■2024年モデルでポップな新色設定
スズキが2024年2月27日に発売開始した、軽商用バン「エブリイ」、軽ワゴン「エブリイワゴン」の改良モデル。現行型としては2022年以来2年目となる一部改良です。
今回の改良モデル、110万円台から選べるリーズナブルさに加え、最大7色にわたる多彩なカラーバリエーションも見ものとなっています。
スズキが牽引する商用バン&ワゴンの「エブリイ」の歴史は、1961年登場の「キャリイトラック」から始まりました。
1964年には「キャリイ バン」が追加され、1982年にそれが「エブリイ」として別車種に独立します。
「エブリイワゴン」が誕生したのは1999年。エブリイとしての4代目とともに新設定されました。
現行型のエブリイは2015年に登場した6代目で、以後マイナーチェンジが幾度となく実施され、進化してきました。
さて、気になる外装色ですが、まずバンはこれまでの5パターン「ホワイト」「シルキーシルバーメタリック」「クールカーキパールメタリック」「ブルーイッシュブラックパール」「ノクターンブルーパール」から、「ノクターンブルーパール」が無くなり、代わりに3つの新色「パールホワイト」「デニムブルーメタリック」と「モスグレーメタリック」が追加されます(一部機種をのぞく)。
いっぽうワゴンのほうは、「パールホワイト」「シルキーシルバーメタリック」「クールカーキパールメタリック」「ブルーイッシュブラックパール」「ムーンライトバイオレットパールメタリック」から、「ムーンライトバイオレットパールメタリック」が無くなり、代わりに2つの新色「デニムブルーメタリック」と「モスグレーメタリック」が追加されます。
新色「デニムブルーメタリック」は、2020年モデルのクロスオーバー「ハスラー」「スペーシア ギア」や2022年発売の「スペーシア ベース」にも採用。おなじく新色の「モスグレーメタリック」も、「スペーシア ベース」に採用されています。どちらも「商用車らしからぬオシャレ感」と好評を博しています。
主なスペックですが、今回の一部仕様変更では、自動変速機にCVT(自動無段変速機)を新設定。従来の5速AGSや4速ATに比べ、燃費性能や静粛性をさらに向上させています。
CVT車では電子制御式4WDに3つの走行モードを設定。使用状況や路面状況に応じて「2WD」「4WD AUTO」「4WD LOCK」が選べ、さらにぬかるみ脱出アシストも装備して悪条件に強い走行能力を手にしています。
エンジンラインナップにも変化があります。商用バンのエブリイはこれまで自然吸気エンジンのみでしたが、今回はターボエンジン搭載の「JOIN ターボ」が新たに設定されています。
新型エブリイ(バン)の販売価格(消費税込み)は、119万7900円から181万9400円まで。新型エブリイワゴンの販売価格は、183万8100円から208万3400円です。
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みんなのコメント
スズキでは開発出来なかったのか?、買った方が開発費や製造の節約なのか?
スズキファンは発狂するの?
え・・・!、カッコイイじゃないんだ