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EVは来年1月発売決定! 新型MX-30が本日発売 マツダ新世代SUVの旗手登場

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EVは来年1月発売決定! 新型MX-30が本日発売 マツダ新世代SUVの旗手登場

 マツダの電動化戦略を担うニューモデル、MX-30が発表・発売。

 先行発売となるマイルドハイブリッド(HV)仕様の詳細、追加予定のピュアEV(電気自動車)仕様の投入時期など、今後の予定は?

これが日本再上陸の切り札!? オペルの小型SUV 新型モッカがやってくる?

 販売最前線の生情報を遠藤徹氏がレポートする。

文:遠藤徹/写真:MAZDA

【画像ギャラリー】お待たせしました! マツダ新型MX-30発売! 本日公開のマイルドHV仕様を見る

■新型MX-30のレンジエクステンダー&EV仕様は来年発売へ

スタイリッシュなクーペ風デザインを採用した新型MX-30

 マツダの新型クロスオーバーSUV「MX-30」が、10月8日に発表・発売されることになった。

 2020年9月20日に発売した「CX-30」をベースにしながら、観音開き4枚ドアのスタイリッシュなクーペデザインを採用。

 パワーユニットは、新開発の2L・4気筒「e-SKYACTIV G」を搭載。ラインナップは1グレードで装備品は8つのパッケージから選んで組み立てる好みの仕様にできるような仕立てとしているのが大きな特徴である。

 同時に100周年特別記念車を2021年3月31日までの期間限定で発売する。ピュアEV仕様は2021年1月に(編注:こちらはマツダが本日正式に発表)、ロータリーエンジンを活用したレンジエクステンダーバージョンは2022年前半にも発売する方向で開発を進めている模様である。

まずは「e-SKYACTIV G」を搭載したマイルドHV仕様から先行発売される

 新型MX-30のエクステリアデザインは、全体的にソフトな曲面フォルムのボディシェルで、一見するとSUVというよりクーペスタイルの乗用車といった感じ。

 フロントマスクは、丸目2灯式のヘッドランプを採用し、横長のU字グリルはハニカム的なデザイン処理。リアはヘッドランプと同じような丸目コンビランプを配している。

 室内は、2色のレザー素材でソフトに状運を包み込むような仕立て。ドライビングポジションはまっすぐに座れるマツダ得意のレイアウトを採用。

 ボディサイズは全長4395mm、全幅1795mm、全高1550mmでCX-30並み。最低地上高は180mmで他のクロスオーバーSUV並みを確保している。

 エンジンは2L直列4気筒、性能は最高出力115KW(156ps)/6000rpm、最大トルク199.9Nm(20.3kgfm/4000rpm。モーターは最高出力5.1KW(6.9ps)、最大トルク49Nm(5.0kgm)を発揮する。

■注目の価格は242万円から!

MX-30のインパネ。一直線でシンプル&シックにまとめられた造形が印象的

 車両本体価格は、ベース車がFF/242万円、4WD/265万円。

 ベーシックパッケージ/7万7000円、セーフティパッケージ/12万1000円、ユーティリティパッケージ/8万8000円、インダストリアルクラシックパッケージ/モダンコンフィデンスパッケージ11万円。

 360度セーフティパッケージ/8万6880円、ボーズサウンドシステム/7万7000円、インテリアパッケージ/8万8000円、エクステリアパッケージ/7万7000円。

 ベース車の装備内容は、215/55R18タイヤ&18インチアルミホイール(シルバー塗装)、Dピラーガーニッシュ(ブラック)、ステアリングウレタン、フロントドアインナーハンドル(シルバー)、スマートブレーキサポート(前方検知機能)/後方検知機能/後進時左右接近物検知機能を装備。

 さらに緊急時車線維持支援、マツダ・レーダークルーズ・コントロール(全車速追随機能付き)などを装備。

 また、ハイビームコントロールシステム、リバース連動ドアミラー機能付き電動格納リモコン式カラードドアミラー(オート格納)、バックガイドモニター、電波式キーレスエントリーシステム(アンサーバック機能付、リアゲート連動)&電波式キー×2なども装備する。

RX-8などと同じ観音開きドアを採用するMX-30の室内空間

 「ベーシックパッケージ」は、ベーシックな機能を充実させるパッケージ。

 装備は交通標識認識システム、リバース連動ドアミラー機能付電動格納リモコン式カラードドアミラーブラック(オート格納)ヒーティッド機能、自動防眩ルームミラー、ステアリング本革巻、シフトノブ本革巻など。

 また、ステアリングベゼル/スイッチ(プラチナサテン)、フロントドアインナーハンドル(プラチナサテン)、バニティミラー照明付(運転席/助手席)、リアパッケージトレイ、アドバンストキーレスエントリーシステム(アンサーバック機能付、リアゲート連動)&アドバンストキー×2も装備される。

 このほか「セーフティパッケージ」は安心の先進安全装備をプラスする、「ユーティリティパッケージ」は運転のし易さと快適性をさらに向上。

 「インダストリアルクラシックパッケージ&モダンコンフィデンスパッケージ」はMX-30の世界観を表現したデザイン、「360度セーフティパッケージ」はクルマの外と中を見守る安全運転サポート、「ボーズサウンドシステム」は臨場感に満ちたサウンドを楽しめる音響空間を実現。

 「インテリアパッケージ」は自分らしさを表現する2つのカラーコーディネイト、「エクステリアパッケージ」は、MX-30をさらに個性的に彩る各パッケージとなっている。

■100周年記念車も設定で先行予約も10月上旬から開始

ピュアEV仕様とロータリーエンジンを活用したレンジエクステンダーバージョンは来年にも発売する方向で開発を進めている模様だ

 100周年特別記念車は、2WDが315万7000円、4WD/339万3500円。

 特別装備は創立100周年スペシャルロゴ、2トーン(セラミックメタリック/マローンルージュメタリック)の専用ボディカラー、フロアカーペット(レッド)、フロアマット(レッド)。

 シート材質=クロス(ブラック)+合成皮革(レッド)、360度ビューモニター、ドライバーモニタリング、ボーズサウンドシステム+12スピーカーなど。

 10月上旬から先行予約を受け付けているが、カタログや実車がない状態なので、受注台数はまだ僅かにとどまっている。

 生産開始は10月中旬からで納期は2021年にずれ込む見通し。1グレードでパッケージを選ぶ方式はマツダにとって初めての販売方式であり、軌道に乗るまで多少時間がかかる可能性がある。

独自の観音開きを採用するMX-30。その外観同様ユニークな新型車が走り出す

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みんなのコメント

2件
  • EV仕様は欧州向けだけでOK。
    HONDA eとキムタクアリアに委ねましょう。
    日本向けはこのマイルドハイブリッドで充分です。
    CX-30より走りがいい感じと耳にしました。
    乗って確かめたい車です。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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