、ジープブランドから初となるプラグインハイブリッド車(PHV)「レネゲード 4xe(フォー・バイ・イー)」を11月28日に発売すると発表した。販売目標は年400台。
直列4気筒1.3リットルターボエンジンと6速ATを組み合わせ、前後2基のモーターを搭載した。リアモーターが状況に応じて後輪を駆動し、システム全体の最高出力は「リミテッド フォー・バイ・イー」が191馬力、上位グレードの「トレイルホーク フォー・バイ・イー」では239馬力に達する。燃費はそれぞれ17.3キロメートル/リットル、16.0キロメートル/リットル(WLTCモード)。家庭用200ボルト充電器から給電可能な総電力量11.4キロワット時のリチウムイオンバッテリーを搭載し、モーターのみで最長48キロメートルの走行を可能とした。ドライブモードには、フォー・バイ・イー専用にスロットルやステアリングの応答性を高めた「スポーツ」を追加した。
FCAジャパン、メンテ費用を車両価格とセットにした「ジープ・ウェイブ」 11月から全車種に適用
価格はリミテッド フォー・バイ・イーがガソリンモデル比130万円高の498万円、トレイルホーク フォー・バイ・イーが同110万円高の503万円(消費税込み)。同日発表したオーナーロイヤルティー向上プログラム「ジープ・ウェイブ」が適用され、購入者には3年間のフリーメンテナンスなどのサービスを提供する。
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