スーパーカー並の性能
BMWは8月15日、新型の高性能ステーションワゴン「M5ツーリング」を発表した。V8エンジンのプラグインハイブリッド・パワートレインから合計出力727psを引き出す。
【画像】BMWの高性能ステーションワゴンついに登場!【BMW新型「G99」M5ツーリングを写真で見る】 全25枚
BMW M5ツーリングは、2010年に登場したV10エンジン搭載の「E61世代」以来となる。現行型5シリーズ・ツーリングをベースに、スポーティに仕上げている。英国価格は11万2500ポンド(約2150万円)からで、2025年初頭から納車開始予定だ。
新型「G99」M5ツーリングは、最高出力585psの4.4L V8エンジンに197psの電気モーターを組み合わせ、合計出力は727ps、最大トルクは102kg-mに達する。0-100km/h加速は3.6秒、最高速度は250km/hで、オプションのMドライバーズ・パッケージを装着すると305km/hまで引き上げられる。
M5セダン同様、車両重量は約2.5トンと重い。パワフルではあるが、加速力でライバルと比較すると、最高出力600psのアウディRS6アバント・パフォーマンス(0-100km加速3.6秒)や、最高出力680psのメルセデスAMG C 63 S Eパフォーマンス(同3.4秒)などに対するアドバンテージはない。
ただし、18.6kWhの駆動用バッテリーによる電気のみの航続距離は61~67kmとトップクラスだ。電気のみで最高140km/hまでの加速も可能。バッテリーは最大11kWのAC充電に対応する。
車重が重いのは電動パワートレインによるものだけでなく、ボディのサイズアップとシャシー強化の影響も大きい。M5セダンも先代F90型に比べて重量が450kg増加している。
M5ツーリングのボディサイズは全長5096mm、全幅1970mm、全高1516mm。力強く膨らんだフェンダーやエアロパーツの装着により、標準的な5シリーズ・ツーリングより全長が36mm長くなっている。
スポーティな専用セッティング
BMWの歴史においては、M5ツーリングは1992年に誕生したE34世代から数えて3番目に当たる。
昨年には “弟分” のM3ツーリングが発表されており、BMWとして初めて2種類の高性能ステーションワゴンを導入することになる。
M5セダン同様、M5ツーリングのシャシーも標準車より改良され、サスペンション、ステアリング、構造部品のすべてがアップグレードされている。
欧州仕様ではアダプティブ・サスペンション、四輪操舵システム、専用のMディファレンシャルが標準装備される。
インテリアはバケットシート、カーボンファイバーのトリム、曲面ディスプレイなど、M5セダンと同様のレイアウトが採用された。
トランク容量は5人乗車時で500L、後部座席をたたむと1630Lに拡大される。
なお、BMWの日本向けウェブサイトにもM5ツーリングが掲載されているが、本稿執筆時点では価格や納車開始時期などは確認できていない。
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