3列シートのスポーティ・ミニバン、ホンダ・JADE(ジェイド)に試乗してきた。その外観からは3列のミニバンには見えないデザイン、運転席に座ると視界がすっきりとした広々空間があり、見た目とのいい意味でのギャップ満載のJADEだった。<レポート髙橋 明/Akira Takahashi>
■ポジショニング
JADEは全高1500mmに抑えた3列シートのミニバンで、新たなニーズを掘り起こす使命を持つモデルだ。スポーティミニバンはストリームがあり、トヨタではウイッシュがあった。このマーケットのユーザーニーズは次第に変化していると、マーケティングしている。
面白いのはトヨタでは、ミニバンとしてのスペースを重要視するユーザーはヴォクシー/ノア/エスクァイアへ、スポーティな走りや乗り心地などを求めるユーザーはSUVなどへシフトしているとみている。逆にホンダではステップワゴンユーザーはトヨタ同様にスペース重視のユーザーだろうが、スポーティな走りを求めるユーザーに対して、ユーティリティを持たせつつ満足度の高いモデルとして投入してきたのが、このJADEになる。
ライバルはほぼなく、あえて比べるとしたらスバルのエクシーガになるだろう。だが、それはステーションワゴンタイプに近く、3列であるという部分だけで、クルマが持つ意味合いは異なる。
JADEは走行性能、スタイリング、多人数乗車を基本性能とし、ストリームからの買い替えユーザーをはじめ、ステーションワゴン、セダン、ハッチ系ユーザーからも支持されるポジショニングとして投入されている。
■インプレッション
基本性能とする走行性能では、パワーユニットに1.5L直噴DOHC i-VTECエンジンをベースとしたハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-DCD」を搭載。燃費は25.0km/Lをマークしている。パワーユニットはヴェゼルと共通としており、中国で販売しているガソリンエンジン搭載モデルは国内では販売しない。トランスミッションはモーター内蔵の7速DCTで、発進にはモーター駆動を使うユニークなシステムだ。
スタート時に早びらきを嫌ったためか、やや反応が重く感じるセッティングにしている。したがって動き出しにややリニア感に欠けるのだが、制御領域なので意図するセッティングということだ。
またエンジンブレーキに相当するLポジションにシフトをすると、予想以上にエンジンブレーキがかかり、これもある意味ハイブリッドならではのフィールだ。ハイブリッドはバッテリーの充電状況によって回生量が変化し、そのため減速感も変化するのが一般的だったが、JADEではそこまで如実に感じるようなことはない。
また、車速にもよるが巡航走行中に5速から3速へのシフトダウンをイメージしてLモードを選択すると、2速へ落ちたのではないか?というほどエンジン音が高回転になる。でも大きな減速Gはなく、エンジン音と減速感のズレを少し感じる場面もあった。
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