小林利徠斗がスーパーフォーミュラ初ドライブへ。鈴鹿での公式／ルーキーテスト参加が発表

　12月11日（水）～13日（金）に三重県の鈴鹿サーキットで行われる全日本スーパーフォーミュラ選手権の公式／ルーキードライバーテスト。開催に向けて続々とドライバーが明らかになっており、12月3日には小林利徠斗の参加が発表された。

　シーズン終了後の12月に開催されるスーパーフォーミュラの公式／ルーキードライバーテストは、最初の2日間が参加ドライバー対象制限なし、最終日はスーパーフォーミュラ決勝レース出走回数が積算で4戦未満のドライバーに限定されて行われる。

　テストに向けてシリーズを開催する日本レースプロモーション（JRP）は、公式SNSで参加ドライバーを続々と発表しており、12月2日には大草りきと小山美姫、翌3日には高星明誠と野中誠太、そして少し時間を開けて小林の参加が明らかとなった。

　小林はTOYOTA GAZOO Racingドライバー・チャレンジ・プログラム（TGR-DC）に所属する19歳。2022年にスカラシップに選出されFIA-F4に参戦、2023年にチャンピオンを獲得すると、今季2024年はスーパーGT GT300クラスと全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権、スーパー耐久シリーズ、マカオグランプリといったさまざまなレースに臨み、スーパーフォーミュラ・ライツではランキング2位に輝いている。

　また小林は、グランツーリスモシリーズなどのオンラインレース界でも活躍をみせており、2021年のTOYOTA GAZOO Racing GT Cupで3位になったほか、同タイトルを使用した国体やワールドファイナルへの出場経験などを持っており、自身のSNS（＠tokari71）でもグランツーリスモのプレイ映像などを投稿している。

　まさにリアルとバーチャルで活躍する二刀流レーシングドライバーの小林。初ドライブとなるスーパーフォーミュラSF23でどんな走りを見せてくれるか、走行後の感想が楽しみなドライバーのひとりだろう。なお、参加チームなどの情報は後日発表となっている。