中古車相場が大きく動くのがフルモデルチェンジのタイミング。そこで、2023年11月にニューモデルとして復活したトヨタ ランドクルーザー70の先代モデルの中古車相場の動きを、新型登場直前の時期と比較してみたが……これはどういうことなの……。
※本稿は2024年5月のものです
文:萩原文博/写真:トヨタ
初出:『ベストカー』2024年6月26日号
まさかの[ランクル70]中古車が高騰!! たったの6カ月で約[73万円アップ]したワケって?
■トヨタ ランドクルーザー70(1984~2004年、2014年)
トヨタ ランドクルーザー70。2004年の国内販売終了後は、2014年に期間限定でバンとピックアップが販売された
ランドクルーザー70は、1984年に登場し、世界各国で愛用されているヘビーデューティ仕様のSUV。日本市場では2004年に一旦販売終了。その後2014年に誕生30周年記念として限定販売され、2023年11月に日本市場に再導入された。
その再発売直前のランクル70の中古車の平均価格は約395.8万円。そして現在は約469万円と大幅に上昇した。流通している中古車は、2004年式以前のものが約150台と圧倒的に多い。一方、再発売モデルは台数は少ないが、価格が1000万円以上のプレミアム価格のため相場が上昇している。
●トヨタ ランドクルーザー70
・ニューモデル登場(2023年11月)直前の中古車平均価格:約395.8万円
・2024年5月上旬の中古車平均価格:約469万円(約73万円上昇)
・中古車オススメ度:★☆☆☆☆
【画像ギャラリー】もうわけがわからないよ!! 先代型トヨタ ランドクルーザー70の中古相場高騰の理由(16枚)
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みんなのコメント
「今の70は旧来のユーザーの受け皿にはなり得ない」市場でそう判断された結果が価格に反映されてるんでしょう。
中には「新型欲しいけど買えないから旧型で良いや」って人も居るのかもね。