ブランドや車種の個性が表れるのは、デザインやメカニズムだけとは限らない。例えば、収納スペースもそのひとつ。ユーザーが少しでも使いやすいように創意工夫が凝らされている。そのこだわりをチェックしてみた。
1993年に初代モデルが登場。従来の軽自動車の弱点だった室内空間の狭さを、背を高めることで解決した意欲作として人気を集めた。現行モデルは2017年デビューの6代目。新プラットフォーム「HEARTECT」の採用による軽量化と高剛性化のほか、加速時にモーターでエンジンをアシストするマイルドハイブリッドシステムを搭載し、走行性能を向上させた。その他にも、3つの異なるスタイルを用意するなど、多様化するニーズに対する工夫も凝らされた。
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誰が使っても便利な収納がズラリ
3つの顔を持つが、内装のレイアウトは全車共通でカラーや加飾で個性を演出する。収納類は前席を中心に充実しており、ポケットなどがドライバーを囲むように配置されている。また、助手席の座面下には取り外せるバケツを設けたほか、後席ドアの内側には傘を置くためのホルダーを設置するなど、限られた空間を最大限に活かす創意工夫が感じられる。
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